よくある質問

よくある質問

孤独死を告知した部屋で、入居後に臭いを指摘されたらどうすればよいですか

孤独死があったことを入居前に告知していても、入居者からにおいを指摘された場合は、現在のにおいの原因と生活への影響を確認する必要があります。
 

過去の死亡事案を告知したことと、現在もにおいが残っていることは別の問題です。「告知済みだから対応しない」と判断したり、入居者へ換気や芳香剤だけで様子を見るよう求めたりせず、まず現地の状態を確認してください。
 

入居者から連絡を受けたときは、次の内容を記録します。
 

  • ・ 最初ににおいを感じた日と時間帯
  • ・ 特ににおいを感じる部屋や位置
  • ・ 窓を閉め切ったとき、雨天、高湿度、空調使用時など、においが強くなる条件
  • ・ 目や喉への刺激、吐き気、睡眠への影響など、生活への支障
  • ・ 排水、エアコン、換気扇、収納など、においを感じる設備や場所
     

次に、以前の特殊清掃で実施した作業を確認します。作業報告書、見積書、施工写真、撤去した床材、洗浄した範囲、消臭工程、原状回復の内容が分かる資料を用意してください。
 

においの原因として確認するのは、主に次のような場所です。
 

  • ・ 体液や腐敗物があった床材、巾木、壁際、床下地
  • ・ 撤去せず残した建材や収納内部
  • ・ エアコン、換気設備、建具などへのにおいの付着
  • ・ 排水トラップや排水設備の異常
  • ・ カビ、漏水、現在の生活によって新たに発生したにおい
     

以前孤独死があった部屋だからといって、現在のにおいをすべて死臭と決めつけることはできません。においを感じる位置と条件を分けて調べ、過去の汚染箇所と一致するかを確認します。
 

過去の汚染源が残っている場合は、芳香剤、薬剤散布、オゾン処理、クロス交換だけでは解決しないことがあります。必要に応じて床材や巾木などを確認し、汚染物の除去、洗浄、乾燥、消臭、再確認を行います。
 

床材の交換や下地処理が必要な場合は、特殊清掃と原状回復工事を分けて見積もります。最初から室内全体を解体するのではなく、においの発生源と浸透範囲を確認してから施工範囲を決めます。
 

現地確認の日程、原因調査の予定、応急対応、再施工の見通しは、入居者へできるだけ早く説明してください。入居者から連絡を受けた日時、その後の現地確認、施工内容、作業後の再確認結果も記録します。
 

貸主や管理会社の法的責任、賃料減額、損害賠償、契約解除の可否は、においの原因と程度、契約内容、入居前の説明、生活への影響、連絡後の対応などによって異なります。まごのてではにおいの原因と必要な施工工程を確認しますが、法的判断や入居者との交渉代理は行いません。
 

他社で特殊清掃やリフォームを行った後ににおいが残っている場合も、これまでの施工内容が分かる資料と現在の状態を確認したうえで、再調査をご相談いただけます。
 

孤独死のにおいがリフォームだけでは消えない理由

孤独死や自殺があった部屋は、状態がひどくても特殊清掃できますか

はい。発見まで時間が経過し、体液、腐敗臭、害虫、床材や床下への浸透がある孤独死・自殺現場でも、室内の状態を確認したうえでご相談いただけます。
 

ただし、「どのような状態でも直ちに作業できる」「必ず一度の施工ですべて解決できる」とお約束するものではありません。汚染範囲、建物の構造、安全性、警察や管理会社による確認状況などによって、作業の順番と必要な工程が異なります。
 

警察による現場確認やご遺体の搬送が終わり、室内への立ち入りと家財の移動が認められるまでは、特殊清掃を始めることはできません。現場保存を求められている場合は、物へ触れず、警察の指示に従ってください。
 

