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江戸川区のゴミ屋敷片付けでは補助金や行政支援制があるか解説

ここでひとつ誤解をしてる方が多いので、ゴミ屋敷条例とは何かをはっきりさせておく必要がありますので、解説しておきます。まず大前提としていわゆるゴミ屋敷条例とはゴミ屋敷を取り締まったり、強制的に撤去したりするための条例ではなく、あくまでも地域の環境保全のためのもので例えば東京都荒川区には荒川区良好な生活環境の確保に関する条例の中の第6条に土地又は建築物を所有し、占有し、又は管理するものは、当該土地、建築物及びその周辺(以下「土地等」という。)を廃棄物等による不良状態にしてはならない。とありますし同じく足立区の足立区生活環境保全に関する条例の中の第四条にも上記の同じ条文がありますので、ゴミ屋敷単体でどうこうする条例ではなく地域環境保全の取り組の中にゴミ屋敷や空き家問題があると考えればわかりやすいと思います。
東京都内ではゴミにまつわる条例がいくつかあり、武蔵村山市では武蔵村山市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例というものがあり、その31条には土地又は建物内の家庭廃棄物を集め、可燃物、不燃物等に分別し、所定の場所に持ち出す等第29条の規定により定められた計画に従わなければならない。とありますがゴミ屋敷をどうこうするものではなさそうです。他の23区内(新宿区、品川区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区)でも環境保全であったりゴミの出し方に関するものでゴミ屋敷単体での取り組みではなく、ましてや公費を使って片付けるという性質でもありません。ある業者サイトにはゴミ屋敷の片付けを公費でやったケースが何件もあると書いてますがいったいどこの国の話をしているのでしょうか?
したがってゴミ屋敷を片付けたいと考えてる人に対してなんらかの補助があるとか、金銭的な支援がされることはなく、よくテレビで見る行政代執行によるゴミ屋敷の排除は、大前提となる条例に基づいて勧告されて従わないなら行政側で執行するというものです。ゴミ屋敷条例とは行政代執行ができるようにするための条例ではなく、行政代執行手前でなんらかの介入をし改善させるもの(いわゆる伴走型支援)と考えるのが正しい考え方です。今回は江戸川区でのゴミ屋敷に関する補助や支援の有無を書きますが、どうして江戸川区のことを書くのかは単純にまごのての本拠地が江戸川区だからとい理由です。今後他の自治体の取り組みや支援状況についてわかれば別記事で取り上げたいと考えています。

江戸川区におけるゴミ屋敷問題の取り組み
重要度:★★★★
東京都江戸川区には上記のようないわゆるゴミ屋敷条例はなく、似たようなものはないかと調べた結果、地域共生社会構築(なごみの家)というプランの中になごみの家3つの機能がありその中の「なんでも相談」の部分にゴミ屋敷改善の支援と書いてるのが認められますが、その先の具体的な取り組は示されていませんので相談のみに留まると考えて良さそうです。一応支援の文字はありますが金銭的な補助や助成ではなく伴走型の支援であると解釈できます。
その他に生活困窮の相談・くらしごと相談室(生活困窮者自立支援制度)というものもありますが、生活困窮者に対する相談や住居確保給付金事業というものはありますが、ゴミ屋敷を片付けるための支援はあるようには見えませんので少なくとも江戸川区ではゴミ屋敷を片付けるための公的支援はないと考えて良いと思います。
結論から言いますと東京都に限らず、自身のゴミ屋敷を片付けることに対して公的な資金を得る方法はなく、ましてやマンションなどの集合住宅で外から認知されないような汚部屋には資金はもちろん相談対象にすらならないのではないでしょうか。ただ東京都の支援事業の中に高齢者宅に対する住環境整備には補助があるようですが、ゴミ屋敷を片付けるというニュアンスではなくリフォーム等が対象のようで、私の知る限り公的資金でゴミ屋敷を片付けれるのは(集合住宅含む)生活保護者に対する扶助で東京都の制度では最大40万円まで支給されます。
ゴミ屋敷条例は公的資金で部屋を片付ける制度ではない
上記条文の『土地又は建築物を所有し、占有し、又は管理するものは、当該土地、建築物及びその周辺(以下「土地等」という。)を廃棄物等による不良状態にしてはならない』という部分に該当した際に勧告し、応じてもらえなければ行政代執行になりますが、行政代執行になる前になんとかしましょうと指導したり支援したりするのがゴミ屋敷条例です。
また行政代執行で片付くならお金の負担なく片付くので代執行でも良いといった声も聞いたことがありますが、行政代執行は費用が後から請求されしかもかなり高額らしいのでご注意ください。
よくゴミ屋敷片付け業者のサイトでもゴミ屋敷条例を使えば公費で部屋が片付くのでお金の無い人は役所に相談しようという記事を見かけますが、冷静に考えればわかると思いますが、自己責任で部屋を維持管理するのが大前提のはずで、それができずに汚れたりゴミを溜めてしまった部屋について相談されても公的資金はおろかどんな返答をすればいいのか窓口担当者も困るのではないでしょうか。
ゴミ屋敷条例については歪曲したり間違った認識を持ってる方は一定数いますので注意しましょう。ただ公的資金や補助金ではありませんがまごのてのお客様で生活改善のために部屋を片付ける費用が必要ということで社会福祉協議会から融資を受けたという例はありますが、それも詳しいことはわかりません。

