サービス・料金

特殊清掃の依頼手順と料金|まごのて

特殊清掃は、孤独死など人の死が起きたお部屋を「安全に快適に入室できる状態」へ戻すための専門作業です。

特殊清掃の最終目的は「部屋が部屋として機能すること」で、汚れやにおいが無くなり孤独死などの事故を無かったコト、にする清掃技術です。

このページでは孤独死が起きた部屋を回復させるプロセスを順を追って(遺品整理・家財撤去、完全消臭、原状回復)まで段階的にご案内します。

1.  特殊清掃から原状回復までの流れ
2. 特殊清掃の料金について
3. まごのてが優良な特殊清掃業者である理由
4. 特殊清掃の記録や臭気の数値化
5. ご遺品整理のご案内
6. ご遺品整理料金について
7. 孤独死の後始末の責任がある人
 

簡単な電話ヒアリングだけで特殊清掃やご遺品整理の手順をご案内します。

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孤独死の特殊清掃の順序とご依頼方法

 

特殊清掃から原状回復までの流れ

孤独死や事故が起きた際に原状回復までの流れを以下に示します。実際の手順通りの流れを記載しておきますので手順通り進めることをオススメします。

・ ① 特殊清掃・一次処理(応急処置)
 まごのでは一番重要な作業と考えており、孤独死発覚直後にやるべきことと位置づけています。詳しくは別記事をご用意していますので是非ご一読ください。

 参考:コラム「まず特殊清掃一次処理を優先すべき理由」 →孤独死や自殺現場の初期対応|清掃と消臭の正しい進め方

・ ② 遺品整理/家財撤去(別項目)
 特殊清掃一次処理で入室環境が整ったら、貴重品確認・形見分け・家財の分別/搬出を行います。孤独死発覚直後に家財撤去から開始しようとすることが多いですが、必ず一次処理後の実施をお願いします。

・ ③ 特殊清掃二次処理(完全消臭)
 特殊清掃のクライマックスと言える作業で、床下に染みたり流れた臭い発生源となる汚れの除去やにおいを完全消臭する重要な作業です。

・ ④ リフォーム(原状回復工事)
 特殊清掃の工程で内装の開口・撤去が生じた場合は、内装の復旧/意匠回復を実施。まごのては自社工事部で一貫対応が可能です。

・📸 孤独死や自殺の特殊清掃事例は別ページでご案内しています。

・💬 特殊清掃でよくある質問特殊清掃業者選びの注意喚起

孤独死の起きた部屋の原状回復4つの工程

孤独死発覚直後にする特殊清掃一次処理(応急処置)

孤独死発覚直後にご依頼いただくサービスで、他の特殊清掃業者ではあまり見かけない内容だと思います。まごのてではこの特殊清掃一次処理を一番重要と位置付けており、孤独死が起きた部屋の原状回復の成否を分けるのはこの特殊清掃一次処理がきちんとできたかどうかだと考えています。

特殊清掃一次処理の目的はシンプルで大きくは2点です。

・ 入室環境を整えてご遺族や関係者がストレスなく入れるようにすること。
・ 近隣に漏れ出たにおいや害虫を止めること。

詳しくは孤独死や自殺現場の初期対応|清掃と消臭の正しい進め方 でご案内していますが、とにかく一次処理さえしておけば後の作業がすべてスムーズに進めますので必ず行うようにしてください。

 注意:**家財撤去を先に始めないでください。**汚染や臭気が拡散し、工程が増える恐れがあります。

今すぐ一次処理を手配 — 最短当日で「入室できる部屋」に。

電話ヒアリングだけで作業内容と概算をご案内。到着後部屋の状況と料金を提示しすぐ着手します。

最短当日 料金提示してから着手 一次処理 7~15万円 目安 全員正社員チーム

目的:ご遺族や関係者がストレスなく入室できる状態へ/近隣へ漏れる臭気・虫の拡散をストップ。
※ 二次処理(完全消臭)・家財撤去・リフォームは別項目でご案内。

最初にやること(3ステップ)

  1. 電話で状況を伝える(住所・解錠・臭気/虫の状況だけでOK)
  2. 到着後に状況と作業内容と料金をお伝えし着手
  3. 完了時に、家財撤去・完全消臭・リフォームのご提案をします

ご遺品整理や家財撤去(部屋を空にする)

特殊清掃一次処理が済んでから家財の撤去やご遺品整理を行います。何度もいいますが家財撤去を先にやる風潮が今もまだありますが、特殊清掃一次処理前に家財撤去をやるとどうしても汚れが拡散し現場が荒れてしまいますので、必ず特殊清掃一次処理から行うようにしてください。

家財撤去を先にやって後の特殊清掃が難航した事例は特殊清掃実例のページでご紹介していますが、賃貸住宅の場合は家賃保証会社が先に残置物処理をする傾向にありますが、残置物撤去業者の仕事は粗く汚いので手間かも知れませんが必ず特殊清掃一次処理後にお願いいたします。

ご遺品整理や家財撤去も併せてご依頼いただいてます

部屋を蘇らせる特殊清掃二次処理(完全消臭)

家財撤去後に行う作業で床下などに漏れ出たご遺体痕やハエが汚れを拡散したために出来た臭い発生源となる汚れを取り除く作業です。特殊清掃一次処理はあくまでも表面的な応急措置ですが、この二次処理は完全に臭いの元を無くすことと部屋を綺麗に清掃することが目的です。

【孤独死の事故物件再生】東京都葛飾区での孤独死事例こちらの記事にどのような工程を経て完全消臭するのかが掲載されていますので是非参考にしてください。

特殊清掃二次処理は着手から概ね10日~20日ほどお時間をいただきます。具体的な作業や費用については特殊清掃事例集でもご案内していますので是非参考にしてください。

完全消臭をし絶対ににおいが戻らないように処理

リフォーム(原状回復工事・別見積)