体液や強い腐敗臭、害虫がある場合は、最初から家財を一斉に搬出するのではなく、汚染箇所を確認し、臭いや害虫の拡大を抑える一次処理を先に行います。作業員やご家族が室内へ入れる状態を整えてから、家財撤去や遺品整理へ進みます。
 

家財撤去後も臭いや汚染が残っている場合は、床材、巾木、壁際、床下地などを確認し、汚染物の除去、洗浄、乾燥、消臭、再確認を行います。床材の交換や下地補修が必要な場合は、特殊清掃とは別に原状回復工事としてご案内します。
 

次のような場合は、必要な確認や安全対策が整うまで、現場全体または該当箇所の作業を開始できないことがあります。
 

  • ・ 警察や管理会社から立ち入りや物の移動を止められている場合
  • ・ 火災、漏電、ガス漏れ、床の崩落などの危険がある場合
  • ・ 薬品、注射針、ガスボンベ、銃器などの危険物がある場合
  • ・ 家財や遺品を処分できる方の権限を確認できない場合
  • ・ 建物の構造確認や専門工事を先に行う必要がある場合
     

建物の構造部分まで汚染や損傷が広がっている場合は、建築士、管理会社、設備業者、原状回復業者などとの連携が必要になることがあります。まごのての特殊清掃だけで完結しない工程は、必要性を説明したうえで分けてご案内します。
 

特殊清掃の目的は、死亡の事実を「なかったこと」にすることではありません。室内に残った汚染源を確認し、除去、洗浄、消臭を行い、次に室内を使用するために必要な状態を目指す作業です。
 

作業前には、一次処理、家財撤去、二次処理、原状回復のうち、どこまでを依頼するのかを確認します。完了条件と見積金額を工程ごとに分けてご案内します。
 

臭いと害虫の拡大を止める特殊清掃一次処理

孤独死・自殺現場の特殊清掃事例

特殊清掃の一次処理後、臭いが戻ることはありますか

はい。特殊清掃の一次処理後でも、室内に残った汚染源や現場条件によっては、再び臭いを感じることがあります。
 

一次処理後に臭いを抑えられる期間を、「何日間」「何週間」と一律に示すことはできません。一次処理は、消臭剤で一定期間だけ臭いを隠す作業ではなく、確認できる汚染源を除去・封じ込めし、臭いと害虫の拡大を止めて、室内へ入れる状態をつくる工程です。
 

汚染が表面に限られ、一次処理で主な汚染源を除去できた場合は、その時点で臭いがほとんど感じられなくなることもあります。ただし、臭いが弱くなったことだけで、特殊清掃がすべて完了したとは判断しません。
 

家財の下、床材の継ぎ目、巾木、壁際、床下地、収納内部などに汚染が残っている場合は、次のような変化をきっかけに臭いが再び強くなることがあります。
 

  • ・ 室温や湿度が上がった
  • ・ 閉め切っていた室内を開放した
  • ・ 家財や床材を動かした
  • ・ 換気や空調の使用条件が変わった
  • ・ 一次処理で確認できなかった汚染箇所が露出した
     

そのため、一次処理の後は、必要に応じて家財撤去・遺品整理を行い、室内を空にした状態で床材や下地などを再確認します。残った汚染源を除去し、洗浄、乾燥、消臭、再確認を行うのが二次処理です。
 

一次処理は、二次処理を行わず長期間そのままにしておくことを前提とした施工ではありません。家財撤去や二次処理まで期間が空く場合は、現場の汚染状態や季節を確認し、どの程度の間隔まで許容できるかを個別にご案内します。
 

一次処理後に臭いが再び強くなった場合は、芳香剤や市販の消臭剤で覆ったり、床材を確認せずに壁紙だけを張り替えたりしないでください。どこから臭いが出ているかを確認し、残っている汚染源に応じて次の工程を決めます。
 

