ゴミ屋敷片付けコラム

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2024.04.25

【暴露】不用品やゴミの積み放題定額のカラクリが分かった!

ゴミ屋敷片付け激安の裏側
ゴミ屋敷片付け業者関係の検索上位や広告出稿業者記事を書いてる時に判明したことがあるので記事化しようと思います。ゴミ屋敷や不用品回収業者ホームページで普通に見かける『積み放題』の意味がわかりました。

常々ゴミ屋敷や不用品回収の積み放題は100%詐欺で騙しだとお伝えしてきました、その基本的な考え方に変わりはありませんがいったいどんなカラクリなのかをお伝えしようと思います。

まず大前提として不用品回収業者やゴミ屋敷を片付けるとういう業者ホームページの定額制積み放題は嘘であり誇大広告と言える表現であることを念頭に置いといて間違いありません。なおこの記事はゴミ屋敷片付けや遺品整理を『不用品回収業者』に任すのは危険という記事のペアとなっていますので興味がある方はご一読ください。
 
不用品回収業者の定額パックを理解した
定額制料金は不用品回収なら可能かもしれないがゴミ屋敷片付けには向かない
不用品やゴミのトラック積み放題定額ですがそもそも実現可能なのかという問題です。不用品回収なら可能ですがゴミ屋敷の片付けではほぼ不可能であると考えます。不用品回収とは例えばタンスと冷蔵庫を回収するだけ、すでにお客様が要らないとしたものを部屋から運び出しトラックに積み処分場に運ぶだけです。

一方ゴミ屋敷片付けとは写真のようにゴミ袋にまとまってるわけでもなく、また室内にある物すべてがゴミというわけでもないため分別や仕分けをしながら部屋を綺麗にするよう進めていくのでそもそも定額では難しいはずなのです。定額積み放題が難しいにもかかわらずゴミ屋敷の片付け1K6,800円といった広告が出回ってるのかも併せてお伝えいたしますが、そもそも不用品回収業者がどうしてゴミ屋敷の片付けをやろうとしてるのか、あるいはやると掲げてるから問題が起きるのです。

ゴミ屋敷片付けと不用品回収は似てるけど全く別物ということをお伝えしていますが、ネット上では同じような扱いとなっているから問題が起きてしまうのです、だいたい不用品回収とゴミ屋敷片付けとでは作業内容が違うのですから料金も違うはずです。確かに小さなタンス1本程度でしたら6,800円で回収可能ですし違和感はありません、ところが1Kのゴミ屋敷片付け6,800円と書くからおかしくなるのです。これが不用品回収では適用できる料金でもたちまちゴミ屋敷片付けでは適用できないとなる所以です。
 

不用品やゴミの積み放題!軽トラックにどれだけ積める?

多くの不用品回収業者やゴミ屋敷の片付け業者が採用している軽トラック積み放題定額制ですが軽トラックにはいったいどれだけ積めるのかを明らかにしようと思います。一般的な軽トラックを例にした場合は下記のようなサイズになります。

軽トラックのサイズ

荷台の長さ1940
荷台の幅は1410

比較しやすいように畳1枚のサイズは長さ1810で横94ですので畳一枚より1回り大きく平米に直すと約3平米弱となります、高さは道路運送車両法では4.1mまで可能ですから理論上は12立米が最大MAXとなりますが現実的には1m程度ですので3立米で積載重量は300Kgまで積むことができるのが軽トラックです。
 
軽トラック積み放題の罠
積み放題となってるけど誰がどこまで積む!?
軽トラックと言えどもその気になればけっこうな量が積めることがわかります。ゴミ屋敷片付けでできた袋ゴミなら高さを気にしなければ50袋前後積めそうです。袋ゴミではなくともタンスも机も自転車も高さを出せばかなり積めそうな気がしますが、過去に積み放題系の不用品回収業者を利用した人の話だとすぐに満車になってしまいトラック台数の追加が発生したということです。

もしトラックの運転手経験がある人なら綺麗にびっしり積めば軽トラック1台でもかなりの量の不用品が積めるのですが実際は業者の作業員が不用品を積むので積み放題という表現がそもそもおかしいということになるのです。
 

不用品回収業者の料金表をよく見てください

上記で軽トラックでもその気になればかなりの量の不用品やゴミが積めることがわかりましたが大半の不用品回収業者は極限まで満載することはなく甘く積んでトラック台数を増やすやり方です。そのあたりのからくりや逃げ道はどう対策をしているのかを業者ホームページから見てみようと思います。