目的:清掃工程で開口・撤去した箇所や劣化部位を復旧する。

 やること:床・巾木・下地の補修/クロス・床材張替え/建具・設備の復旧等。

 結果:居住・募集・引渡しに耐える原状回復

 時間目安:1日~(仕様・面積により設計)。

 メモ:当社は自社工事部で一貫対応が可能です。

(回遊導線)
・📸 施工実例→孤独死などの事故物件を再生した事例集 
・📚 工程レポート→事故物件化を防ぐ!特殊清掃と原状回復リフォーム実例

自社工事部で完全なリフォームを行います

特殊清掃の料金(段階別・別項目表示)

孤独死が起きた部屋の原状回復料金は、はじめての方にも分かるよう段階別に“別項目”でご案内します。

特殊清掃の進め方に沿って特殊清掃一次処理からリフォームまで細分化して目安の料金をお知らせいたしますが、孤独死のあった部屋は死後日数や季節などで大きく状況が変わりますので一概には言えないところですが、一応の相場とされる基準は特殊清掃費50万円、家財撤去(ご遺品整理)50万円の合計100万円です。

つまり項目の(1)~(3)までで100万円前後かかる可能性は念頭に置いておけば大きく乖離することはないと考えます。まごのてでは他社のように「安い安い」と煽ったり、嘘や誇張がある料金表示はしておらずすべて事実に基づいた根拠ある料金提示をしていますので安心して読み進めてください。

孤独死の特殊清掃の料金相場について解説した記事ですので是非参考にしてください。

特殊清掃一次処理(初期の清掃と消臭)

・ 最短当日に駆けつけ、まず「入室できない部屋」を入室可能に戻します。
・ お電話のヒアリングだけで必要作業を確定できます。
・ 目的は2つ:①ご遺族でも入れる状態にする/②近隣へ漏れる臭気・虫の拡散を止める
 

【料金(応急処置の目安・税込)】
・ 軽度70,000~100,000円
・ 重度でも:~150,000円で収めます

※一次処理はあくまで“応急”。家財撤去/遺品整理、二次処理(完全消臭)、リフォーム別項目で後段にご提案します。

【ご依頼の進め方】

  1. お電話で状況ヒアリング※断片的な情報でも構いません。

  2. 現地到着後に現場の状況や料金をお知らせしすぐに作業に取り掛かります。

  3. ご遺体痕汚れの除去や汚れた物の撤去(布団や畳など)と洗浄、ウジハエの駆除と簡易的な空間除菌消臭を行います。

  4. 作業後の状態確認と報告書提と今後の作業提案書提出②家財撤去/遺品整理、③完全消臭最適な段取りと概算をご案内

    まだまだ一般化してる作業ではないので必要か?と思われるお客様も多いのですが省くと近隣トラブルや後の工程の難易度が上がる原因にもなりかねませんので必ず実施してください。参考記事→【孤独死の特殊清掃】発覚直後は入室厳禁!正しい手順で損失回避 
     

特殊清掃一次処理はご遺族や関係者を守る作業

遺品整理/家財撤去の料金

入室可能な状態を確保したらご遺品整理や家財撤去に進みます。この作業はお身内で貴重品や形見のピックアップをしてからご依頼いただいても良いですし、遠方なのでなかなか来れないといった場合でもすべてお任せいただくことも可能です。

料金は部屋の広さや物量で変わりますが概ね下記の表通りです。本サイト下段にはご遺品整理料金の決まり方をご説明しています。

ご遺品整理(家財撤去)の目安料金レンジ

1K・ワンルーム 6万円~30万円 ※量による
2DK・2LDK 15万円~60万円 ※35万円あたりが多い
3DK・3LDK・一軒家 20万円~250万円


安い安いと煽らない遺品整理

特殊清掃の総仕上げ|特殊清掃二次処理

特殊清掃一次処理で入室可能にした後、汚れと臭いを“完全に取り切る”ための最重要工程です。臭い戻りを防ぎ、部屋を「部屋として使える」状態に戻します(工程の細部は現場により異なります)。
 

・ 料金目安:150,000~400,000円現場管理費諸経費別途
・ 期間目安:着手から10~20日(消臭の定着・乾燥・確認を含む)
・ ご案内:二次処理の具体的な段取りと見積は、一次処理当日にご説明します。
・ 次工程:必要に応じて**④リフォーム(原状回復工事)**へ。

この作業をしっかり行わなければリフォーム完了後や最悪の場合次の入居者が入った後に臭い戻りが発生し、大きな損失が出る可能性がありますので必ず完全消臭ができる特殊清掃業者を選びましょう。なお数年前より急増しているのが他の特殊清掃業者に依頼したけど臭いが消えず泣く泣く再依頼というものが増えてますので充分にご注意ください。参考記事→【特殊清掃業界の恥】他社が失敗した特殊清掃やり直し3発を公開!
どんな小さな汚れも見逃さない特殊清掃二次処理

リフォーム(原状回復工事|別見積)

特殊清掃の完了後、開口・撤去が発生した箇所や劣化部位を安全性と意匠の両面から復旧し、居住・募集へシームレスに移行します。まごのては自社工事部があるため、清掃→工事を一貫対応。業者待ちや段取りの空白を減らし、機会損失(空室日数の増加)を最小化します。

〈提案の方針〉
・ 地域特性×賃貸ニーズを踏まえた内装計画(間取り・素材・色味・設備グレード)
・ リーシングを見据えた仕様で、募集賃料の維持を目指す改修(事例と根拠をセットで提示)

仕上げのリフォームをご希望の場合は特殊清掃中にリフォームのご提案をし、ご了承いただけましたら特殊清掃完了後すぐに取り掛かりますので時間ロスがなく期間損失縮小に一役買っています。


価値があるリフォームで部屋を再生します

特殊清掃でまごのてが選ばれる理由(当社の強み)

突然の孤独死や事故が起きた部屋では、まず「入れない部屋を入れる部屋に戻す」ことが最優先です。まごのては見積り訪問を挟まず、お電話のヒアリングだけで段取りを確定し、最短当日に正社員の特殊清掃スタッフが駆けつけます。

