サービス・料金
特殊清掃の費用相場と総額の目安
東京の料金実例と部屋再生までの全フロー
東京・関東エリアの孤独死現場における総額目安(清掃+遺品整理)は、
一般的なワンルームでも状況により「15万~50万円前後」。
重度化や家財量によっては「100万円前後」に達することがあります。
※創業15年・累計1万件超。年間約800件の孤独死現場を解決してきた「まごのて」の実績に基づく適正価格です。
| 現場の状況(汚染度) | 相場・総額の目安 | 備考・含まれる内容 |
|---|---|---|
| ① 軽度事例 (床下浸透なし・発見が早い) |
約 15万 ~ 25万円前後 | 一次処理、空間消臭、一般的な遺品整理 |
| ② 中度事例 (床材への浸透・異臭あり) |
約 30万 ~ 50万円前後 | ①に加え、床材の部分解体、オゾン脱臭機による完全消臭 |
| ③ 重度事例 (基礎まで浸透・ゴミ屋敷併発) |
約 50万 ~ 100万円超 | ②に加え、コンクリート解体(ハツリ)、防臭コーティング等の特殊工事 |
1. 特殊清掃の費用は“単体料金”ではなく“総額”で考えてください
- 結論: お客様がが知るべきなのは「単体の安さ」ではなく「最終総額」です。
- 「特殊清掃3万~」の誤解と、実務上の相場(保険設計)について解説します。
特殊清掃の作業自体は、数万円~十数万円で済む工程もあります。しかし実際には、孤独死の現場ではその後に「遺品整理・家財撤去」「完全消臭のための二次処理」、さらに必要に応じて「原状回復工事」まで発生します。
そのため、お客様が本当に把握すべきなのは“特殊清掃単体の安い料金”ではなく、“部屋を元に戻すまでの総額”なのです。
借家人賠償保険の補償設計から見る、重度化した場合の実務上限
この総額感を考えるうえで、ひとつの参考になるのが「借家人賠償保険」の補償設計です。
借家人賠償保険では、孤独死等が起きた際の補償として、特殊清掃費50万円・遺品整理費50万円前後の補償設計が採用されていることが主流です。
これは「一般的なワンルームが必ず100万円かかる」という意味ではなく、孤独死現場では条件次第でそれだけの費用が発生し得ることを示す一つの目安です。
もちろん、すべての現場で100万円かかるわけではありません。発見までの日数、体液の浸透範囲、害虫発生の有無、家財量、解体の必要性によって金額は大きく変動します。
ただし、ネットで見かける「特殊清掃3万円~」といった表面的な金額だけを見て判断すると、実際の総額との乖離が大きく、後から大きな負担に驚くことになります。
STEP 2. 遺品整理・家財撤去
2. 実際の費用は「特殊清掃 → 遺品整理 → 二次処理 → 原状回復」の合算で決まる
- 結論: 総額は「1回でコミコミ」ではなく、5つのSTEPの合算で決まります。
- いま何をすべきか、どこで正式見積もりが出るのかを解説します。
お客様が最も誤解しやすいのが「特殊清掃を頼めば全部まとめて1回で終わる」という点です。実際は以下の5つの工程(STEP)に分かれており、各段階で必要な費用が発生します。
| 進行順 | 工程の目的 | 主な作業内容 | 料金の出方 |
|---|---|---|---|
| STEP 1 孤独死発覚 |
警察の検視~入室許可 | この時点では室内に入れません。概算見積もりのみ可能です。 | - |
| STEP 2 (一次処理) |
入室環境の確保と 見積もり前提を作る |
汚染物撤去・初期洗浄・害虫駆除。 ※ここで初めて全体の「正式見積もり」が出ます。 |
初動費用 (約7万~15万円) |
| STEP 3 (遺品整理) |
部屋の家財を空にする | 全家財の仕分け・捜索・搬出・適正処分 | 物量で変動 |
| STEP 4 (二次処理) |
完全消臭 | 汚染箇所の解体・徹底洗浄・防臭コート・オゾン脱臭。 ※必要な現場でのみ実施(省略不可)。 |
