サービス・料金


孤独死の特殊清掃は誰が手配しどんな責任に於いて実施するのかを冒頭でご説明しておきます。

1.特殊清掃とは賃貸住宅退去時に行う原状回復義務で行うもので普通に退去する際と何ら違いはありません。しかし死亡によって起きた汚れや臭いについては完璧に除去する必要があります(民法621条)

2.特殊清掃業者を手配し実施するのは賃貸契約の連帯保証人法定相続人です。法定相続人は賃貸契約という権利義務を引き継ぎます(民法896条)ただし放棄する権利もあり自身に相続が発生したことを知った日から三カ月以内に申し立てます。また連帯保証人が相続人の場合は連帯保証人の立場が消滅するものではありません
 
孤独死が起きた部屋の特殊清掃業者まごのて
 

東京の孤独死の清掃と消臭なら株式会社まごのて

まごのては孤独死や事件事故があった部屋を早急に消臭し清掃いたします。株式会社まごのては特殊清掃の専門会社です、お客様の不安を解消し確実な消臭や清掃を行い、正しい手順で部屋を原状回復いたしますのでご安心ください。

特殊清掃とはそもそも何をしどんな完成形を目指して行うものかご存じでしょうか?実は意外とこの肝心な部分を知らずに特殊清掃業者探しをしています。特殊清掃は家財や残置物を撤去することではありません、ゴミの回収をすることでもありません。

特殊清掃とは孤独死などが起き、ご遺体痕で汚れたり強い臭いがある部屋を清掃しご遺体痕汚れも臭いもまったく無い状況にすること、これが特殊清掃の完成形です。この根幹の部分をしっかり知ってください、そして特殊清掃業者にもこの完成形を求めてください。

この認識をしっかり持っていただければおのずと選ぶべき特殊清掃業者はどこなのかがわかると思います。
 
孤独死の特殊清掃

まごのての特殊清掃は孤独死臭を完全脱臭いたします!

まごのての孤独死特殊清掃は事故があった部屋を部屋としての機能を取り戻せるように、確実な清掃消臭を行います。

・不透明とされる特殊清掃料金を『見える化』
・何をどんな手順で行いどのような完成形になるのか明確にします
近隣対策入室環境を整える初期の消臭と清掃を即日行います!

孤独死の特殊清掃は言葉だけは認知されつつありますが、実際どんなことをしどの程度の料金がかかるのかはあまり知られていません。料金についてもまだまだ不透明な部分があり、清掃作業もブラックボックス化しておりどんな内容の作業をしているか知ってる人は少ないのです。

まごのては特殊清掃料金や清掃内容を『見える化』し不明瞭な部分がないようにいたします。孤独死の特殊清掃を検討中、孤独死などが起きてどうしていいかわからない方はお気軽にお電話ください、約5分のヒアリングで今すぐやるべきことと費用をお知らせします。

次の章では実際の孤独死現場を元に、どのような特殊清掃をし部屋が元通りに再生されているかの全記録を載せていますのでどうぞ参考にしてください。

ある孤独死現場の特殊清掃からリフォームまでの全記録

孤独死などが部屋で起きた際にどんな流れで進めて、いったいいくらの費用が掛かるのかが一番気になることと思いますので実際にまごのてで扱った孤独死が起きた部屋の特殊清掃からリフォーム完了までの全記録をお伝えします。

この記録を見ることでどのように進めれば良いのかがひと目でわかるようになっています。各セクションごと区切っていますので初めて孤独死の後始末に立ち会わなければいけなくなった方でもわかりやすいように書いていますのでどうぞ参考にしてください。

ある孤独死現場作業の全記録
東京都墨田区の1Kマンションで孤独死があり、発見まで約3週間と若干長めのものでした。故人のご遺族でもあり、部屋の連帯保証人でもある妹さんから相談があり兄が孤独死で発見され、不動産会社から早急になんとかしてほしいと急かされ、何もわからないままインターネットでまごのてに辿り着きご相談いただいたものでした。
 
孤独死の特殊清掃
1.特殊清掃一次処理をすぐに実施
お電話でのお話だとすでに外まで臭いが漏れ出ていて、直接妹さんに何か言って来たわけではないですが急いで何らかの処理が必要ということでしたので、特殊清掃一次処理を行い周囲へ漏れてる臭いを止めましょうと提案いたしました。

お電話いただいたのが午後4時だったため、人員のやり繰りを行い翌日朝から着手することとしました。ヒアリングの状況から部屋の状況はあまり良くないと判断し費用は7万円~10万円程度ではないかとお伝えしました。(最終的に9万円で確定)

死亡から長期間経過しているため電気がストップしている可能性を考慮し臨時開通の手続きを済ませ翌日の一次処理に備えたのでした。

室内の消毒
特殊清掃一次処理で臭いを止める
 
ご遺体痕の洗浄
特殊清掃一次処理の作業内容
ご遺体痕の拭き取りと洗浄を中心に、周囲の汚れた衣類や布団の撤去、ウジ虫やハエの駆除と空間の除菌と消臭を行います。
ご遺品整理と家財撤去
2.ご遺品整理や家財の撤去
特殊清掃一次処理が終わればストレスなく入室できますので、ご遺族で遺品整理を行ったり貴重品のチェックを行うことが可能です。

もちろんご遺品整理や家財撤去をまごのてにご依頼いただくことも可能です、この部屋の場合は家財も極めて少量でしたので費用は10万円でした。(リサイクル家電3品含む)

今回の場合も一次処理から家財の撤去まで2週間の間隔がありましたが、その間に妹さんが入室され貴重品チェックを行いました。また臭いもかなり軽減されており外に漏れるようなレベルではなく、完全に消臭出来ているわけではないですが入室しても充分問題ない程度には臭いは止まっているということでした。
 

特殊清掃のクライマックス!完全消臭処理

特殊清掃一次処理を行い遺品整理や家財の撤去まで行えば次は完全防臭処理の工程です。一次処理では完全ににおいが取りきれておらずあくまでも緊急対応の応急処置ですので、完全消臭のための特殊清掃が必要となります。