到着後は一次処理の上限金額をその場で提示し、ご了承後すぐ着手。臭気・虫の拡散を抑え、近隣トラブルを未然に防ぎながら、次工程(家財撤去/遺品整理・完全消臭・リフォーム)までその場で一気通貫の計画をご案内します。

さらに、清掃→完全消臭→原状回復自社工事部まで含めてワンストップで担うため、業者待ちによる機会損失(空室日数)を最小化できます。費用は特殊清掃、家財撤去、遺品整理を別項目で明細化し、重複計上はありません。オーナー・管理会社さまには地域特性を踏まえた内装提案で、孤独死後も賃料を下げない復旧を目指します。
 

〈まごのての強み・要点〉
・ 一次処理の制度化を業界に先駆けて導入(当社調べ):見積りより応急処置を優先し、被害拡大を抑制
・ 全員正社員の特殊清掃スタッフ:判断が速く、最短当日の機動力
・ ワンストップ体制:清掃~完全消臭~自社工事部で原状回復まで一貫対応
・ 透明な会計:作業内容別で明細化幅がある見積もりでも上限を提示/後日上乗せなし(事前合意がある場合を除く)
・ 賃料維持を見据えたリフォーム提案:地域ニーズ×ターゲティングで賃料維持
・ 近隣・プライバシー配慮:ロゴ無し車両・時間帯配慮・共用部養生・写真/報告書作成

卓越した技術で事故物件を再生します

まごのては問題解決能力と機動力が高い!

孤独死が起きた際によくある行動として家財撤去やリフォーム見積もりを先行させたり、リフォーム見積もりをしたり、家賃保証会社が残置撤去をするという行動があり、慣例的に行われていますが、孤独死が発覚した直後は床面には腐敗体液が広がり、足元には数百のウジ虫が這い回り、強烈なにおいとともにハエが乱舞しています。

このような状況下で何らかの作業をするのは、その作業に携わる人や近隣も巻き込んで被害を拡大させることになりかねません。孤独死発覚直後はとにかく今目の前で起きてるにおいの問題や周囲に影響を与えてる状態をいち早く解決することに注力すべきで、その解決ができない見積もりや残置撤去ではなく、まずやるべきは特殊清掃一次処理です。

今起きている問題を速やかに解決して次に繋げるための行動はまごのてが一番優れていて、東京近辺でも問題解決能力がはるかに高い特殊清掃業者と多くの方から支持されています。

全員正社員の特殊清掃チーム=機動力と迅速な判断

まごのての特殊清掃スタッフは全員が正社員です。採用・教育・装備・評価までを社内で一気通貫することで、当日の機動力現場での判断速度を最大化しています。属人化に頼らず、誰が行っても同水準の品質で「入室可能化→完全消臭→原状回復」までを前提に動ける体制です。参考ページ→まごのての会社案内

 正社員体制のメリット(品質とスピード)

・ 即応性:人員調達や下請け手配を待たず、最短当日の出動が可能。
・ 判断力:現場リーダーがその場で工程とリスクを判定し、的確で安全な作業をします。
・ 再現性:標準手順書(SOP)と装備規格を社内で統一し、仕上がりのブレを抑制。
・ 守秘・法令順守:撮影・記録・鍵の取り扱いを含む守秘ルールを徹底。廃棄は適正処理。

 教育・訓練と装備(現場で迷わない)

・ 初期訓練+定期訓練:汚染・臭気・害虫の基礎から、下地の判断、薬剤・機器の安全運用まで反復訓練。
・ 装備の定番化:PPE、コーティング資材、薬剤、臭気測定/確認ツールを標準セットで常備。
・ 安全第一:オゾン等の機器は手順遵守。入室管理・漏洩防止・残留確認を徹底。

[H4] 品質保証(抜け漏れを作らない)

・ チェックリスト運用:養生・導線・封じ・一次処理・記録の必須項目を全件確認。
・ 写真記録と共有:社内保管を原則に、必要範囲で関係者へ提出。
・ 行別明細項目別で料金提示し、「一式」などの曖昧表記無し。

東京で一番問題解決能力が高いまごのて

記録と数値で“納得”を担保(写真・臭気確認・レポート)

特殊清掃作業はご遺族や関係者すら入室出来ない中で行うので、どうじてもブラックボックス化しやすく、その作業環境が後になって臭い戻りを起こしたりする作業不備に繋がると考えています。

お客様からしても何をしたかわからないような状況では不安しかありませんので、まごのてでは作業記録はもちろん、臭気測定器を使ったにおいの見える化を徹底して行っています。
 

・ 写真記録(Before/After):個人特定不可の加工を徹底し、作業範囲と結果を明示
・ 臭気の確認:必要に応じて臭気計数値確認やチェックシートでポイントを共有
・ 作業レポート:工程/使用薬剤/養生・動線/適正処分の記録を提出
・ 行別明細:TS(特殊清掃)/KA(家財撤去)/IS(遺品整理)を別項目で記載(上限提示を明記)
・ 情報管理:個人(故人)情報は社内保管のみ
・ アフターフォロー:引渡し後のご相談や物件の買取や査定に柔軟対応

参考記事→特殊清掃業者の技量を知るには提出書類の有無で判断できる


特殊清掃現場をブラックボックス化させない

はじめての方へ:当日までの準備チェックリスト

特殊清掃は時間との勝負です。分からない項目があっても大丈夫。お電話のヒアリングだけで当日の段取りを確定します。下記がそろっていると、よりスムーズです。

【ご用意いただくと良い情報】
・ 住所・建物名・部屋番号/駐車の可否・車両サイズ制限
・ 解錠方法(立会い可否・キーボックス番号・管理会社経由など)
・ 電気/水道の使用可否(不通の場合は臨時開栓いたします)
・ 臭気と虫の状況(弱・中・強/どの部屋で強いか/廊下や外部への漏れの有無)
・ 建物条件(階段段数、エレベータ有無・使用制限、廊下幅、搬出導線
・ 近隣配慮事項(作業可能時間、静穏ルール、養生が必要な共用部)
・ 写真(任意):玄関/問題箇所/廊下・EV内 などが1~3枚あると正確に準備できます。
 