汚染深度で変動 |
| STEP 5 (原状回復) |
部屋を元に戻す | 床材や壁紙の張り替え・水回り設備の交換(リフォーム)。 | 工事範囲で変動 |
「特殊清掃一次処理(STEP2)」は、単ににおいを抑えるだけでなく、「床下に体液がどれくらい浸透しているかを把握し、全体の正確な見積もりを出すための前提を作る作業」です。
特殊清掃一次処理を行って安全が確保された段階で、遺品整理や特殊清掃二次処理の正式見積もりをご提示します。このタイミングで他社様と相見積もりを取っていただいても構いません。
3. 特殊清掃の料金に含まれる作業と全体像
- 結論: どこまでが「特殊清掃費用」で、どこからが「別料金」かを一覧化します。
- 「遺品整理」が別料金である理由を整理します。
まごのてでは、作業内容を明確に分け、必要な工程のみをご請求します。「遺品整理」は部屋の広さや家財量で大きく費用が変わるため、特殊清掃とは分けて算出します。
- 汚染物(布団等)の密封撤去
- ご遺体痕の初期洗浄
- ウジ・ハエの害虫駆除
- 初期空間除菌(入室環境確保)
- 全家財の仕分け・捜索
- 貴重品の探索・保管
- 不用品の搬出・トラック積込
- 一般廃棄物の適正処分
- 汚染箇所の追跡や解体
- 特殊薬剤による徹底洗浄
- 専用防臭コーティング
- 高濃度オゾン完全脱臭
4. 【自己診断】状況・間取り別の想定総額
- 結論: お客様ご自身の現場状況を当てはめ、おおよその総額帯を把握できます。
- 「発見までの日数」「浸透度」「間取り」の3軸で診断します。
上記のフローを踏まえ、現在の現場状況を当てはめて、おおよその総額帯(一次処理+遺品整理+二次処理の合算)をご確認ください。
| 発見までの日数 / 臭い | 体液・床の状況 | 間取り / 家財量 | 想定総額帯(目安) |
|---|---|---|---|
| 数日~1週間以内 (玄関前では臭わない) |
表面の布団やカーペットのみ (床下への浸透なし) |
1R・1K (一般的な荷物量) |
約 15万 ~ 25万円前後 |
| 2~3週間程度 (ドアを開けると強烈な臭い) |
床材(フローリング等)に浸透 (部分的な解体が必要) |
1DK・1LDK (やや荷物多め) |
約 30万 ~ 50万円前後 |
| 1ヶ月以上 または 夏場 (共用部まで死臭が漏れている) |
基礎コンクリートまで貫通 (ハツリ工事・防臭コート必須) |
2LDK以上 または ゴミ屋敷状態 |
約 50万 ~ 100万円超 |
5. 工程別・作業別の料金目安(内訳の確認)
- 結論: 見積書の内訳となる「単体作業」ごとの費用を一覧化します。
- 「一次処理」「解体」「防臭コーティング」「オゾン脱臭」の単価です。
特殊清掃を構成する各工程の単体料金目安です。ここで示すのは“見積書の内訳確認用の単体料金”であり、実際のご請求はこれらを現場状況に応じて合算した「総額」になります。
お客様が一番に把握すべきは前章までの「総額」ですが、お見積書が提示された際、その内訳が適正かどうかを確認するための参考としてご覧ください。
| 工程名 | 作業内容と必要条件 | 料金目安 |
|---|---|---|
| 一次処理(初動対応) | すべての現場で必須。入室できる状態を作る応急処置。 | 70,000円 ~ 150,000円 |
| 床材・壁紙の解体 | 体液が表面の素材を貫通している場合に必須。 | 30,000円 ~ 100,000円 |
| 防臭コーティング | 基礎コンクリートや木部に臭いが染み付いている場合。 | 50,000円 ~ 150,000円 |
| オゾンショック脱臭 | 物理的な清掃後、空間の完全消臭を行う最終仕上げ。 | 30,000円 ~ 120,000円 |
6. 費用が高くなる条件と格安業者の罠
- 結論: 浸透深度やゴミ屋敷併発により、追加費用が発生します。