この作業は特殊清掃業者の腕の見せ所で、ご遺体痕やにおい発生源の特定をしっかりしなければ臭いが完全に消えなかったり、しばらく経って臭いが戻るなどの不備が起きてしまいます。まごのては必ずにおいと汚れを無くし完全な特殊清掃を行います。

ご遺体痕をしっかり洗浄
 
画像の説明
 
画像の説明
 
空間もしっかり消毒
特殊清掃二次処理
3.特殊清掃二次処理(完全消臭処理)
ご遺体痕は時には床下や壁面に吸いあがったりしています。この流れた遺体痕を追跡し洗浄し跡形もなく取り除く作業です。

その他ウジ虫が這いまわった跡やハエが止まった跡も臭い発生源になりますのでしっかり洗浄します、簡単な作業に思うかもしれませんが一番難しく神経を使う作業です。この部分の知識や経験がない業者が多いため臭い戻りなどの不備を起こしているのです。作業的にも2~3週間かかり費用も20万円~35万円付近が一番多い価格帯です。(本物件は28万円)

費用をあまりかけることが出来ないからと省いてしまう大家さんも稀にいますが、防臭作業を省いてしまっては賃貸物件として機能せず宝の持ち腐れとなってしまいますので絶対にこの特殊清掃二次処理は行いましょう。

いよいよ部屋の完成!リフォーム工事

いよいよ最後の工程は部屋が部屋としての形を整えるリフォーム工事です。リフォームは以前はまごのてでは手掛けておらず大家さんや不動産会社の手配で行っていました。その結果工事が意外と延びて賃貸募集の機会を逃したり、そもそも孤独死があった部屋のリフォームを特殊清掃後と言えどもやりたくないリフォーム業者が多いため、まごのて自社でなんとか出来ないかと模索し、2020年に不動産事業部設立とともに工事部の設置に至ったのです。
 
特殊清掃後のリフォーム
4.リフォームで原状回復の総仕上げ
特殊清掃直後の部屋の状態は床の一部がなかったり壁紙が剥がれていたり、石膏ボードの一部がなかったりするため部屋としてはまったく機能しませんのでリフォームは必須です。

床の貼り替えや新規のクロス貼り、その他設備の不具合がある場合の修繕など、リフォームが終わればすぐに賃貸募集が可能になるように仕上げます。

自社工事部が施工しますので、もし万が一特殊清掃に不備があり、汚れの洗浄残しや臭い発生の原因となるものが残っていたとしても特殊清掃部門と連携を取り素早くリカバリーしますので完成​​​​​までスムーズかつスピーディに行えるメリットがあります。

特殊清掃後のリフォーム
 
まごのてのリフォーム部門
 
孤独死のあった部屋のリフォーム
 
特殊清掃とリフォーム部門の強力タッグ
以上までが孤独死が起きた部屋の特殊清掃からリフォーム完成までの全記録と費用です。大きくは4つの工程を経て部屋の回復が完了したことがおわかりだと思います。この実例の4つの流れこそが孤独死現場の原状回復に至る最も正しく費用も安く収まる方法であることは覚えておいてください。

孤独死が起きた部屋の特殊清掃からリフォームまでまとめ
作業内容 目的と費用
特殊清掃一次処理 入室環境を整えることと近隣対策。7~15万円
ご遺品整理 故人の遺品を整理すること。賃貸であれば家財を搬出し空室にする。※家財量による5万円~50万円
特殊清掃二次処理 完全消臭作業。ゼロ円~50万円
原状回復リフォーム 特殊清掃範囲と費用負担割合により範囲と内容が変わる。

以上が東京都墨田区で起きた孤独死発生からリフォーム完了までの全記録です。特殊清掃からリフォームまでの総費用は74万円でした。そして工期は一次処理から家財撤去まで2週間のスパンがありましたが、その期間を含めて特殊清掃二次処理完了までが34日間でリフォーム完了までさらに10日かかりましたので孤独死の一報から引渡しまで約45日でしたが、間隔が開かなかった場合はおよそ1ヶ月で新規の賃貸募集ができるレベルまで仕上がるのです。

短期間で汚れと臭いが無くなり高品質なリフォームを行い事故からたった1ヶ月程度で次の入居者を募れるまで部屋を回復させることは大家さんにとって大きなメリットではないでしょうか。

まごのての工事部は孤独死の特殊清掃後リフォームやゴミ屋敷状態であった家や部屋の再生を積極的に行い、物件オーナーの資産を守るお手伝いをしています。また事故物件となってしまった家やマンション、アパートを売りたい、事故はあったけど収益性を下げないで再生したいという人にまごのての不動産事業部でもご相談を受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
 
物件再生、事故物件買取のまごのて不動産事業部

臭いでお困りの場合はすぐ対応 【特殊清掃一次処理:3万円~15万円】

上記でご紹介した一連の流れの中で一番最初に行っている特殊清掃一次処理というサービス内容は他の特殊清掃業者ではあまり見かけない作業内容だと思いますが、まごのてではこの特殊清掃一次処理を一番重要と位置づけている特殊清掃内容です。

特殊清掃とは孤独死などの死亡事故が起きた際に部屋を元に戻す原状回復作業に進む中で端緒につくセクションです。この一番最初にやるべきことに間違いがあれば最後まで間違ったままとなり原状回復そのものが失敗に終わるという事態になりかねませんので確実に行わなければいけません。

多くの方が孤独死が起きたらまずは家財撤去や各作業の見積もりなどでドカドカと入室していますが、その行為は間違いの最たるもので、まずやるべきは入室環境を整えることなのです。この特殊清掃一次処理がどうして重要なのか、どんな目的があるのかをお伝えしていきます。
 