【前日~当日の流れ(最短)】

  1. お電話で状況確認 → 必要作業を確定(特殊清掃一次処理の場合)

  2. 対応エリア内は最短当日に正社員スタッフが出動

  3. 到着後、一次処理の作業説明と確定金額を提示 → ご了承後すぐ着手

  4. 一次処理の完了報告+ ②遺品整理/家財撤去・③完全消臭・④リフォームの段取りと概算をご案内(各項目は別行で明細化
     

【お願い/NG】
・ 窓全開や換気扇ONで臭気を外に出さない(近隣トラブルの原因)
・ 家財撤去から先に始めない(汚染・臭気が拡散し工程が増えます)
・ 自己判断で特殊清掃のようなことを行わないでください(健康被害の恐れ)

まごのてに特殊清掃相談をする
 

特殊清掃よくある質問(初めての方向け)

Q. まず何をすればいいですか?
A. 一次処理(応急)を最優先してください。お電話のヒアリングだけで段取りを確定し、最短当日に伺います。到着後に上限金額をその場で提示し、ご了承後すぐ着手します。
 

Q. 見積りだけお願いできますか?
A. 当社は見積り訪問は行いません。まず一次処理で入室可能化し、その場で②遺品整理/家財撤去(別項目)・③完全消臭・④リフォームの段取りと概算をご案内します。
 

Q. 一次処理の費用はどのくらい?
A. 目安は**軽度 7~10万円/重度でも ~15万円(税込)**です。内容は応急的にご遺体痕の洗浄や汚れものの除去、入室可能レベルまで臭気を下げることです。
 

Q. 二次処理(完全消臭)の費用と期間は?
A. 目安は15~40万円(税込)現場管理費諸経費別途。期間は着手から10~20日が目安です(消臭の定着・乾燥・確認を含む)。
 

Q. 立会いが難しいのですが?
A. 無人対応可です。鍵の受け渡し(管理会社経由・キーボックス等)に対応し、写真付きの簡易レポートをお渡しします。
 

Q. 支払い方法は?
A. 現金/銀行振込/クレジットカード。法人は請求書払いにも対応します。
 

Q. オゾンなどの機器は安全ですか?
A. 当社は入室管理・漏洩防止・残留確認を徹底します。詳しくは解説コラム(オゾン消臭の落とし穴!正しい部屋の消臭方法とはをご参照ください。

Q. 料金の線引きは?
A. 特殊清掃家財撤去・遺品整理別項目で明細化し、重複計上はありません。

特殊清掃よくある質問

まごのての特殊清掃対応エリア

東京都:23区・多摩エリア※離島は除く
埼玉県/千葉県/神奈川県/栃木、茨城、群馬、山梨の一部地域

※遠方は応相談。スケジュール次第で最短当日の手配が可能です。

特殊清掃全国対応

特殊清掃の注意喚起(悪質事例の回避)

特殊清掃は情報が少なく、極端な安値広告や不透明な請求が起こりやすい分野です。トラブルを避けるために、下記のポイントをご確認ください。

【要注意のサイン】
・ 「1Kで●万円」などの極端な安値の一式表示(工程不足や当日上乗せの温床)
・ 内訳や数量根拠がない見積・請求(人員×時間、m³、台数、日数が不明)
・ 当日になっての上乗せや、強い勧誘・即決の強要
・ 先払いの強要、キャンセル規約が不明確
・ 不法投棄や家庭ゴミ扱いを示唆(適正処分の証拠を出せない)
・ 写真の無断公開や個人情報のずさんな扱い
・ オゾン機器の誤使用(入室管理・漏洩防止・残留確認の説明がない)
・ 保険未加入(請負賠償・動産物賠償などの有無が不明)
・ 契約書・作業報告書の不提示、口頭のみの約束
 

【依頼前のチェックリスト】
・ 見積もり項目に曖昧な部分はないか
・ 上限金額の提示:当日の上乗せ条件が事前に明記されているか
・ 費用の根拠:人員×時間/m³/車両台数・距離/日数(消臭)などの数量根拠があるか
・ 適正処分:領収書やマニフェスト等の処分証明を提出できるか
・ 安全管理:PPE、養生・動線管理、薬剤・機器の運用ルールがあるか
・ 情報管理:写真は社内保管、外部公開なし等のプライバシーポリシーがあるか
・ 報告書:作業内容・使用薬剤・写真をまとめた作業レポートを提出するか
 

【参考記事】
・相場より不自然に安い表示の見抜き方 →【孤独死の特殊清掃】見積書合計額の比較しかせず起きた悲劇


クソ特殊清掃業者に騙されないで

今すぐ一次処理を手配 — 最短当日で「入室できる部屋」に。

電話ヒアリングだけで作業内容と概算をご案内。到着後部屋の状況と料金を提示しすぐ着手します。

最短当日 料金提示してから着手 一次処理 7~15万円 目安 全員正社員チーム

目的:ご遺族や関係者がストレスなく入室できる状態へ/近隣へ漏れる臭気・虫の拡散をストップ。
※ 二次処理(完全消臭)・家財撤去・リフォームは別項目でご案内。

最初にやること(3ステップ)

  1. 電話で状況を伝える(住所・解錠・臭気/虫の状況だけでOK)
  2. 到着後に状況と作業内容と料金をお伝えし着手
  3. 完了時に、家財撤去・完全消臭・リフォームのご提案をします

【遺品整理】故人とご遺族を結ぶ架け橋として寄り添います

まごのての遺品整理は貴重品や思い出の物を全力を尽くして探し出します!遺品整理は故人が遺族に与えてくれた最後のイベントです。しかも遺品整理を業者に依頼するという選択をされてるのですから、何も出ないはずがありません。下世話な言い方をすれば、金品や証券類が出れば誰だって嬉しいに決まっています。

遺品整理作業では貴重品を探すことも重要なことですが、それ以外にも必ず大切なモノを発見しお渡しいたします。また、一応全てのチェックは済ませまましたと言って依頼される方も多いのですが、そんな場合でも半数近く何かが発見されます。