足立区だけは100万円まで片付け支援枠はあるがハードルは高い
足立区のこの取り組みは画期的で全国に先駆けてゴミ屋敷条例を制定された自治体であることからゴミ屋敷条例=公金で片付けることができると誤認されたのではないかと思います。実際足立区のこの事業の担当者と話したことがありますが、いわゆるアパートやマンションでの適用実績はなく、一軒家が主だが相談から実施まで1年前後の期間を要するらしいので大急ぎで片付けなければいけない状況だと利用は難しいのかもしれません。
生活保護者しか公的資金で片付ける術はない
まごのてにご依頼いただいてる23区内の某生活保護課担当者は命の危険があったり、著しく不衛生で健康被害が懸念される場合に緊急的に支出してるということですので例外での適用かもしれず、それならばなんとなく理解できます。ただ私の個人的見解ですが、生活保護者と言えども掃除片付けが出来ないということはなく、これも私見ですが体が不自由だから掃除片付けができないというケースはほぼ稀で片付けてる端からパチンコ雑誌や吸い殻の山やハズレ馬券や舟券が出てくると溜息しかでないというのが本音です。
お金がないけど急いでゴミ屋敷を片付けたい時
お金がないけどゴミ屋敷や汚部屋を片付けなければいけない、ゴミ屋敷片付け業者に依頼して片付けたいけど費用がかかりすぎて払えないといったことは大いにあると思います。何かいい方法はないか、できれば格安で片付け依頼が出来る業者はないかと模索すると思いますが、そんな精神状態の時はかなりの確率で失敗します。
まごのてのお客様にもゴミ屋敷条例を使えば補助金が出ると書いてある記事を見て江戸川区役所に赴いて大恥をかいた方もいますし、安い安いと書いてある業者に依頼したら高額請求に遇ったとか、確かに提示額は安かったけど半分も片付かなかったなど焦ってるときは冷静な判断ができないということが如実にわかることが起きてますので、どうか焦る気持ちはわかりますが冷静に行動しましょう。
お金はないけどゴミ屋敷を何とかしなければいけないという場合には東京都江戸川区やその周辺地域のお客様であればまごのてにご相談ください。無料や激安対応はできませんが現状をきちんと言っていただければ助ける術はあるかもしれません。下記画像リンクでは片付けのお金が無い場合の対処法を載せていますので参考にしてください。
東京都江戸川区でのゴミ屋敷・汚部屋片付けなら
実績豊富で経験値が高いということは清掃技術もひじょうに高いのはいうまでもなく、まごのてが他社と確実に違う点はその運営体制にあり、初めて業者利用する方や女性のお客様に徹底的に配慮したものとなっています。安心安全な運営体制のまごのて
お片付け料金に関しての高い安いは人それぞれ感覚が違いますので言及はしませんが、少なくともホームページ等で嘘や誇張で関心を惹くようなことは一切せず正直でに本物の料金を事実に基づいて掲載していますので安心して参考にしてください。他社のように後から追加費用やサイト内以外の項目を計上したり一切しませんし、作業前料金確約書の交付も徹底していますので過去一度も料金トラブルはありません。
江戸川区やその周辺地域にもいくつもゴミ屋敷を片付けるという業者はありますが、まごのての技術力や運営方針を超す業者はいまのところ皆無ですので、ゴミ屋敷で困ったらまずは私たちまごのてにご相談ください。下記リンクには不用品回収業者にゴミ屋敷片付けを依頼したら失敗したと言う記事を載せていますので是非参考にしてください。

ゴミ屋敷片付け見積もりは簡単なLINEでどうぞ
ゴミ屋敷や汚部屋片付けの相談やお見積りは公式LINEのチャットをご利用ください。昨今は業者と言えども警戒して対応しなければならず、見積もりと言えども得体のしれない実態のないような業者は安易に部屋に入れるべきではありません。悪徳業者の中には見積もり名目で入室すればこっちのものとばかりに強引に契約を迫る業者も少なくありません。
今の時代はわざわざ家に行って見積もりをするような時代ではなく、LINEへの写真貼り付けやzoomやLINEビデオで現地調査と変わらない精度で見積もりが出来ますのでどうかご活用ください。
まごのてではワンルーム系のゴミ屋敷片付けの95%はオンライオン見積もりで成立させており、提示額との誤差もほとんどなく上下10%以内に留まってるのはやはり経験値のなせる業ではないでしょうか。見積もりに来たがらない業者は気を付けろ!という情報もありますが今は逆に見積もりに行きたがる業者ほど危ないと心得ておきましょう。

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史
主に特殊清掃技術の開発や指導に注力しています。まごのては宅地建物取引業の免許を受けており私は専任の宅建士です、また賃管士資格を保有しており不動産取引関係には精通しています。
東洋経済:ゴミ屋敷に商機を見出した男の波乱万丈人生
理念と経営:逆境の時ほど爪を研げ
孤独死が起きてお困りの方は私にお気軽にご相談ください。