孤独死の初期清掃と消臭

ご遺体痕は故人そのもの!まずは適切な処置をしましょう

まごのてでは孤独死が起きた際に即日今すぐに行うことをオススメしている特殊清掃一次処理ですが、私たちが一番こだわりのある作業のひとつです。以前孤独死の特殊清掃のお見積りに伺った時に、ご遺族である娘さんが「今すぐなんとかなりませんか、父をずっと放置しているみたいです」と号泣されたことがあったのです。

確かに孤独死で発見された後に室内を家財撤去業者が入る、遺品整理業者やリフォーム業者が入る、これは寝ている人の頭を踏みつけにする行為であると大いに反省し、作業工程そのものを見直すきっかけとなりました。

孤独死などが起きてすぐに何らかの施工を出来ないかと模索した中で生まれたサービスが特殊清掃一次処理です。ご遺体痕と言えども故人そのもの、故人の尊厳を守るためにも是非このサービスをご利用ください。お電話いただければすぐに何をすべきかご案内いたしますので、お気軽にお電話ください。

特殊清掃一次処理の重要性

孤独死部屋の入室環境を整える重要性

特殊清掃一次処理はなんのためにやるのか、について倫理的なことを先に示しましたが、同じぐらい重要なのは入室環境を整えることです。おそらくほとんどの方は孤独死が起き発見が遅れた場合の部屋の状況を知りませんので入室することを安易に考えてるのだと思いますが、端的に明確に表現しますとその状況での入室は普通の人はできません!少し不適当な表現になってしまいますが下記に孤独死が起きた部屋の状況を示します。

・強烈な臭いが漂っています。
絶対に脳が受け付けない種類のにおいが脳天にダイレクトにアタックしてくるような臭いが部屋に充満しています。

何百何千のハエが飛び回っており、静かな部屋で羽音だけが響いています。

・床には
何百匹のウジ虫が這いまわっており、ご遺体痕があった布団や衣類には山盛りライスのように蝟集し蠢いています。

ご遺体の跡が人型となっていたり、時には広範囲に赤黒い液体が流れて広がっています。

・目には見えませんが
菌やウイルスが飛散しています。

想像していただけたでしょうか?自身が入室したり、何らかの業者を含めて他人を入室させることができますか?常人の感覚では到底難しいことです。稀にそのような環境下でご遺品整理をしたりするご遺族もいますし、見積もり名目で突入する各職の業者もいますがチャレンジャーと言わざるを得ません。

特殊清掃一次処理はこの状態の部屋を簡易的に清掃消臭し、入室環境を整えてご遺族がストレスなく入室し遺品整理などが出来るようにする、我々のような業者も安全に作業が出来るような環境づくりをするという目的で特殊清掃一次処理を推奨しています。また次の章でご紹介する、特殊清掃を含めあらゆる原状回復作業をスムーズに進めるための下準備になる大事な作業工程なのです。

 
特殊清掃一次処理はご遺族や関係者を守る作業

【お願い】初期の清掃が終わるまで残置物撤去はやめてください!

昨今は家賃保証会社との契約があるため、孤独死などが起きればすぐさま残置物を撤去する動きがありますが、絶対におやめいただきたいことのひとつです。特殊清掃依頼を請け先に残置物が撤去されてる状態だと特殊清掃費がグッと高くなる可能性があります。

理由は現場が荒れるのです、残置物撤去業者はスピード勝負でどんどん家財を搬出しますのでご遺体痕を平気で踏みつけ拡散させます。無関係の場所も靴底で踏み、汚れた手であちこち触るので私たち特殊清掃業者のご遺体痕検索と洗浄箇所が増えます。

時には共用廊下やエントランス、エレベーター内なども汚しています。家賃保証会社は家財を撤去するまでが保証期間となってるのでこのような手順違いが起きるのですが、どうか特殊清掃一次処理をしてから残置業者を入れるようにしてください。それが結果的に安く、しかも早く部屋を再生できるのです。残置撤去業者が先に入った部屋は100%の確率で荒れており特殊清掃費用も通常より増大しています。

下の写真はある残置撤去業者が荒らし、ご遺体痕汚れを拡散させていた部屋です。あまりにも汚れの拡散がひどかったため費用は約1.5倍となり、完全消臭までの期間も通常の2倍近くかかってしまいました。

他にもリフォーム業者や不用品回収業者や知識のない特殊清掃業者を見積もり名目で入室させるのも危険です、詳しくは下記コラムをお読みください。
 

特殊清掃前にやってはいけない消臭の妨げ行為2選
 

画像の説明
共用廊下までご遺体痕汚れを拡散!
絶対に残置撤去業者を先に入室させないでください!
本来ご遺体痕汚れがない部屋
土足で踏み荒らし、家財を引き摺り無関係の部屋まで汚す。
画像の説明
靴跡がくっきり!
残置物撤去業者の仕事の粗さが如実に出ています、よく平気で踏めるものです。

孤独死の特殊清掃の料金と相場を解説します

孤独死など死亡事故が起きた際にどれだけの費用がかかるのか、どの程度の予算組をすれば良いかなどお金にまつわることだから早くに知っておきたいという気持ちがあるため、きわめて初期の段階であちこちの業者に見積もりをさせたりすることが多いと思いますが、上記でも書いてますように早い段階で各業者を入室させることは絶対におやめください

ではどうやって費用感や相場を知ればいいのかと言われますが、大まかな相場を頭に置いていただいた上で初期の清掃と消臭をすればいいのではないでしょうか?今から特殊清掃や家財撤去に関する費用相場についてお伝えします。

特殊清掃費:50万円
ご遺品整理(家財撤去費):50万円


単身用の1K~2DKあたりの間取りを想定していますが特殊清掃費と家財撤去費で概ね100万円程度かかる可能性があります。令和6年まごのてで扱った孤独死事案の平均値は特殊清掃費と家財撤去費で87万円でした。また損保会社の商品である借家人賠償保険の補償額も100万円の補償としているのが主流であることから孤独死の特殊清掃費と家財撤去費相場は100万円と考えて間違いありません。下記の画像リンクには特殊清掃料金の決まり方の根拠を説明した記事がありますので是非ご一読いただき参考にしてください。
 
特殊清掃料金は高額?