単純に見落としなんですが、一般の方だと見落として当然という所にあるものなんです。それが何であったかはサイト上では書けませんが、高確率で探し出すことができる。このことがプロである所以です。まごのては会社としての運営体制も遺品整理の技術も高いので安心してご依頼ください。
 
まごのての遺品整理

故人様・ご遺族との架け橋となる高品質な遺品整理

遺品整理と不用品回収との区別がつかない業者が多い中、まごのては高品質な遺品整理を行うことをお約束します。

貴重品の捜索はもちろんのこと、形見の物やご家族の思い出を故人様に成り代わりキチンとピックアップいたします。また遺品整理作業に際しては廃棄となる家財もけっしてぞんざいに扱わず、引越作業と同等に丁寧に扱うことを徹底することはもちろん、ご遺品整理費用もお客様の気を惹くだけの根拠なく「安いや業界最安値」など無責任なことは一切言わず、誠意をもって正直に嘘なく真摯にご遺品整理を行うことをお約束します。

まごのての遺品整理の料金の決まり方

遺品整理の費用についてご説明いたします。よくある遺品整理業者の記事では1Kなどの単身マンションで3万円~7万円、3LDKや一軒家で20万円~40万円という料金表のようなものを見かけますが、実際は部屋の間取りで決まる性質のものではありませんので、このような遺品整理料金表はまったく参考になりません。

また部屋の間取りではなくトラックサイズに応じた料金もよく見かけます、間取り別料金表に比べると若干信頼性が高いものの、お客様を安値で惹きつけるための材料として使われてることが多いので注意が必要です。

部屋のお片付け全般に言えることですが、間取りで料金が決まることはなく遺品整理の場合は全体量と作業内容によって料金は変わってきます。

特殊清掃をご利用いただいたお客様には特殊清掃実施時点で遺品整理料金や作業内容のご案内を行っております。遺品整理だけをまごのてで行いたいとお考えのお客様はお問合せフォームや公式LINEに写真を添付していただければ料金等のご案内をいたします。

ご遺品整理料金についての解説

単身の遺品整理料金相場は50万円の根拠

上記の特殊清掃案内で単身用の部屋でも特殊清掃費50万円ご遺品整理50万円が相場とお伝えし、その根拠は損害保険会社が設定している補償額が50万円が主流であることから単身用の部屋でも家財が多いと50万円はあり得るというものです。

ゴミ屋敷のお片付けページでも解説していますが、部屋のお片付けは大きく3つの要素で決まります。詳しくはゴミ屋敷片付けページ内の料金案内をお読みください。

1.処分費(家財の量) 2.作業費(人件費) 3.トラック輸送費

昨今は廃棄処分料金も値上がりし、人件費を含めあらゆるものが値上がりしている関係で当然ご遺品整理費用にも反映されています。まごのての場合も15年前の創業期にはいかに安くサービス提供を模索した時期もありましたが、特にゴミが関わる事業で安さを追求するには限度があり、追求しすぎれば犯罪行為になりかねないと知り、安く提供できないのであれば技術を上げることに注力したのです。まごのてが安心安全な運営体制に舵を切った理由

激安な遺品整理をしようと思えば犯罪に加担するしかない

世の中では相変わらず安いことだけが売り(※実は安くない)の遺品整理業者がたくさんあり、出来るだけ安く済ませたいと考えるお客様は惹かれるようですが、特殊清掃同様本来の目的は何かを再認識していただき適切な遺品整理業者をお選びいただければと思います。まごのてでは公式LINEを利用しての遺品整理見積もりが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
 
遺品整理問合せLINE

トラブル急増!その遺品整理業者大丈夫ですか?

親しい方が亡くなるとあまりにもやることが多く疲れ果ててしまいます、葬儀や行政関係の届出、あいさつ回りと一通り終えた頃には心身ともに疲弊してしまいます。
そんな中で次は遺品整理です、時間をかけてゆっくりできる環境であればまったく問題ないのですが賃貸住宅の明け渡しが迫っていたり家屋の売却や解体が迫ってるとそうもいきません。

遺品整理は普通の部屋の片付けと違いこのように時間の制約がある中でやらなければいけないことが多いのです、だから遺品整理業者に依頼しようと考える方が多いのですが精神的に疲弊している、時間がない中で遺品整理業者を探すのですからハズレ業者を引いてしまう場合が多々あります、あなたが選ぼうとしている遺品整理業者は本当に大丈夫ですか?

遺品整理業者選びは慎重に

悲しみを増幅させる悪徳遺品整理業者

もしハズレの遺品整理業者を選んでしまうと後悔どころではありません、遺品整理にまつわるトラブルは増加の一途です。料金の吊上げや高額請求など消費者センターには日々苦情が寄せられていますし、見た目がキレイなだけのホームページでお客を募り獲物を待っている悪徳遺品整理業者も存在します。悪徳と言えないまでも不用品回収業者や便利屋までもが遺品整理を作業メニューにかかげていますがそもそも遺品整理と不用品回収はまったく違います、遺品整理を業者に依頼するのであればやはり専門業者が間違いないでしょう。

部屋のお片付けの中でも一番難易度が高いのが遺品整理だと思っています。遺品整理は不用品回収やゴミ処理ではありません、故人の軌跡をたどるのが遺品整理です。言葉でキレイなことを並べたてるのはとても簡単なことですがひじょうに難しいのが遺品整理。そのことを充分理解しているのがまごのてです。

遺品整理を掲げる業者は多数存在しますが選び方を間違えるととんでもないことになります。遺品整理にまつわるトラブルは料金だけではありません。遺族が部屋(家)の中に何があるかわからないのをいいことに貴重品を盗ったりお金を懐に入れたりする遺品整理業者も多いと聞きます。

遺品や金品を盗んで摘発されたニュースをたまに見かけますが発覚することはまれで実際はかなりの数が横行してるのではないでしょうか。その他のトラブルとしては不法投棄で、業者のトラックに積んだはずの遺品が山の中や河川に捨てられる例も多いです。