他社の一次処理後に臭いが戻った場合も、以前の見積書、作業報告書、施工写真、撤去した範囲などを確認したうえで、再調査をご相談いただけます。
 

臭いと害虫の拡大を止める特殊清掃一次処理

一次処理・家財撤去・二次処理の工程と役割

特殊清掃を女性スタッフに依頼できますか

特殊清掃では、女性スタッフだけでの施工や、特定のスタッフを指名した人員編成はお受けしていません。
 

特殊清掃の一次処理や二次処理では、体液汚染、腐敗臭、害虫、床材への浸透などを確認し、防護具を着用して汚染物の除去、洗浄、乾燥、消臭などを行います。
 

現場の汚染状況、必要な技術、作業人数、重量物、床材の撤去、搬出条件などを確認し、安全に施工できるスタッフを配置します。作業者の性別だけを基準に編成を決めることはできません。
 

ただし、特殊清掃後の遺品整理や家財整理で、下着、衣類、写真、手紙、私物などの仕分けについて女性スタッフを希望する場合は、ご相談時にお知らせください。
 

希望する理由と、女性スタッフによる対応を希望する範囲を確認し、勤務状況や作業規模に応じて配置を検討します。ただし、女性スタッフのみの編成や、必ず配置できることをお約束するものではありません。
 

女性スタッフの配置を必須条件とする場合は、見積もりや作業日の決定前にお伝えください。作業当日に希望を伝えられても、人員配置を変更できない場合があります。
 

スタッフの性別にかかわらず、現場で知り得た故人やご依頼者の事情、発見した私物について、近隣や関係のない第三者へ伝えることはありません。
 

特殊清掃と遺品整理の工程について

特殊清掃は夜間・深夜や休日にも対応できますか

まごのてでは、夜間・深夜の特殊清掃作業は行っていません。
 

特殊清掃では、薬剤や機材の使用、汚染物の撤去、家財の搬出などを伴います。夜間は作業音や車両の出入りが目立ちやすく、建物の管理規約に抵触する可能性もあります。
 

また、夜間は処分施設への搬入や、管理会社・関係業者との連絡ができない場合があります。そのため、夜まで作業を延長するのではなく、必要に応じて作業日を分けます。
 

休日の作業については、営業日と現場条件を確認して個別にご案内します。
 

休日対応の可否を判断する際は、主に次の条件を確認します。
 

・スタッフと車両を手配できるか

・建物で作業や搬出が認められている時間帯

・管理会社への申請や立ち会いが必要か

・廃棄物の処分先や搬入先が利用できるか

・一次処理だけか、家財撤去まで行うか

・警察による確認や室内への立入許可が終わっているか
 

電話やメールの受付時間と、実際に特殊清掃を行う時間は同じではありません。受付時間内にご相談いただいても、そのまま夜間作業を開始することはできません。
 

退去日、引き渡し日、警察から鍵を受け取れる日など、期限が決まっている場合は、ご相談時に日付と時刻をお知らせください。
 

期限が迫っていても、夜間作業によって補うことはできません。日中に確保できる人数、車両、作業時間を確認し、期限までに可能な工程をご案内します。
 

特殊清掃の一次処理で行う作業

ゴミ屋敷状態の部屋でも特殊清掃を依頼できますか

はい。ゴミ屋敷状態の室内でも、孤独死後の特殊清掃と家財撤去に対応できます。
 

ただし、通常のゴミ屋敷片付けと、孤独死が起きた部屋の作業では進め方が異なります。室内に体液汚染、強い腐敗臭、ハエやウジがある場合は、最初からすべてのゴミを運び出すのではなく、先に汚染源へ対応します。
 

警察による現場確認が終わり、室内への立入りと家財処分について権限を持つ方から依頼を受けた後、現場の状態を確認します。
 

ゴミ屋敷状態の孤独死現場では、主に次の順番で進めます。
 

  1. ・ 玄関から汚染箇所までの作業経路を確認する
  2. ・ 必要な範囲だけ家財を移動し、汚染源へ近づく
  3. ・ 体液や腐敗物、害虫などへ一次処理を行う
  4. ・ 通帳、印鑑、現金、契約書類などの探索条件を確認する
  5. ・ 家財と処分物を仕分けて搬出する
  6. ・ 家財撤去後に床や壁際の汚染範囲を再確認する
  7. ・ 必要に応じて二次処理や原状回復を提案する
     