特殊清掃業者を見た目の料金だけで決めてはいけない理由

特殊清掃業者選びでもっとも頭を悩ますのが特殊清掃料金ではないでしょうか。特殊清掃はそれなりに高額で相場は50万円と聞くともっと安い業者はないか、もっと安くなる方法はないかと模索する方がひじょうに多く、特にアパートやマンションのオーナーさんにその傾向があります。

特殊清掃業を調べてみると数万円で特殊清掃可能とか、最安保証などと特殊清掃料金が安いことを売りにしている業者もチラホラ見え、興味はそそられると思いますが特殊清掃業者選びの基準は料金ではありません。特殊清掃の目的を冒頭で示していますが何のために特殊清掃をしなければいけないかを再度お考えいただきたいのです。

特殊清掃とは孤独死や死亡事故があった部屋の汚れや臭いを無くし部屋を元通りにすることです。つまりその目的が達せられるかどうかが業者選びの基準であって料金の高低ではないことを再認識していただきたいと思います。

そもぞも特殊清掃は料金で競うものではなく技術で競うもので、業界最安値や料金がいかに安いかを掲げる業者はまともな清掃や消臭が出来るとは思いません。長らく特殊清掃をやってきた私たちから見ればこわくて最安値など不用意なことは言えず、こんな言葉を使う業者は絶対に信用できませんし、絶対に汚れも臭いも取れません。料金ではなくどんな完成形になるか?この一点だけを見て特殊清掃業者選びをしてください。

【現場写真あり】孤独死や自殺の特殊清掃事例と費用

特殊清掃はすべての部屋が同じ状況で同じ作業内容や料金ということではありませんが今まさに特殊清掃業者を探してる方のために参考となる事例をいくつかピックアップしてお知らせいたします。

リアルな現場写真と実際にかかった費用も載せておきますので参考になると思います。なお当サイト内の写真はすべてまごのてのオリジナルであり拾い画ではありません、またサイト内画像の転載は固くお断り申し上げますがもし使用したいということであればまごのてまでお問合せください。また様々な特殊清掃事例は下記の写真にリンクを貼っておきますので興味のある方は是非ご覧ください。
 
孤独死や自殺の特殊清掃実例

孤独死の特殊清掃事例2つご紹介します

地域と間取り 東京都葛飾区 1DK
特殊清掃一次処理 ご連絡の翌日実施 12万円
ご遺品整理 ご遺族が貴重品ピックアップ後実施 28万円
特殊清掃二次処理 着手から3週間で完了 35万円
リフォーム 未実施

孤独死死後40日
死後推定40日の真夏の特殊清掃
 
孤独死臭をすぐに止める
入室環境を整える特殊清掃一次処理
 
徹底した除菌消臭
最短即日作業が可能
 
完全に臭いを消す技術
 
特殊清掃では料金より技術重視
 
消臭できない特殊清掃業者もいる
 
地域と間取り 千葉県船橋市 1DK
特殊清掃一次処 ご連絡いただいた当日実施 12万円
ご遺品整理 すべてまごのてで代行 23万円
特殊清掃二次処理 着手から3週間で完全消臭 35万円
リフォーム 床フロアタイル新調貼り替え、壁紙新調貼り替え

孤独死死後2週間
孤独死死後推定2週間
 
臭いを数値化
臭いを数値化して見える化
 
孤独死の特殊清掃すぐ対応します
ご遺品整理がしやすいように処理
 
孤独死の特殊清掃事例を2つご消化しましたが2例とも特殊清掃とご遺品整理で70万円台で完了し概ね相場通りの費用となりました。どちらも夏期間の孤独死で近隣ににおいが漏れ出たことで発覚しました。臭いで発覚した孤独死は一刻の猶予もなくすぐの対応が必要なレベルでした。

【臭いが消えない】他社の特殊清掃やり直し

地域と間取り 東京都世田谷区 1K
特殊清掃一次処理 他社のやり直しのため未施工
ご遺品整理 他社のやり直しのため未施工
特殊清掃二次処理 ご遺体痕追跡、ハエ跡洗浄等 30万円
リフォーム 床フロアタイル、壁紙貼り替え、その他不具合補修

画像の説明
臭気計でも臭い残りを察知
 
画像の説明
ブラックライトに浮かび上がる汚れ
 
画像の説明
床下に流れ込んだ腐敗体液
 

特殊清掃依頼の中で急激に増えている他社が特殊清掃をした後の特殊清掃です。特殊清掃後という表現も変なのですが、いわゆる技術のない特殊清掃業者が真似事をしてお客様に迷惑を掛けてるというものです。

事件現場特殊清掃士や遺品整理士などの認定資格が大ブームとなり、簡単な講義DVDを見ただけで技術も知識もないまま開業してしまった勘違い特殊清掃業者がこのような事態を起こしています。そもそも経験もないまま特殊清掃をやってしまってますので技術を上げることより言い訳だけが上手くなってるのが特徴的な人種です。

特殊清掃はアパートやマンションなどの高額な他人の資産を預かってる立場です。私たち特殊清掃業者の使命は元通り何事も無かったように復元させることですからご遺体痕由来の汚れや臭いが残ったままでは目的が達成できないのです。

今でも技術のない特殊清掃業者は幅を利かせもっともらしいことを言いながら集客していますので充分にお気を付けください。お客様にとっては本当に臭いが消えるだろうか、物件として機能するよう元通りになるだろうかと不安いっぱいの中信頼して依頼したのに臭いや汚れが残ったままだと落胆しかありません。どうか最初の入口である特殊清掃業者選びを間違わないようにしてください。

【遺品整理】故人とご遺族を結ぶ架け橋として寄り添います

まごのての遺品整理は貴重品や思い出の物を全力を尽くして探し出します!遺品整理は故人が遺族に与えてくれた最後のイベントです。しかも遺品整理を業者に依頼するという選択をされてるのですから、何も出ないはずがありません。下世話な言い方をすれば、金品や証券類が出れば誰だって嬉しいに決まっています。