廃棄物の処分費は近年上昇傾向にありまともに処分をしていたら利益が出ないからと不法投棄を行う遺品整理業者がいるのです。激安や格安の遺品整理業者のホームページに書いてある料金を見ていると原価割れの料金提示をしてるところがあります、最初から不法投棄前提です、不法投棄なんてされたら一生のトラウマになるほどのショックです、たとえ捨てるとしてもそれは故人との思い出が詰まった品、それをぞんざいに扱うことは絶対に許されないのです。下記画像リンクはゴミ屋敷のお片付けを不用品回収業者に依頼して失敗したというもので、遺品整理で不用品回収業者を使うと大失敗するという参考記事ですので是非お読みいただき理解を深めていただければ幸いです。

悪徳遺品整理業者にご注意

お客様もシビアに遺品整理業者を吟味してください

実は遺品整理業者を選ぶ際のお客様の考え方によって成否をわけることになることもあります。昨今の風潮としてできるだけ遺品整理費用を抑えたいという心理はわかりますし当然のことと思います、ですが物事には適正価格がありそこから大きく逸脱するような料金提示をしている遺品整理業者は敬遠すべきです。

そもそも遺品整理に関して格安、激安、業界最安値などのワードでお客様の関心を惹くこと自体がモラルの欠如と言わざるを得ません、どうかお客様も遺品整理業者を探す際は真摯に接していただければと思います。まごのての遺品整理は選別能力がひじょうに長けていて、これは日々ゴミ屋敷片付けの中で培われたものでどんなに大量の物があろうとどんなに大量のゴミがあってもその中から本人の大切な物や必要な物はきちんとピックアップします。


これは神業と言っても過言じゃありません、多少非現実的な表現になりますが遺品整理の現場では急に閃きが舞い降りてくることがあります、その閃きに従い今まで誰も探さなかった場所を検索すると大量の1万円札が出てきたり金塊が出てきたりしたこともありました。

まさにこれは故人と交信した結果です。つまり遺族に寄り添い会ったこともない故人に思いを馳せる、この心構えが他社とは違う遺品整理作業を実現しています。
ゴミ処理と一緒にされたくない!遺品を丁寧に扱ってほしいとお考えのお客様は一度まごのてにご相談ください。

安いばかり言ってる遺品整理業者は信用できない

特殊清掃や遺品整理でまごのてを選ぶ価値

まごのては特殊清掃の専門業者です、すでに15年の実績があり、孤独死や自殺などあらゆる事例を経験していますのでどんな場面でも適切な特殊清掃を行うことが可能です。

昨今は特殊清掃士や事件現場清掃士と言った現場では何の役にも立たない認定資格で専門家と名乗りお客様に迷惑をかけてる輩が多く紛れ込んでいますが、まごのては確実な消臭を行いますのでご安心ください。

部屋の清掃やお片付け関連の業者はたくさんありますが、中でも特に特殊清掃と遺品整理は専門性が求められる内容のものであると考えます。特殊清掃だけはハウスクリーニング業者や不用品回収屋とはキチンと区別されるべきものですが昨今は知識や技術もない業者が特殊清掃のプロと謳いお客様を騙していますので注意が必要です。下記画像リンクには他社が手掛けた特殊清掃に不備がありまごのてに再依頼となった事例を記載していますので興味のある方は是非お読みください。

臭いが消えない特殊清掃業者

まごのての特殊清掃作業者はすべて正規雇用者

どうして正規雇用の特殊清掃員であることが特徴的なのかと思うかも知れませんが、特殊清掃や遺品整理業界では昨今社屋も持たないような実態のよくわからない業者が増殖中です。孤独死の現場はご遺族ですら入室が憚られるような部屋です、ご遺族ですらどこに何があるかわからないのです、そんな部屋に悪意ある者が入ったとしたらどうでしょうか?

まごのては社屋も持ちスタッフはすべて正規雇用としているのはお客様に安心をお届けするという最大の目的があるからこそです。専業で特殊清掃をしている者ばかりですので技術も高いのは言うまでもありません。特殊清掃料金は高額なサービスですので社屋も事務所もない、スタッフも実はどこの誰だかよく知らない、責任の所在も曖昧というような業者に任せることが出来るでしょうか?私たちは大きなお金をいただくということを認識してる特殊清掃業者ですので会社の構えを整え、従業員教育に注力しているのです。

安心安全でなおかつ高度な技術を提供すること、嘘や誇張を一切せず正直に誠実に運営することを第一に掲げてる特殊清掃業者ですので、どうぞ安心してご依頼ください。また株式会社まごのては特殊清掃業者では初の東京都電子調達システム加入事業者です。電子調達システムとは公共事業の入札参加資格と同じ位置付けで、会社の運営体制や納税状況などを細かく審査されます。つまり会社として安全で正しく運営されているとのお墨付きを東京都知事より与えられている特殊清掃業者と思っていただいて差支えありません。電子調達加入により東京都や千葉の行政区や自治体からのご依頼も多数いただいています。

まごのてが正規雇用者での運営にこだわる理由

まごのてのスタッフは正社員

問題解決力と高度な清掃と消臭技術

まごのての特殊清掃と他社の特殊清掃と一体何が違いメリットは何だと聞かれれば、上記のように会社としての運営姿勢が安心安全であることや電子調達加入事業者であることですが、それらだけではお客様になんのメリットも与えることは出来ず、ただのパフォーマンスになってしまいます。

特殊清掃やご遺品整理でまごのてをお選びいただくメリットは何と言っても技術力の高さです。孤独死が起きた部屋を完全に原状回復するには高度な技術が必要ですし、清掃や消臭の知識もしっかり持たなければいけません、また特殊清掃一次処理をはじめ特殊清掃や遺品整理には機動力の高さも求められます。機動力が高いということはそれだけ問題解決が早いことに繋がりますので、技術面、機動力、会社としての運営体制が完全であればあるほどお客様が得れるメリットが大きいということになります。