ゴミや家財が積み上がっていると、故人が倒れていた場所や体液の広がりを最初から確認できないことがあります。上にある物だけを先に大量搬出すると、汚染物を踏んだり、別の場所へ接触させたりするおそれがあります。
 

そのため、まず作業経路をつくり、汚染源の位置を確認しながら必要な範囲を動かします。臭いと害虫の拡大を抑え、作業員が家財整理を進められる状態にするのが一次処理です。
 

一次処理だけで、室内全体の家財撤去や消臭が完了するわけではありません。家財の下や床材の継ぎ目、巾木の裏などは、物を撤去した後でなければ確認できないためです。
 

家財撤去では、すべてを廃棄物として扱うのではなく、ご依頼者と事前に定めた探索品を確認しながら仕分けます。主な探索対象には、次のものがあります。
 

  • ・ 現金、通帳、印鑑
  • ・ 権利証、契約書、保険関係書類
  • ・ 身分証明書、年金や税金に関する書類
  • ・ 貴金属、鍵、携帯電話
  • ・ 写真、手紙など残しておきたい品
     

ただし、体液が付着した物や腐敗が進んだ物は、安全上の理由から通常の家財と同じように扱えない場合があります。残したい物がある場合は、作業前に品名、形状、保管場所の心当たりをお知らせください。
 

費用は、部屋の広さだけでなく、家財やゴミの量、汚染範囲、搬出経路、階段やエレベーターの有無、車両を停められる位置、必要な作業日数などによって変わります。
 

特殊清掃、家財撤去、二次処理、原状回復を一つの作業として曖昧にまとめず、工程ごとの作業範囲と金額をご案内します。
 

現場へ入る前でも、室内写真、間取り、ゴミの高さ、発見までの期間、故人が倒れていた場所などが分かれば、最初に必要な工程を整理できます。個人情報が写る物は避け、撮影できる範囲でお送りください。
 

ゴミ屋敷化した部屋で孤独死が起きた場合の作業手順

特殊清掃の一次処理・家財撤去・二次処理について

ゴミ屋敷の中に貴重品が混じっていても遺品整理できますか

はい。ゴミ屋敷状態の室内でも、現金、通帳、印鑑、重要書類、貴金属などを探索しながら遺品整理を進められます。
 

ただし、室内にあるすべての物を無条件に一つずつ保管するのではなく、作業前に「何を探すのか」「どこにある可能性があるのか」「見つかった場合にどう扱うのか」を確認します。
 

探索を希望する品物は、できるだけ具体的にお知らせください。
 

・現金、財布、小銭入れ

・預金通帳、キャッシュカード、印鑑

・権利証、登記識別情報、賃貸借契約書

・生命保険、年金、税金に関する書類

・運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード

・金、指輪、腕時計などの貴金属

・家や車、自転車、金庫などの鍵

・携帯電話、パソコン、記録媒体

・写真、手紙、アルバムなど残しておきたい物
 

品名だけでなく、色、形、大きさ、入っている可能性がある容器、最後に見た場所なども分かれば、作業員へ共有します。
 

例えば「通帳を探してください」だけでなく、「青い通帳ケースに印鑑と一緒に入っている可能性がある」「寝室の机か押し入れに置いていた」といった情報があると、確認する場所を絞りやすくなります。
 