遺品整理作業では貴重品を探すことも重要なことですが、それ以外にも必ず大切なモノを発見しお渡しいたします。また、一応全てのチェックは済ませまましたと言って依頼される方も多いのですが、そんな場合でも半数近く何かが発見されます。

単純に見落としなんですが、一般の方だと見落として当然という所にあるものなんです。それが何であったかはサイト上では書けませんが、高確率で探し出すことができる。このことがプロである所以です。まごのては会社としての運営体制も遺品整理の技術も高いので安心してご依頼ください。
 
まごのての遺品整理

故人様・ご遺族との架け橋となる高品質な遺品整理

遺品整理と不用品回収との区別がつかない業者が多い中、まごのては高品質な遺品整理を行うことをお約束します。

貴重品の捜索はもちろんのこと、形見の物やご家族の思い出を故人様に成り代わりキチンとピックアップいたします。また遺品整理作業に際しては廃棄となる家財もけっしてぞんざいに扱わず、引越作業と同等に丁寧に扱うことを徹底することはもちろん、ご遺品整理費用もお客様の気を惹くだけの根拠なく「安いや業界最安値」など無責任なことは一切言わず、誠意をもって正直に嘘なく真摯にご遺品整理を行うことをお約束します。

まごのての遺品整理の料金の決まり方

遺品整理の費用についてご説明いたします。よくある遺品整理業者の記事では1Kなどの単身マンションで3万円~7万円、3LDKや一軒家で20万円~40万円という料金表のようなものを見かけますが、実際は部屋の間取りで決まる性質のものではありませんので、このような遺品整理料金表はまったく参考になりません。

また部屋の間取りではなくトラックサイズに応じた料金もよく見かけます、間取り別料金表に比べると若干信頼性が高いものの、お客様を安値で惹きつけるための材料として使われてることが多いので注意が必要です。

部屋のお片付け全般に言えることですが、間取りで料金が決まることはなく遺品整理の場合は全体量と作業内容によって料金は変わってきます。

特殊清掃をご利用いただいたお客様には特殊清掃実施時点で遺品整理料金や作業内容のご案内を行っております。遺品整理だけをまごのてで行いたいとお考えのお客様はお問合せフォームや公式LINEに写真を添付していただければ料金等のご案内をいたします。

ご遺品整理料金についての解説

単身の遺品整理料金相場は50万円の根拠

上記の特殊清掃案内で単身用の部屋でも特殊清掃費50万円ご遺品整理50万円が相場とお伝えし、その根拠は損害保険会社が設定している補償額が50万円が主流であることから単身用の部屋でも家財が多いと50万円はあり得るというものです。

ゴミ屋敷のお片付けページでも解説していますが、部屋のお片付けは大きく3つの要素で決まります。詳しくはゴミ屋敷片付けページ内の料金案内をお読みください。

1.処分費(家財の量)
2.作業費(人件費)
3.トラック輸送費


昨今は廃棄処分料金も値上がりし、人件費を含めあらゆるものが値上がりしている関係で当然ご遺品整理費用にも反映されています。まごのての場合も15年前の創業期にはいかに安くサービス提供を模索した時期もありましたが、特にゴミが関わる事業で安さを追求するには限度があり、追求しすぎれば犯罪行為になりかねないと知り、安く提供できないのであれば技術を上げることに注力したのです。まごのてが安心安全な運営体制に舵を切った理由

世の中では相変わらず安いことだけが売り(※実は安くない)の遺品整理業者がたくさんあり、出来るだけ安く済ませたいと考えるお客様は惹かれるようですが、特殊清掃同様本来の目的は何かを再認識していただき適切な遺品整理業者をお選びいただければと思います。まごのてでは公式LINEを利用しての遺品整理見積もりが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
 
遺品整理問合せLINE

トラブル急増!その遺品整理業者大丈夫ですか?

親しい方が亡くなるとあまりにもやることが多く疲れ果ててしまいます、葬儀や行政関係の届出、あいさつ回りと一通り終えた頃には心身ともに疲弊してしまいます。
そんな中で次は遺品整理です、時間をかけてゆっくりできる環境であればまったく問題ないのですが賃貸住宅の明け渡しが迫っていたり家屋の売却や解体が迫ってるとそうもいきません。

遺品整理は普通の部屋の片付けと違いこのように時間の制約がある中でやらなければいけないことが多いのです、だから遺品整理業者に依頼しようと考える方が多いのですが精神的に疲弊している、時間がない中で遺品整理業者を探すのですからハズレ業者を引いてしまう場合が多々あります、あなたが選ぼうとしている遺品整理業者は本当に大丈夫ですか?

遺品整理業者選びは慎重に

悲しみを増幅させる悪徳遺品整理業者

もしハズレの遺品整理業者を選んでしまうと後悔どころではありません、遺品整理にまつわるトラブルは増加の一途です。料金の吊上げや高額請求など消費者センターには日々苦情が寄せられていますし、見た目がキレイなだけのホームページでお客を募り獲物を待っている悪徳遺品整理業者も存在します。悪徳と言えないまでも不用品回収業者や便利屋までもが遺品整理を作業メニューにかかげていますがそもそも遺品整理と不用品回収はまったく違います、遺品整理を業者に依頼するのであればやはり専門業者が間違いないでしょう。

部屋のお片付けの中でも一番難易度が高いのが遺品整理だと思っています。遺品整理は不用品回収やゴミ処理ではありません、故人の軌跡をたどるのが遺品整理です。言葉でキレイなことを並べたてるのはとても簡単なことですがひじょうに難しいのが遺品整理。そのことを充分理解しているのがまごのてです。

遺品整理を掲げる業者は多数存在しますが選び方を間違えるととんでもないことになります。遺品整理にまつわるトラブルは料金だけではありません。遺族が部屋(家)の中に何があるかわからないのをいいことに貴重品を盗ったりお金を懐に入れたりする遺品整理業者も多いと聞きます。