まごのては今主流の誇大広告や嘘でお客様の関心を惹くようなことをせず、真剣に真摯に技術だけを追求してきた特殊清掃業者ですので安心してご依頼いただければと思います。

孤独死の後始末の範囲と原状回復をする人

賃貸住宅の場合は孤独死が起きたら特殊清掃を行い部屋を空にしてお返しする、という流れを経るのですが、その後始末をすべき範囲と行うべき人についてお伝えいたします。特殊清掃を行うべき範囲とその義務のある人をきちんと理解しておけば原状回復の費用負担トラブルを防ぐことができますのでしっかり覚えておきましょう。

まず孤独死の後始末を行うべき人(義務者)は下記の通りです。
1.賃借人(連帯保証人)
2.法定相続人

3.物件オーナー(義務者ではない)

 

部屋を退去するにあたって手続きや後の始末をするのは原則的には「本人」ですが、本人は亡くなっていますので実施できませんので、賃貸住宅の場合は本人と同等の立場である連帯保証人もしくは本人の権利義務を継承する法定相続人が後始末の義務者となります。

大前提として本人が行うべきことですが連帯保証人がない場合、相続人がいない場合(相続放棄)は大家さん自らがその処理を行わなければいけません。

孤独死の後始末をすべき人のフロー図

孤独死発生!どこまで掃除すればいいの?

孤独死が発生した場合に部屋を返却しなければないませんがその際にはどこまでの清掃や片付けが必要なのかという疑問にお答えいたします。まず基本的な考え方を覚えておいてほしいのですが、普通に退去するのと亡くなって退去することに物件の返還義務や原状回復義務に差はない、ということが大前提です。

<賃貸を退去する際にやるべきこと>

1.部屋を空にする(家財がない状態)
2.部屋を掃除する(入居時と同じ)


これが一般的な退去の流れで民法621条の原状回復義務に基づき行うもので、引越退去で誰もが一度や二度経験があると思いますが、亡くなって退去(室内孤独死含む)も考え方としてはまったく同じ流れでいいのです。

ただ普通退去と大きく違う点が2点あります。

1.通常ではない汚れ(ご遺体痕の流出によるもの)
2.亡くなって時間が経つことによって発生する腐敗臭。

この2点が加わるのですが、これも特殊清掃業者の手によって完璧に除去できればまったく問題なく物件の返還ができるのです。つまりいかに特殊清掃というものが大事であるかということになりますので確実に汚れと臭いが消せる特殊清掃業者を選びましょう。下記の画像リンクでは退去時の賃借人の原状回復義務と範囲についての参考事例がありますので是非参考にしてください。

亡くなって退去でも普通退去と同じ扱い

孤独死が起きた部屋の原状回復トラブル事例

孤独死が起き部屋を原状回復するための責任がある人と範囲は上記で示した通りですが、やはり特別なことだけにトラブルも起きやすいです。特に大家さんと賃借人(連帯保証人やご遺族)とのトラブルは起きやすいのですが、原状回復の責任の範囲についての認識の違いで起こるものが大半です。主なものとしては下記の通りです。

・大家さんはリフォームまでの原状回復を求める。
・大家さんが損害賠償を求める。
・大家さんが機会損失家賃を求める。


特に特殊清掃完了後の部屋の状況は床や壁の一部が取り払われていたり、壁紙がなかったりするため元に戻すのが当然という認識を持ったとしてもおかしくはなく、それゆえにリフォームまで要求するシーンは想像に難くないのですがやはり全額ご遺族に求めるのは若干無理があるというのが本当のところですので、この章では特殊清掃後のリフォームの範囲と責任の所在と費用負担についてお知らせいたします。

孤独死の特殊清掃とリフォームトラブル

リフォームまで求められてるが妥当な要求なのか?

部屋の中を空にして特殊清掃でにおいと汚れを取れば普通に物件を返すのと同じと書きましたが、大家さんや不動産会社からリフォームまで求められてるが妥当なのかと質問をよく受けます。

原状回復義務とは、入居当時と同じ状態で返す、というのが原則ですがだからと言ってすべて新品という意味ではなく経年劣化や通常損耗分は加味するという原則があります。したがって普通に部屋を使っていて劣化したり色褪せたりするものは賃借人の責任ではないですよというものですが、孤独死で人が亡くなった場合はどうなのかというところですが、これも同じ考えで孤独死は亡くなった人に帰責性(責任)はないという法律的な見解が確立していますので普通退去と同じ原状回復の考え方で良く、特殊清掃の過程で壁紙を剥がしたり床を切り取ったり内装の一部を解体することがあります、その部分は戻さないといけないということになります。

ですが実際は部分補修で済まないので、壁はすべて貼り換えたり床も全部貼り替えることになるのですが、厳密な計算をすれば100%ではなく割合に応じた費用負担をするというのが法律に則った考え方です。孤独死の原状回復の費用負担は複雑な計算が必要ですので、知識のある特殊清掃業者に相談されることをオススメします。まごのてではご遺族と大家さんの間に入って費用負担のアドバイスを行ったり、必要であれば顧問弁護士から事案ごとの意見書を発行いたします。

原状回復のトラブルを回避するアドバイスをします

孤独死は当たり前の時代!物件オーナーの心得

孤独死を始めとした室内での病死や自殺は賃貸アパート、マンションでは今や珍しいことではなくなりました。自殺や他殺はレアケースだとしても病死による死亡事故は防ぐことができず、一人暮らし世帯が多い現代では孤独死の話は聞かない日はありません。

自身が所有する部屋では起こってほしくないと思っていても起こる時は起き、まごのてにご依頼のマンションオーナーは1年に同一建物内で3件の孤独死が発生し、3件目の孤独死が発覚したときは賃貸業から撤退しようかと真剣に悩んでいました。高齢の人は入居させないなどの対策もしてるオーナーさんでしたが年齢など関係なく、今や比較的若い世代でも孤独死は増加していますので年齢で区切ったところで何の対策にもならないのです。