ゴミ屋敷状態の室内では、重要書類や現金が次のような場所から見つかることがあります。
 

・封筒、紙袋、買い物袋の中

・衣類や布団の間

・引き出し、収納ケース、衣装箱の中

・本、新聞、雑誌の間

・空き箱、菓子箱、薬の箱の中

・食器棚や冷蔵庫周辺

・ベッドや家具の下

・バッグ、財布、ポーチの中
 

このため、袋に入っているという理由だけで、内容を確認せずに搬出することはありません。事前に定めた探索品と照らし合わせながら、家財と処分物を仕分けます。
 

ただし、探索を依頼した品物を必ず発見できるとは限りません。すでに室外へ持ち出されている場合、処分されている場合、別の場所に保管されている場合もあります。
 

また、孤独死後の室内では、体液や腐敗物が付着した家財の中に、貴重品や重要書類が混じっていることがあります。
 

汚染した品物は、通常の家財と同じように素手で取り扱ったり、そのまま持ち帰ったりできない場合があります。汚染の状態を確認し、保管できるか、表面処理が必要か、処分するかをご依頼者へ確認します。
 

発見した現金や貴重品、重要書類は、他の処分物と分けて保管します。作業終了時または事前に決めた時点で、ご依頼者へ確認していただきます。
 

探索方法や引き渡し方法について、作業前に次の内容を決めておくことが重要です。
 

1.探索する品物の名称と特徴

2.保管されている可能性がある場所

3.発見した場合の保管方法

4.汚染していた場合の扱い

5.作業途中で確認が必要になった場合の連絡先

6.依頼者以外へ引き渡す場合の権限確認
 

相続人が複数いる場合や、依頼者と家財の所有者が異なる場合は、誰が処分を決め、誰が発見品を受け取るのかも作業前に確認します。
 

室内に孤独死による体液汚染や強い臭い、害虫がある場合は、最初から家財整理だけを始めるとは限りません。先に一次処理を行い、作業員が安全に探索と仕分けを進められる状態にしてから家財撤去へ移ります。
 

現地見積もり前でも、間取り、ゴミや家財の量、探している品物、保管場所の心当たり、孤独死が起きた場所などをお知らせいただければ、必要な作業工程を整理できます。
 

ゴミ屋敷状態の部屋で特殊清掃を進める手順

ゴミ屋敷の片付けで重要書類や貴重品を探す方法

孤独死の臭いは必ず消えますか?

現場確認前に「必ず消える」とはお約束できません。ただし、臭いの原因となる体液や腐敗物、汚染した床材や下地を特定し、必要な撤去、洗浄、乾燥、再確認を行うことで、契約した範囲の消臭完了を目指します。
 

一次処理は、体液、害虫、強い臭いなどの拡大を抑え、家財整理やその後の確認へ進める状態を整える工程です。一次処理だけで室内全体の消臭が終了するとは限りません。
 

家財撤去後に、床材の下、巾木の裏、壁際、床下地などから新たな汚染が見つかることがあります。その場合は、二次処理や原状回復の必要性、施工範囲、金額を説明し、依頼者や建物所有者の了承を得てから進めます。
 

契約時には、どの部屋と部位を施工するのか、原状回復を含むのか、何をもって完了とするのかを確認してください。
 

特殊清掃の完了基準と、消臭後に確認すべき内容

オゾン消臭機でにおいは消えるのですか?

オゾン消臭機は、孤独死後の消臭工程で使用する機器ですが、オゾンを稼働するだけで臭いの原因そのものを取り除くことはできません。
 

床材、巾木、下地、寝具、家財などに体液や腐敗物の影響が残っている場合は、先に臭気源を確認し、必要な撤去、洗浄、薬剤処理、乾燥を行います。その後、残った臭気成分へ対応する工程の一つとしてオゾンを使用します。
 

一次処理の段階では、家財の下や床材の下まで確認できない場合があります。家財撤去後に新たな汚染が見つかったときは、二次処理の範囲と金額を説明し、了承を得てから施工します。
 

オゾンを使う前に臭気源の撤去・洗浄が必要な理由

オゾン発生器を貸出やオゾンだけ使ってもらうことは出来ますか?