遺品や金品を盗んで摘発されたニュースをたまに見かけますが発覚することはまれで実際はかなりの数が横行してるのではないでしょうか。その他のトラブルとしては不法投棄で、業者のトラックに積んだはずの遺品が山の中や河川に捨てられる例も多いです。

廃棄物の処分費は近年上昇傾向にありまともに処分をしていたら利益が出ないからと不法投棄を行う遺品整理業者がいるのです。激安や格安の遺品整理業者のホームページに書いてある料金を見ていると原価割れの料金提示をしてるところがあります、最初から不法投棄前提です、不法投棄なんてされたら一生のトラウマになるほどのショックです、たとえ捨てるとしてもそれは故人との思い出が詰まった品、それをぞんざいに扱うことは絶対に許されないのです。下記画像リンクはゴミ屋敷のお片付けを不用品回収業者に依頼して失敗したというもので、遺品整理で不用品回収業者を使うと大失敗するという参考記事ですので是非お読みいただき理解を深めていただければ幸いです。

悪徳遺品整理業者にご注意

お客様もシビアに遺品整理業者を吟味してください

実は遺品整理業者を選ぶ際のお客様の考え方によって成否をわけることになることもあります。昨今の風潮としてできるだけ遺品整理費用を抑えたいという心理はわかりますし当然のことと思います、ですが物事には適正価格がありそこから大きく逸脱するような料金提示をしている遺品整理業者は敬遠すべきです。

そもそも遺品整理に関して格安、激安、業界最安値などのワードでお客様の関心を惹くこと自体がモラルの欠如と言わざるを得ません、どうかお客様も遺品整理業者を探す際は真摯に接していただければと思います。

まごのての遺品整理は選別能力がひじょうに長けています、これは日々ゴミ屋敷片付けの中で培われたものでどんなに大量の物があろうとどんなに大量のゴミがあってもその中から本人の大切な物や必要な物はきちんとピックアップします。


これは神業と言っても過言じゃありません、多少非現実的な表現になりますが遺品整理の現場では急に閃きが舞い降りてくることがあります、その閃きに従い今まで誰も探さなかった場所を検索すると大量の1万円札が出てきたり金塊が出てきたりしたこともありました。

まさにこれは故人と交信した結果です。つまり遺族に寄り添い会ったこともない故人に思いを馳せる、この心構えが他社とは違う遺品整理作業を実現しています。
ゴミ処理と一緒にされたくない!遺品を丁寧に扱ってほしいとお考えのお客様は一度まごのてにご相談ください。

遺品整理相談LINE

特殊清掃や遺品整理でまごのてを選ぶ価値

まごのては特殊清掃の専門業者です、すでに15年の実績があり、孤独死や自殺などあらゆる事例を経験していますのでどんな場面でも適切な特殊清掃を行うことが可能です。

昨今は特殊清掃士や事件現場清掃士と言った現場では何の役にも立たない認定資格で専門家と名乗りお客様に迷惑をかけてる輩が多く紛れ込んでいますが、まごのては確実な消臭を行いますのでご安心ください。

部屋の清掃やお片付け関連の業者はたくさんありますが、中でも特に特殊清掃と遺品整理は専門性が求められる内容のものであると考えます。特殊清掃だけはハウスクリーニング業者や不用品回収屋とはキチンと区別されるべきものですが昨今は知識や技術もない業者が特殊清掃のプロと謳いお客様を騙していますので注意が必要です。下記画像リンクには他社が手掛けた特殊清掃に不備がありまごのてに再依頼となった事例を記載していますので興味のある方は是非お読みください。

臭いが消えない特殊清掃業者

まごのての特殊清掃作業者はすべて正規雇用者

どうして正規雇用の特殊清掃員であることが特徴的なのかと思うかも知れませんが、特殊清掃や遺品整理業界では昨今社屋も持たないような実態のよくわからない業者が増殖中です。孤独死の現場はご遺族ですら入室が憚られるような部屋です、ご遺族ですらどこに何があるかわからないのです、そんな部屋に悪意ある者が入ったとしたらどうでしょうか?

まごのては社屋も持ちスタッフはすべて正規雇用としているのはお客様に安心をお届けするという最大の目的があるからこそです。専業で特殊清掃をしている者ばかりですので技術も高いのは言うまでもありません。特殊清掃料金は高額なサービスですので社屋も事務所もない、スタッフも実はどこの誰だかよく知らない、責任の所在も曖昧というような業者に任せることが出来るでしょうか?私たちは大きなお金をいただくということを認識してる特殊清掃業者ですので会社の構えを整え、従業員教育に注力しているのです。

安心安全でなおかつ高度な技術を提供すること、嘘や誇張を一切せず正直に誠実に運営することを第一に掲げてる特殊清掃業者ですので、どうぞ安心してご依頼ください。また株式会社まごのては特殊清掃業者では初の東京都電子調達システム加入事業者です。電子調達システムとは公共事業の入札参加資格と同じ位置付けで、会社の運営体制や納税状況などを細かく審査されます。つまり会社として安全で正しく運営されているとのお墨付きを東京都知事より与えられている特殊清掃業者と思っていただいて差支えありません。電子調達加入により東京都や千葉の行政区や自治体からのご依頼も多数いただいています。

まごのてが正規雇用者での運営にこだわる理由

まごのてのスタッフは正社員

問題解決力と高度な清掃と消臭技術

まごのての特殊清掃と他社の特殊清掃と一体何が違いメリットは何だと聞かれれば、上記のように会社としての運営姿勢が安心安全であることや電子調達加入事業者であることですが、それらだけではお客様になんのメリットも与えることは出来ず、ただのパフォーマンスになってしまいます。

特殊清掃やご遺品整理でまごのてをお選びいただくメリットは何と言っても技術力の高さです。孤独死が起きた部屋を完全に原状回復するには高度な技術が必要ですし、清掃や消臭の知識もしっかり持たなければいけません、また特殊清掃一次処理をはじめ特殊清掃や遺品整理には機動力の高さも求められます。機動力が高いということはそれだけ問題解決が早いことに繋がりますので、技術面、機動力、会社としての運営体制が完全であればあるほどお客様が得れるメリットが大きいということになります。