まごのてのお客様に400室以上運営しているいわゆるメガ大家さんがいますが、そのオーナーさん曰く人が住んで生活するのだから何かが起きるのは当たり前で、それが孤独死だとしても普段から起きて当たり前起きたらどうするか、を常に考えて対策していればイザ発生したとしても慌てないで済むと言ってたのは印象的でした。

起きるのが当たり前と想定していれば何が起きてもきちんと対応ができるという考えはもっともで、賃貸運営といえども会社経営と同じですので日々対策を練っておくという考えは大事だと感じます。

アパートオーナーが行う孤独死対策

孤独死発生時の物件オーナーの責任と役目

大家さん側のスタンスとしては賃借人による事故だからその後始末は遺族や保証人がなんとかするべきで大家が何ひとつすることはない、と考えるのが普通だと思いますが大きな間違いです。上記でも書いたように物件オーナーは人の生活を預かってる責任がありますので、所有物件で事故が起きればやるべきことは山積みです。

もし所有物件で孤独死など死亡事故が発覚したら、まず同じ物件の住人のことを真っ先に考えて行動すべきです、大家さんは賃貸収入が生活の糧ですからそれが途切れないように考え行動するのが第一優先です。

まごのてで関わった孤独死の現場でも初動が遅れてしまったために入居者の半数近くが退去したという例がありました、しかも退去にかかる費用を全部補償しろと集中砲火を浴びてました、法的にその必要はありませんが、このような状況になれば何のために物件運営をしているのかわかりません。

特にご遺族がなかなか見つからない、入居者があるまま買取った物件で連帯保証人がすでにいないなど責任の所在がはっきりしないケースも意外と多いです、そんな時は大家さんが後処理に動くしかありません。特殊清掃会社の手配や原状回復の進行は管理会社が代行してくれると思いますが、管理会社はすべて大家さんの決定に従って動くのですから大家さんが素早く適切な判断をすることが求められるのです。

孤独死から事故物件化を防ぐ具体的な対策方法

孤独死は病死ですから誰にも対策は出来ません、大阪のある物件では賃貸契約書に『勝手に死亡禁止』という特約があるらしいのですが、事前に明日死にますと言って亡くなった人を見たことがありませんので、やはり事前の対策はできません。

亡くなってしまうことに対する対策はできませんが、ご遺体を早く発見するための対策は出来るはずで、実際まごのてのお客様である東京都北区のマンションオーナーさんは、孤独死が起きたことを教訓にすべての部屋に見守りシステムを導入したと言います。

見守りシステムはセコムやアルソックがサービスを提供しており、1部屋あたり数百円/月で導入可能で、異変があり亡くなったとしても24時間経過せずに発見されるようです。私も常々思うのですが、亡くなったとしてもせめて腐乱する前に発見できるシステム作りが急務だと感じていますのでセコムの見守りサービスは時代にマッチしてるのではと思います。

発見さえ早ければいわゆる事故物件にもなりませんし、何より後の処理にかかるお金が少なくて済みます、もし遺族や連帯保証人に資力がないとしても大きなお金が出る心配はなくなるのではないでしょうか?今のところ大家さんができる孤独死対策で一番有効なのは見守りサービスの導入だと思います。
 
孤独死対策にセコム

オーナーさん側で孤独死対応保険に加入しておきましょう!

損害保険には火災保険の特約で孤独死に対応したものがあります。わずかの掛け金で原状回復費や数か月間の家賃保証までカバーされる内容のものもあります。孤独死などに対応する保険はそれ単独ではなく、火災保険の特約で付加されます(1室300円~数百円)ですが、意外と加入率は少ないと某保険会社の担当者は言ってました、周知徹底していない保険会社の責任もありますが知識がない、もしくは意識が低い大家さんが多いことの表れでもあると思います。

また昨今は契約者(部屋の借主)側で加入しておく保険もあり、全国宅地建物取引業協会連合会(ハトマーク)の借家人保険(宅建ファミリー共済)では遺品整理費50万円、特殊清掃費50万円の合計100万円まで保証される保険もありますので、客付け不動産会社に確認をされることをオススメします。

できれば賃借人任せではなく大家さん側で補償が手厚い保険に入っておきましょう。今まで経験した特殊清掃事案では大家さんが特殊清掃費含め一切合切を負担しなければいけない場合で、保険に入っていなかったため処理を進めることができず塩漬けになってるマンションがいくつかあり、利回りを優先してわずかのお金をケチったために起きた悲劇としか言いようがないものもありますので、今一度保険の見直しや確認をしておくのがベストです。

孤独死対応型保険に入りましょう

それでも孤独死が起きてしまった時は

いくら対策をしても起きる時は起きるのが孤独死です。不幸にも孤独死が起きてしまいしかも発見が遅れた際はどうぞ私たちまごのてにお任せいただければと思います。まごのては孤独死の特殊清掃やゴミ屋敷のお片付けを専門に長くやってきた業者ですので、あらゆる事例を経験しており、すべての現場で確かな技術を発揮して原状回復を成功させてきた確かな実績がありますので安心してご依頼ください。

また不動産事業部もありますので、孤独死があっても家賃を下げないリフォーム方法や事故があった物件を現状有姿で買取ることもできますのでなんでもご相談ください。また孤独死や原状回復トラブルのアドバイスや仲裁も行える体制も作ってますのでお客様のお困りごとはなんでもご相談いただければ素早く問題解決できるよう尽力いたします。
 
物件オーナーのための特殊清掃相談ダイヤル

【特殊清掃対応地域】順次サービスエリア拡大中

まごのては東京都を中心に一都三県+茨城県、栃木県、群馬県、山梨県の一部地域で特殊清掃サービス提供を行っており、順次エリアを拡大し迅速な特殊清掃が行えるよう体制強化をしております。

また特殊清掃一次処理に関しては東京都内とその周辺は即日もしくは最短での対応を行ってており、まごのてでは特殊清掃一次処理に限り管理職や内勤者までもが対応できるよう訓練されておりスピーディな対応力を実現しています。

特殊清掃は関東一円素早く対応します。