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【景品表示法違反】地域最安!業界最安値のゴミ屋敷片付け業者

少し前まではよく見かける業者の実名をピックアップして評価したのですが、記事発表から一年程度で屋号が変わったりし、わずかの期間で随分様変わりしてしまいましたので業者名を個別では出さず、広告を出してるゴミ屋敷片付け業者の特徴ということで進めます。
また『ゴミ屋敷片付け業者』のキーワードを使用していますが検索エリアと違って95%はゴミ屋敷片付け業者ではなく不用品回収業者であることをご注意ください!何度も書いてますが不用品回収業者とゴミ屋敷片付け業者では視点が違うので部屋は綺麗になりませんのでご注意ください。
やったもん勝ち!のゴミ屋敷関連広告
明らかに嘘や有利誤認表記をしてる業者でもそれなりに集客できてるのを考えると、下手な鉄砲でも数撃てば当たるとばかりに誇大広告をがんがん回します。商売をする上でこれはしちゃダメだ、このようなことはすべきではないという暗黙のルールのようなものがかつてはありましたが今はやったもん勝ち、騙されるほうが悪いというモラルも矜恃もない業者がここぞとばかりに跋扈していますのでご注意ください。
この記事では悪意ある片付け業者がどんな方法を使いどんな文言で広告を出して集客しているかを暴露するもので優良認定や悪徳認定をしているものではなくその判断はお客様でやってみてください。

広告エリアのゴミ屋敷業者は99%が景品表示法違反です
広告エリアのゴミ屋敷片付け業者の大半は不用品回収業者であるとともに、99%の業者が景品表示法違反を犯しています。正式名称は不当景品類及び不当表示防止法5条2号に該当します。この法律条文の要旨は事業者が顧客に対し商品やサービスが他社よりも優れてると有利に誤認させるもので、景品表示法違反に該当します。具体的には下記の通りに条文が定められています。
1.実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるもの。
2.競争事業者に係るものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるもの。
一般消費者を誤認させるとは、例えば軽トラックに不用品やゴミを満載に積み込んで6800円と書いてあれば6800円だと思い込む人がいますし、年間実績5000件と書いてあれば大手企業だから安心と思う人も中にはいます。このように紛らわしく嘘や誇張がある広告やホームページは違反ですというもので措置命令に従わない場合は課徴金などの罰則があります。その観点で広告エリアのゴミ屋敷片付け業者を見ればほぼすべて該当するのではということです。
まごのてがゴミ屋敷片付けの集客を有利にしたいなら
実際に出来ようが出来まいが関係なく、とにかく関心を惹くためだけのフレーズをこれでもか!と散りばめるでしょう。例えばお片付け料金も今は実際のお片付け実例に基づいて、東京都杉並区のワンルームゴミ屋敷でしたがションペットもありゴミも大量だったため70万円になりました、なんて書かず、ゴミが天井までありションペットも大量にありましたが相場より少し高い15万円で片付けました!と書くでしょう。
年間作業実績も正直に千件とは書かず1万2千件と書きますし、業界最安!とワンルームのお片付け三千円~と書き、まごのては独自のゴミのリサイクルシステムを確立しているので東京で一番安いお片付けの提供が可能と、どこかからパクってきたゴミ処理場の写真を貼りつけておきます。
このように書くだけならどうとでもなるのがネットの世界です。もしまごのてが上記のように誇張バリバリのホームページと嘘八百の広告タイトルを付ければ今の10倍以上の集客ができるでしょう。実際にその値段でお片付けするわけもなくお問合せがあれば片っ端から無料ですぐに見に行きまーすと言って部屋の中に入り「このゴミ屋敷はちょっと例外ですねー」と言いながら高値提示をしてすごんで契約を迫ればいいだけです。このように実に香ばしいホームページと広告タイトルのゴミ屋敷片付け業者を紹介していきます。