まごのてでは、オゾン発生器の貸し出しや、現場を確認せずオゾンだけを稼働する作業は行っていません。
 

孤独死後の臭いは、床材、畳、巾木、下地、寝具、家財などに原因が残っていることがあります。先に臭気源を確認し、必要な撤去、洗浄、乾燥を行わなければ、オゾンの使用後に再び臭いを感じる場合があります。
 

オゾンを使用するかどうかは、一次処理や家財撤去後に確認できた汚染範囲をもとに判断します。すべての現場でオゾン処理が必要になるとは限らず、使用する機器や稼働条件も室内の広さや密閉状況によって異なります。
 

オゾンだけではなく、先に臭気源の撤去・洗浄が必要な理由

オゾンは消臭器ではないのですか?

オゾン発生器は、臭気成分へ作用するため、特殊清掃の消臭工程で使用する機器です。ただし、体液、腐敗物、汚染した床材や家財などの臭気源を撤去する機械ではありません。
 

特殊清掃では、先に汚染箇所を確認し、必要な撤去、洗浄、乾燥を行います。その後、残った臭気へ対応する補助的な工程として、現場の状態に応じてオゾンを使用します。
 

特殊清掃でオゾンより先に汚染源の撤去・洗浄が必要な理由

消臭と脱臭の違いがわかりません。

「消臭」と「脱臭」は、商品や事業者によって使い方が異なるため、名称だけで作業内容の違いを判断することはできません。
 

特殊清掃で確認すべきなのは、体液、腐敗物、汚染した家財や床材などの臭気源をどこまで特定し、何を撤去・洗浄するのかです。薬剤やオゾンを使用する場合も、その前に行う処理と、乾燥後の再確認まで説明を受けてください。
 

見積書に「消臭一式」「脱臭一式」とだけ書かれている場合は、施工する部屋と部位、撤去する物、洗浄する範囲、使用する処理、完了条件を確認します。
 

特殊清掃の消臭で、機器より先に臭気源の撤去・洗浄を確認する理由

特殊清掃一次処理の作業範囲を教えてください

特殊清掃の一次処理は、体液や腐敗物、害虫、強い臭いなどの拡大を抑え、室内の確認や家財整理へ進める状態を整える初動工程です。部屋全体の片付けや、室内全体の消臭、原状回復までを一度に行う工程ではありません。
 

現場の状態によって異なりますが、一次処理では主に次の作業を行います。
 

  • ・ 体液や腐敗物が付着した箇所の確認と初期洗浄
  • ・ 汚染した寝具、衣類、床まわりの物など、作業に必要な範囲の梱包・撤去
  • ・ ハエやウジなどの発生を抑える初期対応
  • ・ 必要な範囲の消毒・消臭処理
  • ・ 臭い漏れや共用部への影響を抑えるための処置
  • ・ 汚染箇所、保留した家財、作業範囲の写真・記録
     

一次処理の時点では、家財の下、床材の下、巾木の裏、床下地などをすべて確認できない場合があります。家財撤去後に新たな汚染や残留臭が見つかった場合は、二次処理や原状回復の必要性、施工範囲、金額を説明し、了承を得てから進めます。
 

一次処理に含まれないことが多いのは、全家財の仕分け・撤去、貴重品探索、室内全体の消臭完了、床材や壁紙の復旧などです。これらは、家財撤去、二次処理、原状回復として分けて見積もる場合があります。
 

契約前には、どの汚染物を撤去するのか、家財をどこまで動かすのか、施工後に入室できる状態をどのように確認するのか、次工程の見積もりはいつ提示されるのかを確認してください。
 

特殊清掃一次処理を先に行う理由と、その後の家財撤去・二次処理の流れ

アパートの特殊清掃はどこまで依頼できますか?