- 「なぜ格安業者は危険なのか(追加請求・臭い戻り)」を比較表で示します。
費用が高騰する4つの要因
同じ間取りでも、以下の要因が重なるほど二次処理の手間と追加作業が発生し、総額が高騰します。
| 費用が高くなる要因 | 発生する追加作業 | 追加幅の目安 |
|---|---|---|
| 1. 床下・基礎への体液浸透 | 床板を剥がし、コンクリートを削る(ハツリ)工事とコーティング。 | +5万 ~ 15万円 |
| 2. 死後日数の経過(夏場等) | 広範囲のウジ・ハエ駆除、長期のオゾン脱臭機の稼働、全面壁紙剥がし。 | +5万 ~ 20万円 |
| 3. ゴミ屋敷状態での孤独死 | 汚染された大量のゴミの仕分け、袋詰め、撤去、およびトラックの増車。 | +10万 ~ 30万円 |
| 4. 共用部への異臭漏れ | 廊下やエレベーターの厳重な養生、近隣への配慮・夜間作業対応。 | +3万 ~ 5万円 |
格安見積もり業者との比較表(要注意)
「特殊清掃 3万円~」等の格安業者は、二次処理の技術を持たず、後日必ず「臭い戻り」を発生させます。
| 比較項目 | 格安業者 (相場を大きく下回る業者) |
株式会社まごのて (適正料金宣言業者) |
|---|---|---|
| 提示される金額 | 「基本料金3万円」等、異常に安い | 現場状況に応じた適正な総額 |
| 作業内容の限界 | 表面の拭き取りと市販スプレーのみ | 床下解体・防臭コート・高濃度オゾン |
| 追加請求リスク | 【高】作業当日に高額な上乗せ請求 | 【無】見積もり後の追加請求は1円もなし |
| 臭い戻り・再施工 | 数日後に死臭が戻り、やり直し工事になる | 完全消臭を保証。物件引き渡しまでサポート |
7. 東京・関東エリアの料金実例一覧
- 結論: 現場の汚染度(軽度・中度・重度)と費用の関係を写真付き実例で解説します。
- 「なぜこの金額になるのか」を視覚的に理解できます。
まごのてが実際に東京23区を中心とする関東エリアで施工した「特殊清掃にかかった費用」の事例です。写真と費用を見比べることで、ご自身の現場に近いケースの予算感が掴めます。
| エリア | 間取り | 発見日数 | 汚染度 | 主な実施作業 | 総額(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| 千葉県 市川市 | 2LDK | 2ヶ月 | 重度 | 一次処理、遺品整理、基礎ハツリ工事、防臭コート、オゾン | 550,000円 |
| 埼玉県 川口市 | 1K | 2週間 | 中度 | 一次処理、遺品整理、CF剥がし、オゾン脱臭 | 320,000円 |
8. 孤独死の清掃費用は誰が払うか(費用負担)
- 結論: 法的には「連帯保証人」または「法定相続人」が支払い義務を負います。
- 家主負担になるケースや、火災保険の適用についても触れます。
法的に誰が費用を負担するのかを端的に整理します。まごのてでは、保険申請サポートや分割払いのご相談も承っております。
- 第一負担者:連帯保証人
民法第454条に基づき、大家からの請求があれば連帯保証人が直ちに支払う義務を負います。 - 第二負担者:法定相続人
民法第896条に基づき、相続人は未払い家賃や清掃費用(原状回復義務)も引き継ぎます。※相続放棄をした場合を除く。 - 第三負担者:物件オーナー(大家)
身寄りがなく、連帯保証人も不在、または全員が相続放棄をした場合は、家主の負担となるケースがあります。
9. 特殊清掃の費用に関するよくある質問(FAQ)
- 結論: お客様から寄せられる本質的な不安や疑問に即答します。
- 「高額になるケース」「格安業者との違い」「正式見積もりのタイミング」等を解説します。
「いくらかかるか不安」「まずは臭いをなんとかしてほしい」
東京・関東エリアであれば、最短即日で一次処理に伺います。