誇大表示を連発させる広告エリアの不用品回収業者
私は長年ゴミ屋敷の片付け業界にいますが、業界最安値と書いてる業者が本当に最安値だった試しはありませんし、他社より1円でも高ければ値引ますと言って本当に値引いた話もあまり聞きません。つまりゴミ屋敷片付け業者が広告で書いてる料金はぜんぜんあてにならず実態とは大きくかけ離れてるものを書いてるのですから、やはり有利誤認表記であると断定して間違いありません。
有利誤認をする粗大ゴミ回収屋
ある業界最安値ゴミ屋敷業者の見積書
業界最安値とホームページに書き(2万円程度/軽トラック)でゴミ部屋が片付くという東京都内のとある業者の見積書を入手しましたので公開します。このゴミ屋敷は千葉県内の1Kゴミ屋敷アパートのお片付けで、まごのてでは写真とヒアリングで35万円~40万円と見積もっていた部屋です。
お客様はもう一社見積もり依頼をし来てもらったらしいのですが出された見積金額を見てびっくりしたようです。事前にまごのてでは水回りと床クリーニングまでやって最大40万円と聞いていたのでそのことも相手業者に伝えるとでは30万円、ただしゴミだけでクリーニングは無しと持ち掛けてきたそうです。私は他社が高くてまごのては安いと言ってるのではなく、業界最安値という文言と実際の料金がかけ離れすぎであることを指摘しているだけです。
少しでも安く片付け依頼をしたいお客様なら30万円と言われ飛びついたかもしれませんが、当初の金額120万円から半値どころか1/4も下げることに不信感を感じ依頼をしなかったということでした。他社より1円でも高ければ値引くということも書いていますが120万円から90万円も引けることは絶対にあり得ないわけで当初の120万円がただのボッタクリであったということです。
業界最安値と書いていても実態はこんなもので、以前この記事内で実名で晒して以降は業界最安値の横に小さな文字で「最安値を目指しています」と書き換わっていたのは苦笑してしまいました。
正直な片付け料金を出すのは勇気がいることです
ゴミ屋敷のお片付け業者を使う人の90%が初めての人でその半分の人は女性のお客様です。何の知識もない人に対して嘘の情報を発信し結果的に騙すようなことは本来あってはいけないのですが、これが現在のゴミ屋敷や不用品業者界隈のマーケティング手法の実態です。
私たちまごのては今のようなやり方が主流になりだした5~6年前から警鐘を鳴らし続け注意喚起をしてきました。ある程度認知はされつつありますがやはり初めて業者利用をする人が90%の世界ですから悪徳被害は一向に減りません。今後しばらくは業者探しを安心してできない環境は続くと思いますのでご注意ください。
ゴミ屋敷を片付けるため業者依頼を検討し、業者探しをするのであれば安い安いという料金面を前面にした過激ワードにとらわれず、本当に部屋が綺麗にできる業者かどうかに主眼を置いてください。もっとも誇大表示や嘘がある時点で部屋を綺麗にする腕前がある業者ではありませんので真っ先に選定から外すのが無難でしょう。下記画像リンクでは東京都内のゴミ屋敷片付け実例と料金も記載していますので参考にしてください。
ゴミ屋敷片付け関係の業者は大手感の演出が最近の主流
業者探しをしているお客様も部屋に得体の知れない者を業者と言えども入れたくないという意識が根底にはありますので、大手なら安心と誤認させる目的で施工実績数を膨らますわけですが、やはり矛盾が出ています。
例えばある片付け業者は遺品整理とゴミ屋敷片付けで年間7千件の実績があると書いています。この業務内容で7千件やるには約80人規模の会社でないと作れない数字ですし、事務所や作業場や車庫などそれなりの構えでなければ事業としてやることができないはずなのにサイトに記載してる会社住所を見ればとても80名の従業員がいる建物に見えず、どの角度から見てもただのアパートの一室です。
従業員80名も居てアパートの一室はありえませんし、そもそもゴミ屋敷の清掃や遺品整理をする業務で作業場もないのはあり得なく、本当にその環境で事業をやってるなら技術面などまったく期待はできないと思って間違いありませんので会社住所を調べて事務所や作業場らしきものが確認できない業者は選ばないほうが良いのは間違いありません。

