サービス・料金
特殊清掃の費用相場|東京の料金実例と見積もりの考え方
特殊清掃から原状回復までの工程マップ
「特殊清掃を頼めば1回で終わる」と誤解されがちですが、実際には以下の順番で部屋を使える状態に戻していきます。
臭気・害虫・汚染物を最初に抑え、室内を確認できる状態へ近づけます。
この段階で、汚染範囲、床材の状態、家財量、二次処理の必要性、保険資料に必要な写真記録を整理します。
一次処理は、家財撤去や原状回復工事の前に行う初動対応です。
特殊清掃一次処理は、単に臭いを弱める作業ではありません。
また、正式見積もりを出すためだけに行う有料作業でもありません。
孤独死現場では、発見直後の段階で、室内に入れない、臭いが廊下や共用部へ出ている、害虫が発生している、管理会社や大家から早く対応してほしいと言われている、ということがあります。
このような状態では、ご遺族が無理に室内へ入って確認する必要はありません。
現場写真を撮る必要もありません。
まず必要になるのは、部屋全体を片付けることではなく、今そこで広がりつつある臭い漏れ・害虫・共用部への影響を抑え、室内を確認できる状態へ近づけることです。
まごのてでは、この最初の対応を「特殊清掃一次処理」と呼んでいます。
・体液が付着した箇所の初期洗浄
・害虫の抑制
・必要最小限の消毒・消臭
・臭いの原因になっている箇所の確認
・作業範囲・保留品・現地状況の記録
通常の片付けや遺品整理であれば、複数の業者から見積もりを取り、料金や作業範囲を比較してから決めるのは自然な流れです。
しかし、孤独死後の現場では、見積もりを待つ時間そのものが、ご遺族にとって大きな負担になることがあります。
「早く綺麗にしてください。見積もりなんて待っていられません。いつまでも父を放置している気分で辛いんです」
実際に、まごのてへご相談いただいたご遺族からこのような言葉をいただいたことがあります。
この言葉は、料金比較が不要という意味ではありません。
ただ、臭いが廊下へ出ている、害虫が心配、管理会社や近隣から連絡が来ている、そしてご遺族自身が室内へ入ることもできない。
そうした現場では、まず目の前の臭い漏れや害虫、近隣への影響を抑え、部屋に入れる状態を作ることが先になる場合があります。
まごのての特殊清掃一次処理は、このような現場から生まれた考え方です。
一次処理の目的は、現場を一度で終わらせることではありません。
まず、臭い漏れや害虫、近隣への影響を抑え、ご遺族・管理会社・大家が次の判断に進める状態を作ることです。
一次処理後に、室内の状態を確認しながら、以下の判断へ進みます。
つまり特殊清掃一次処理は、「全部を片付ける作業」でも「完全消臭」でも「原状回復工事」でもありません。
臭い漏れ・害虫・共用部への影響を先に抑え、室内確認と次工程判断へ進めるための初動対応です。
室内に入れない、臭いが共用部へ出ている、害虫が発生している場合は、一次処理で何を行うのかを先に知っておくと、相談時に状況を整理しやすくなります。
詳しくは、下記の記事で一次処理の考え方と初動対応をまとめています。
料金構造:特殊清掃と家財撤去を分ける
特殊清掃と家財撤去・遺品整理は、同じ現場で発生しますが、同じ作業ではありません。
まごのてでは、この2つを分けて見積もり、総額を説明します。
| 工程 | 目的 | 料金が変わる要因 | 保険上の見られ方 |
|---|---|---|---|
| 特殊清掃一次処理 | 入室環境の確保 | 発見日数・体液範囲・害虫 | 特殊清掃費 |
| 家財撤去・遺品整理 | 室内を空にする | 家財量・間取り・搬出導線 | 遺品整理費 |
| 特殊清掃二次処理 | 臭気源対応 | 床下・巾木・下地・臭気 | 特殊清掃費 |
| 原状回復工事 | 床・壁・設備の復旧 | 工事範囲・管理会社判断 | 原状回復費/修繕費 |
特殊清掃一次処理の費用は、単なる消臭代ではありません。
入室環境の確保、汚染物の初期撤去、害虫抑制、初期洗浄、臭気源候補の確認、写真記録まで含む初動対応です。
この一次処理を行うことで、家財撤去・二次処理・原状回復工事の必要範囲を確認しやすくなります。
※以下は、特殊清掃一次処理+家財撤去・遺品整理+必要に応じた二次処理を含む総額目安です。
原状回復工事は、管理会社・オーナー・保険会社との確認により別途判断します。
保険で見ると、特殊清掃50万円+遺品整理50万円の考え方が分かります