まごのてでは、孤独死後の一次処理、家財撤去・遺品整理、二次処理、原状回復までご相談いただけます。ただし、すべてを一つの作業としてまとめるのではなく、現場の状態を確認して工程ごとに施工範囲を決めます。
 

一次処理では、体液や腐敗物、害虫、強い臭いの拡大を抑え、室内確認や家財整理へ進める状態を整えます。その後、残す家財と撤去する家財を所有者や相続人と確認し、家財撤去後に床材の下、巾木の裏、壁際、床下地などを再確認します。
 

家財撤去後に汚染や残留臭が見つかった場合は、二次処理の内容と金額を説明し、了承を得てから施工します。床材、壁紙、建具、設備などの復旧が必要な場合は、原状回復として別工程・別見積もりになることがあります。
 

アパート所有者からご依頼いただく場合は、施工を決める権限、残す家財、処分してよい家財、管理会社や相続人との連絡状況をご共有ください。作業後は、施工範囲や残っている工程を確認し、内装工事や募集準備へ進める状態かを判断します。
 

特殊清掃の完了基準と、作業後に確認する内容

特殊清掃を行わずリフォームへ進むと二重工事になりやすい理由

特殊清掃は予算の上限を決めて依頼できますか?

予算の上限を伝えてご相談いただくことは可能です。ただし、上限金額の中で、一次処理、家財撤去、二次処理、原状回復のすべてが完了するとは限りません。
 

まず、体液、腐敗物、害虫、強い臭いへの一次処理など、先に行う必要がある作業を確認します。そのうえで、予算内に含める工程、今回は行わない工程、後日に分ける工程を決めます。
 

家財撤去後でなければ確認できない床材の下、巾木の裏、床下地などもあります。未確認部分を含めて無理に定額化せず、確定金額、幅のある見積もり、実数精算のどれに当たるのかを区別してください。
 

上限へ達した時点で作業を止める契約にする場合は、停止する条件、未施工として残る範囲、追加作業が必要になった場合の確認方法を書面で決めます。契約外の作業は、内容と金額の説明を受け、了承してから進めます。
 

特殊清掃の見積書と作業提案書で確認する内容

作業前や作業中に見積額が変わる条件

特殊清掃の一次処理は当日でも依頼できますか?

当日の一次処理をご相談いただくことはできますが、一律に「何時までなら施工できる」という締め切り時刻は設けていません。まごのてでは夜間作業を行わないため、安全に作業を終えられる時間かどうかを確認して判断します。
 

当日施工の可否は、主に次の条件で変わります。
 

  • 警察の現場確認と遺体搬送が終わっているか
  • 室内への入室や物品移動が認められているか
  • 現場までの移動時間と、日中に確保できる作業時間
  • 体液、腐敗物、害虫、臭い漏れなどの現場状況
  • 必要な作業員、車両、防護具、薬剤を準備できるか
  • 管理会社や建物所有者との確認が必要か
     

当日施工が難しい場合でも、電話で状況を整理し、翌日以降の一次処理までに行わない方がよいことをご案内できます。写真を撮るために無理に入室したり、窓を開けたり、家財を動かしたり、市販薬剤を散布したりしないでください。
 

人命や安否に関する緊急事態では、特殊清掃業者ではなく、先に警察や救急へ連絡してください。特殊清掃は、警察の現場確認と遺体搬送が終わり、入室可能となった後に進めます。
 

孤独死の連絡を受けた当日に確認することと、特殊清掃までに避ける行為

孤独死後の遺品整理や家財撤去も依頼できますか?

まごのてでは、孤独死後の遺品整理や家財撤去もご相談いただけます。ただし、体液、腐敗物、害虫、強い臭いが残っている場合は、家財整理を始める前に一次処理を行います。
 

一次処理後は、処分を決められる相続人などの了承を確認し、残す物、探す物、保留する物、撤去する物を分けます。通帳、印鑑、権利書、保険証券、現金、貴金属、写真、手紙など、探してほしい物がある場合は作業前にお伝えください。
 

家財撤去後には、それまで見えなかった床材の下、巾木の裏、壁際、床下地などを確認します。新たな汚染や残留臭が見つかった場合は、二次処理の内容と金額を説明し、了承を得てから進めます。
 

一次処理、遺品整理・家財撤去、二次処理、原状回復は、それぞれ作業目的が異なるため、別工程・別見積もりになる場合があります。立ち会えない場合は、発見品の報告方法や、処分前に確認できる方法も事前に決めます。
 

孤独死現場の遺品整理で探す重要書類・貴重品と、家財撤去の進め方

家賃がかかるため、残置物を先に撤去できますか?