大手企業との取引偽装の手口を暴きます
上記のように社屋も事務所も持ってないような業者がこのような大手企業と取引があると思いますか?そもそもJR東日本や弁当屋がなんの目的でゴミ屋敷片付け業者を利用するのでしょうか?これらはもちろん取引関係などありません。
同じようなニュアンスで「ゴミ屋敷のお片付けがテレビで取り上げられました」とか、雑誌の取材を受けましたということも書いてますが、よく見るとその会社が取材されたとは書いてません。もし本当にテレビやマスコミ取材があったならその記事や画面が載ってなければいけないのです。つまりこの手の演出はそれらに紐付くはずのエビデンスが示されてないことが問題ですので、騙されないようにしましょう。
誰でも一度や二度は使ったことがある会社や店舗を書いていて、それを取引だと言ってるのです。年間施工偽装も大手取引偽装も片付け業者がやってるというよりも広告代理店やホームページ制作会社がこれらをパッケージ化してることが多く、集客できるホームページを作りましょうと言って適当なことを書き世の中にバラまいてるといったほうが正しく、これら誇大表示の一番の戦犯は広告代理店やサイト作成会社です。
複数屋号とこまめな商号(屋号)を変更する手口
二枚看板営業も目的がよくわかりません、例えば衣料品販売と食料品販売をしてる会社が売る物品ごとに屋号を変えることは何もおかしくありませんし、ネットショップではよくあるので気になりませんしお客様もわかりやすいと思いますが、ゴミ屋敷や不用品回収でやるメリットはまともな営業をしていればあまり意味はないような気はします。
屋号を変える目的はやはり悪い噂や悪いクチコミやレビューが増えると屋号を変えて逃亡する傾向にあります。屋号を変えてサイトの作りをガラッと変えてしまえば一般のお客様には絶対に見抜くことが出来ないと思います。ゴミ屋敷片付け業者に依頼するというシーンはそう多くないでしょうし、依頼前も依頼後もずっと追跡することはまずなく、ずっとリサーチし業者を監視してるのは私ぐらいのものでしょうから何をしてもバレにくいのです。
だいたい早くて半年、長くても2年で屋号を変えるのが特徴的で慎重な業者は記載住所まで変えますし、当然電話番号も変えています。ただどこかに前の痕跡が残ってることがあり、例えば代表者名で調べると現屋号と違うサイトが出たりすることはありますが初めてゴミ屋敷片付け業者を利用するお客様が調べるには少しハードルが高いと思いますので参考程度の留めておいてください。

ゴミ屋敷片付け業者選びは綺麗になるかどうかの一点
ただ過度な演出はお客様の判断を鈍らせますし、本来一番気にしなければいけないことから外れた部分に着眼してしまいます。ゴミ屋敷のお片付け業者を探してるお客様の目的とご希望は部屋が綺麗になるかどうかが一番であって料金などは二の次だったはずが、あらゆる業者サイトを見るうちにだんだん変わってきてしまうのです。
目につく業者全てのレベルが同じであればそれでも良いのです、すべてのゴミ屋敷片付け業者が同一レベルの作業をし、完全に部屋が綺麗になるならそれこそ料金競争をしても良いでしょうし、テレビに出たとか年間実績何万件と書こうがお客様が得れる結果が約束されてるなら何ら問題ないことです。
私が警鐘を鳴らし続ける理由は、現実問題として部屋が綺麗にならないゴミ屋敷片付け業者ばかりだからこんな気分の悪い記事を出さないといけないのです。大事な物を捨てられる、ゴミを残される、床が汚いまま、業者依頼したのに綺麗にならないのは被害と呼ぶに充分ではないでしょうか。そしてこのようないい加減な仕事をする業者の傾向として有利誤認や誇張や嘘が多いということをお伝えしたかったのです。

安心できるゴミ屋敷のお片付け業者ならまごのて
何よりもサイト内にも実際的にもウソや誇張はまったくありません、それゆえサイトの見た目は高く見えるかも知れませんが現実的にはまったく逆ですのでどうぞ安心してご相談ください。
まごのては15年の長きにわたりゴミ屋敷のお片付けや特殊清掃技術を真摯に追及してきた本物のプロ業者です。年間施工実績は1000件しかありませんがそれだけ一つ一つの現場を丁寧に扱ってきたからこそと言えます。きちんと社屋や作業所や事務所を構え、清掃スタッフもすべて正社員で運営してる業者はそう多くありませんのでゴミ屋敷のことなら安心してご相談ください。

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史
主に特殊清掃技術の開発や指導に注力しています。まごのては宅地建物取引業の免許を受けており私は専任の宅建士です、また賃管士資格を保有しており不動産取引関係には精通しています。
東洋経済:ゴミ屋敷に商機を見出した男の波乱万丈人生
理念と経営:逆境の時ほど爪を研げ
孤独死が起きてお困りの方は私にお気軽にご相談ください。