「ワンルームで100万円」と聞くと、特殊清掃だけでそこまでかかるのかと感じるかもしれません。
しかし実務上は、特殊清掃費用と家財撤去・遺品整理費用が分かれて発生します。
昨今の借家人賠償保険や孤独死対応保険では、特殊清掃費用50万円、遺品整理費用50万円というように、項目を分けた補償設計が主流です。
つまり、ワンルームでも100万円前後があり得るのは、特殊清掃単体の料金ではなく、一次処理、家財撤去、二次処理を合算するためです。
| 補償項目 | 何に使われるか | まごのてで用意しやすい資料 |
|---|---|---|
| 特殊清掃費用 | 体液・臭気・害虫・汚染物対応 | 作業前写真、作業報告書、見積書 |
| 遺品整理費用 | 家財撤去・仕分け・搬出 | 家財量写真、搬出記録、明細 |
| 原状回復費 | 床・壁・設備の復旧 | 汚染範囲写真、施工前後記録 |
| 臨時費用 | 状況により異なる | 保険会社確認 |
※保険が使えるかどうかは、契約内容、事故状況、発見までの期間、保険会社の判断により異なります。
※まごのてでは、作業前後写真、見積書、作業報告書など、保険会社へ提出しやすい資料整理を支援します。
写真付き実例|何をして、いくらかかったか
特殊清掃と家財撤去・遺品整理は、同じ現場で発生しますが、同じ作業ではありません。
以下の実例で、「総額に何が含まれているか」をご確認ください。
まごのてに相談すると何が整理されるのか
連帯保証人、相続人、オーナーなど、誰が負担すべきかを法的に整理し、トラブルを防ぎます。
可能です。まずは入室できる環境を作り、その後で家財撤去や原状回復をどうするか判断できます。
一次処理を行い、室内に入って状況(床下浸透や家財量)を確認できた段階で正確な総額を出します。
管理会社やオーナー様と協議のうえ、原状回復工事まで一貫して対応することも可能です。
よくある質問
A. 同じ現場で行われることが多いですが、作業目的が異なります。特殊清掃は体液・臭気・害虫に対応する作業であり、遺品整理は部屋の中の物を仕分け・搬出・処分する作業です。費用も別々に計算されます。
A. 可能です。発見直後で室内に入れない場合、まずは臭気や害虫を抑え、汚染物を撤去する「一次処理」を行います。これにより、ご遺族や管理会社が室内を確認できるようになり、その後の正確な見積もりが可能になります。
A. 一次処理は、臭気や害虫を最初に抑え、室内確認できる状態へ近づける初動対応です。汚染が床下や下地まで及んでいる場合は、一次処理だけで終わらず、床材剥離や防臭施工、オゾン脱臭などの二次処理が必要になることがあります。
A. 発見直後の現場では、室内に入れない、家財の下に汚染箇所が隠れている、床下への浸透が見えないことがあります。一次処理で入室環境を整え、汚染範囲と家財量を確認してから、家財撤去・二次処理・原状回復の正確な見積もりを出す方が、作業範囲を説明しやすくなります。
A. 現場の状態によります。臭気や害虫が強い場合は、まず一次処理で入室環境を整え、その後に家財撤去・遺品整理へ進みます。発見が早く汚染範囲が限定的な場合は、同日に進められることもありますが、現場確認が必要です。
A. 賃貸物件の場合、借家人賠償保険や孤独死対応保険が適用される場合があります。保険商品によっては、特殊清掃費用と遺品整理費用がそれぞれ補償されることがあります。まごのてでは、保険申請に必要な写真や作業報告書の作成もサポートします。
室内に入れない段階でも、相談は可能です。
むしろ、臭気・害虫・汚染範囲が広がる前に、一次処理で入室確認できる状態を作ることが、費用と工程を整理する最初の一歩になります。
発見までの日数、間取り、家財量、臭気、保険加入の有無を分かる範囲でお伝えください。
- 物件所在地と間取り
- 発見までの日数、室内に入れる状態か
- 臭いが共用部へ出ているか
- 家財量、保険加入の有無
- 管理会社やオーナーとの連絡状況
特殊清掃のご相談・一次処理のご依頼
「いくらかかるか不安」「まずは臭いをなんとかしてほしい」
どんなことでも構いません。まずは専門知識を持つスタッフに状況をお聞かせください。
東京・関東エリアであれば、最短即日で一次処理に伺います。





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