まごのては今主流の誇大広告や嘘でお客様の関心を惹くようなことをせず、真剣に真摯に技術だけを追求してきた特殊清掃業者ですので安心してご依頼いただければと思います。

孤独死の後始末の範囲と原状回復をする人

賃貸住宅の場合は孤独死が起きたら特殊清掃を行い部屋を空にしてお返しする、という流れを経るのですが、その後始末をすべき範囲と行うべき人についてお伝えいたします。特殊清掃を行うべき範囲とその義務のある人をきちんと理解しておけば原状回復の費用負担トラブルを防ぐことができますのでしっかり覚えておきましょう。

まず孤独死の後始末を行うべき人(義務者)は下記の通りです。
1.賃借人(連帯保証人)
2.法定相続人

3.物件オーナー(義務者ではない)

 

部屋を退去するにあたって手続きや後の始末をするのは原則的には「本人」ですが、本人は亡くなっていますので実施できませんので、賃貸住宅の場合は本人と同等の立場である連帯保証人もしくは本人の権利義務を継承する法定相続人が後始末の義務者となります。

大前提として本人が行うべきことですが連帯保証人がない場合、相続人がいない場合(相続放棄)は大家さん自らがその処理を行わなければいけません。

孤独死の後始末をすべき人のフロー図

孤独死発生!どこまで掃除すればいいの?

孤独死が発生した場合に部屋を返却しなければないませんがその際にはどこまでの清掃や片付けが必要なのかという疑問にお答えいたします。まず基本的な考え方を覚えておいてほしいのですが、普通に退去するのと亡くなって退去することに物件の返還義務や原状回復義務に差はない、ということが大前提です。

<賃貸を退去する際にやるべきこと>

1.部屋を空にする(家財がない状態)
2.部屋を掃除する(入居時と同じ)


これが一般的な退去の流れで民法621条の原状回復義務に基づき行うもので、引越退去で誰もが一度や二度経験があると思いますが、亡くなって退去(室内孤独死含む)も考え方としてはまったく同じ流れでいいのです。

ただ普通退去と大きく違う点が2点あります。

1.通常ではない汚れ(ご遺体痕の流出によるもの)
2.亡くなって時間が経つことによって発生する腐敗臭。

この2点が加わるのですが、これも特殊清掃業者の手によって完璧に除去できればまったく問題なく物件の返還ができるのです。つまりいかに特殊清掃というものが大事であるかということになりますので確実に汚れと臭いが消せる特殊清掃業者を選びましょう。下記の画像リンクでは退去時の賃借人の原状回復義務と範囲についての参考事例がありますので是非参考にしてください。

亡くなって退去でも普通退去と同じ扱い

孤独死が起きた部屋の原状回復トラブル事例

孤独死が起き部屋を原状回復するための責任がある人と範囲は上記で示した通りですが、やはり特別なことだけにトラブルも起きやすいです。特に大家さんと賃借人(連帯保証人やご遺族)とのトラブルは起きやすいのですが、原状回復の責任の範囲についての認識の違いで起こるものが大半です。主なものとしては下記の通りです。

・大家さんはリフォームまでの原状回復を求める。
・大家さんが損害賠償を求める。
・大家さんが機会損失家賃を求める。


特に特殊清掃後のリフォームをご遺族に対して求める例が多いので基本的な考え方と法律的な見地をお伝えいたします。

孤独死の特殊清掃とリフォームトラブル

リフォームまで求められてるが妥当な要求なのか?

部屋の中を空にして特殊清掃でにおいと汚れを取れば普通に物件を返すのと同じと書きましたが、大家さんや不動産会社からリフォームまで求められてるが妥当なのかと質問をよく受けます。

原状回復義務とは、入居当時と同じ状態で返す、というのが原則ですがだからと言ってすべて新品という意味ではなく経年劣化や通常損耗分は加味するという原則があります。したがって普通に部屋を使っていて劣化したり色褪せたりするものは賃借人の責任ではないですよというものですが、孤独死で人が亡くなった場合はどうなのかというところですが、これも同じ考えで孤独死は亡くなった人に帰責性(責任)はないという法律的な見解が確立していますので普通退去と同じ原状回復の考え方で良く、特殊清掃の過程で壁紙を剥がしたり床を切り取ったり内装の一部を解体することがあります、その部分は戻さないといけないということになります。

ですが実際は部分補修で済まないので、壁はすべて貼り換えたり床も全部貼り替えることになるのですが、厳密な計算をすれば100%ではなく割合に応じた費用負担をするというのが法律に則った考え方です。孤独死の原状回復の費用負担は複雑な計算が必要ですので、知識のある特殊清掃業者に相談されることをオススメします。まごのてではご遺族と大家さんの間に入って費用負担のアドバイスを行ったり、必要であれば顧問弁護士から事案ごとの意見書を発行いたします。

原状回復のトラブルを回避するアドバイスをします

孤独死は当たり前の時代!物件オーナーの心得

孤独死を始めとした室内での病死や自殺は賃貸アパート、マンションでは今や珍しいことではなくなりました。自殺や他殺はレアケースだとしても病死による死亡事故は防ぐことができず、一人暮らし世帯が多い現代では孤独死の話は聞かない日はありません。

自身が所有する部屋では起こってほしくないと思っていても起こる時は起き、まごのてにご依頼のマンションオーナーは1年に同一建物内で3件の孤独死が発生し、3件目の孤独死が発覚したときは賃貸業から撤退しようかと真剣に悩んでいました。高齢の人は入居させないなどの対策もしてるオーナーさんでしたが年齢など関係なく、今や比較的若い世代でも孤独死は増加していますので年齢で区切ったところで何の対策にもならないのです。