室内に体液、腐敗物、害虫、強い臭いが残っている場合は、残置物だけを先に搬出せず、一次処理を先に行います。汚染した家財を動かすと、床や共用部へ汚れや臭いを広げるおそれがあるためです。
 

一次処理後に入室や家財確認を進められる状態となったら、残す物、探す物、撤去する物を確認して家財撤去へ進みます。汚染のない部屋や家財であれば先行撤去できる場合もありますが、現場確認前には判断できません。
 

家財をすべて撤去しても、床材の下、巾木の裏、壁際、床下地などに汚染や残留臭があれば、二次処理が必要です。床や壁紙などの復旧が必要な場合は、原状回復として別工程になることがあります。
 

退去日が迫っている場合は、管理会社や大家へ、孤独死が起きたこと、一次処理と家財撤去の予定、二次処理や原状回復が残る可能性を伝えてください。部屋が空になった時点で退去条件を満たすとは限らないため、鍵の返却条件や必要な施工範囲も確認します。
 

家財撤去より先に特殊清掃の一次処理を行う理由

特殊清掃に必要な免許や資格はありますか?

特殊清掃そのものを行うための国家資格や業務独占資格はありません。そのため、「特殊清掃士」などの民間資格を持っていることだけで、施工範囲や技術力を判断することはできません。
 

ただし、特殊清掃に伴って行う作業には、別の許可や施工体制が必要になる場合があります。依頼前には、次の内容を確認してください。
 

  • ・家財や廃棄物を誰が収集・運搬し、どこで処理するのか
  • ・床材や壁、下地の解体・復旧を誰が担当するのか
  • ・現場責任者と、作業員への教育内容
  • ・施工範囲、追加条件、作業記録を文書で説明できるか
  • ・許可が必要な作業を、許可事業者へどのように委託するのか
     

資格名や認定ロゴだけでは、臭気源の確認、床材や下地の判断、発見品の管理、施工後の記録まで分かりません。見積書や作業提案書で、誰が何を行う契約なのかを確認してください。
 

特殊清掃業者を資格や認定ロゴだけで選ばず、作業範囲と責任体制を確認する方法

特殊清掃の見積書と作業提案書で確認する内容

作業員だけで室内に入るのが不安です

特殊清掃中は、体液や腐敗物、害虫、使用する薬剤などへの接触を避けるため、依頼者が室内で立ち会えない場合があります。その場合でも、作業員へすべてを任せたままにする必要はありません。
 

作業前に、次の内容を文書や写真で共有してください。
 

・残してほしい家財

・探してほしい現金、通帳、印鑑、権利書、貴金属、写真、手紙

・移動や処分を保留する物

・立ち入ってよい部屋と、作業対象外の場所

・発見品を報告する方法と、処分前に確認する方法
 

作業中は、入室した担当者、施工前後の状態、移動・撤去した物、発見品などを写真や作業記録で確認できるようにします。貴重品が見つかった場合の保管場所や受け渡し方法も、契約前に決めてください。
 

作業への同席を希望する場合でも、防護具や安全管理の都合により、汚染区域へ一緒に入れないことがあります。一次処理後に入室できる状態を確認してから、非汚染品の仕分けや残す物の確認を行う方法もあります。
 

孤独死後の遺品整理で残す物・探す物・撤去する物を確認する方法

特殊清掃の見積書と作業提案書で確認する内容

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