まごのてのお客様に400室以上運営しているいわゆるメガ大家さんがいますが、そのオーナーさん曰く人が住んで生活するのだから何かが起きるのは当たり前で、それが孤独死だとしても普段から起きて当たり前起きたらどうするか、を常に考えて対策していればイザ発生したとしても慌てなく住むと言ってたのは印象的でした。

起きるのが当たり前と想定していれば何が起きてもきちんと対応ができるという考えはもっともで、賃貸運営といえども会社経営と同じですので日々対策を練っておくという考えは大事だと感じます。

アパートオーナーが行う孤独死対策

孤独死発生時の物件オーナーの責任と役目

大家さん側のスタンスとしては賃借人による事故だからその後始末は遺族や保証人がなんとかするべきで大家が何ひとつすることはない、と考えるのが普通だと思いますが大きな間違いです。上記でも書いたように物件オーナーは人の生活を預かってる責任がありますので、所有物件で事故が起きればやるべきことは山積みです。

もし所有物件で孤独死など死亡事故が発覚したら、まず同じ物件の住人のことを真っ先に考えて行動すべきです、大家さんは賃貸収入が生活の糧ですからそれが途切れないように考え行動するのが第一優先です。

まごのてで関わった孤独死の現場でも初動が遅れてしまったために入居者の半数近くが退去したという例がありました、しかも退去にかかる費用を全部補償しろと集中砲火を浴びてました、法的にその必要はありませんが、このような状況になれば何のために物件運営をしているのかわかりません。

特にご遺族がなかなか見つからない、入居者があるまま買取った物件で連帯保証人がすでにいないなど責任の所在がはっきりしないケースも意外と多いです、そんな時は大家さんが後処理に動くしかありません。特殊清掃会社の手配や原状回復の進行は管理会社が代行してくれると思いますが、管理会社はすべて大家さんの決定に従って動くのですから大家さんが素早く適切な判断をすることが求められるのです。

孤独死から事故物件化を防ぐ具体的な対策方法

孤独死は病死ですから誰にも対策は出来ません、大阪のある物件では賃貸契約書に『勝手に死亡禁止』という特約があるらしいのですが、事前に明日死にますと言って亡くなった人を見たことがありませんので、やはり事前の対策はできません。

亡くなってしまうことに対する対策はできませんが、ご遺体を早く発見するための対策は出来るはずで、実際まごのてのお客様である東京都北区のマンションオーナーさんは、孤独死が起きたことを教訓にすべての部屋に見守りシステムを導入したと言います。

見守りシステムはセコムやアルソックがサービスを提供しており、1部屋あたり数百円/月で導入可能で、異変があり亡くなったとしても24時間経過せずに発見されるようです。私も常々思うのですが、亡くなったとしてもせめて腐乱する前に発見できるシステム作りが急務だと感じていますのでセコムの見守りサービスは時代にマッチしてるのではと思います。

発見さえ早ければいわゆる事故物件にもなりませんし、何より後の処理にかかるお金が少なくて済みます、もし遺族や連帯保証人に資力がないとしても大きなお金が出る心配はなくなるのではないでしょうか?今のところ大家さんができる孤独死対策で一番有効なのは見守りサービスの導入だと思います。
 
孤独死対策にセコム

オーナーさん側で孤独死対応保険に加入しておきましょう!

損害保険には火災保険の特約で孤独死に対応したものがあります。わずかの掛け金で原状回復費や数か月間の家賃保証までカバーされる内容のものもあります。孤独死などに対応する保険はそれ単独ではなく、火災保険の特約で付加されます(1室300円~数百円)ですが、意外と加入率は少ないと某保険会社の担当者は言ってました、周知徹底していない保険会社の責任もありますが知識がない、もしくは意識が低い大家さんが多いことの表れでもあると思います。

また昨今は契約者(部屋の借主)側で加入しておく保険もあり、全国宅地建物取引業協会連合会(ハトマーク)の借家人保険(宅建ファミリー共済)では遺品整理費50万円、特殊清掃費50万円の合計100万円まで保証される保険もありますので、客付け不動産会社に確認をされることをオススメします。

できれば賃借人任せではなく大家さん側で補償が手厚い保険に入っておきましょう。今まで経験した特殊清掃事案では大家さんが特殊清掃費含め一切合切を負担しなければいけない事案で、保険に入っていなかったため処理を進めることができず塩漬けになってるマンションがいくつかあり、利回りを優先してわずかのお金をケチったために起きた悲劇としか言いようがないものもありますので、今一度保険の見直しや確認をしておきましょう。

孤独死対応型保険に入りましょう

それでも孤独死が起きてしまった時は

いくら対策をしても起きる時は起きるのが孤独死です。不幸にも孤独死が起きてしまいしかも発見が遅れた際はどうぞ私たちまごのてにお任せいただければと思います。まごのては孤独死の特殊清掃やゴミ屋敷のお片付けを専門に長くやってきた業者ですので、あらゆる事例を経験しており、すべての現場で確かな技術を発揮して原状回復を成功させてきた確かな実績がありますので安心してご依頼ください。

また不動産事業部もありますので、孤独死があっても家賃を下げないリフォーム方法や事故があった物件を現状有姿で買取ることもできますのでなんでもご相談ください。また孤独死や原状回復トラブルのアドバイスや仲裁も行える体制も作ってますのでお客様のお困りごとはなんでもご相談いただければ素早く問題解決できるよう尽力いたします。
 
物件オーナーのための特殊清掃相談ダイヤル

【特殊清掃対応地域】順次サービスエリア拡大中

まごのては東京都を中心に一都三県+茨城県、栃木県、群馬県、山梨県の一部地域で特殊清掃サービス提供を行っており、順次エリアを拡大し迅速な特殊清掃が行えるよう体制強化をしております。

また特殊清掃一次処理に関しては東京都内とその周辺は即日もしくは最短での対応を行ってており、まごのてでは特殊清掃一次処理に限り管理職や内勤者までもが対応できるよう訓練されておりスピーディな対応力を実現しています。

特殊清掃は関東一円素早く対応します。