1.粗大ごみ回収サービスの軽トラックパックは9,800円となっています。
ページ中ほどまで進むとトラックサイズに応じた料金表がありますのでよく見てください。積載目安「1.5㎡(平米)」となっています。

2.東京ヘルプという不用品回収業者は軽トラックパックが19,800円となっています。
同じく料金表まで進むと押し入れや1K程度の部屋のお片付けにとあり積載目安「1㎥(立米)」と書いてあります。

東京ヘルプのほうが粗大ごみ回収サービスより小さな数字なのに2倍高いと判断するのは早計です。よく見てほしいのですがそれぞれ単位が違うことに注目してください。粗大ごみ回収サービスは平米で東京ヘルプは立米です。このあたりに不用品回収業者の料金設定にカラクリがあり、1.5平米ということはあくまでも平面でしか換算しませんので例えばトラックの荷台に1.5メートル角の印がありその印の中に平置きで載る分が一台です。冒頭で軽トラックの荷台は平面で約3平米とお伝えしましたが1/2しか積まないで1台と換算しますので45ℓのゴミ袋だと5~6個で一台と換算されることになります。

最近はこの平米表記が多く見かけますが、平米はあくまでも平面であって高さを加味していません。平米でやる場合はそれなりに逃げ道があり例えば高さが2mあるタンスや家具なら高さの面も換算される可能性があり2mの食器棚は4平米分だ!となったりシングルのベッドマットは3平米だから2台分だ!と言うこともできるのです。

一方東京ヘルプは1立米ですので同じく荷台に1メートル角の印がある範囲で積みますが高さは1mまで積むということですので45リットルゴミ袋だと12~15個前後積むということになります。

東京ヘルプは19,800円ですが同じ量を粗大ごみ回収サービスでやると3台分近くかかるかもしれないということになるのです。これが安く見せて実は超ぼったくりになるという所以です。パッと見た目は粗大ゴミ回収サービスの9,800円が安く見えますし、同じように軽トラックという文字がありイラストがあるのですから誰もが軽トラック1台と思い込んでしまいます。でも実はフル積載の1/3も積まないとなったらどうでしょうか?詐欺以外の何物でもありません。

これがネット上で集客をしている不用品回収業者の料金のからくりです。もし軽トラックでガンガンにフル積載したとしたらこの手の業者の料金設定だとすぐに7万円8万円10万円超となることは目に見えていますのであまり関わらないほうが良いかもしれません。

また料金表の下に小さな文字で『トラック画像はあくまでイメージとなります。※リサイクル家電・処理困難物は除く。※作業内容によっては別途費用がが発生することがございます』と書かれてることからかなりの確率で別の費用が発生する可能性があります。※可能性と書きましたが確実に発生します!不用品回収の業界だけではなくあらゆる業界で発生しており料金体系など良くわからなくなおかつ普段の生活であまり馴染みのない業種で横行してるやり方ですのでご注意ください。
 

【詐欺】悪質なレッカー業者に注意してください【ロードサービスの闇】

ホームページ記載の料金はすべてではない!

上記でパック料金表記の不用品回収業者の料金計算についてお伝えしましたが、この料金はあくまでもゴミや不用品に関する処分費だけの可能性があります。それを裏付ける内容をあるお客様から情報を得ましたので書いておきます。

(状況)2年ほど溜めたコンビニ系ゴミ屋敷で引越前のお片付け依頼で東京近辺の某業者(ゴミ屋敷片付け業者と掲げている)
 
廃棄物処分費 軽トラック1台分で7万円
作業費 12,000円×3名
仕分け分別費 5万円
繁忙期割増 トータル費用の1.5倍

すべてを計算すると23.4万円となり不透明な項目があるとしても2年溜めたゴミ屋敷のお片付けならまあ相場と思ったのですが、なんと!表の費用は軽トラック1台分であってすべてではなく、部屋すべてを片付ける場合だと8台必要でトータル187万円になるけど即決ならコミコミ130万円ということでした。

実はこの業者は軽トラックパックで13,000円程度とホームページには書いてありますので、詐欺的行為と言い切っても良い部類です。また何故か「まごのてはもっと高い」と言ったらしいのですが、少なくとも高い安いは別にして路地裏のボッタクリバーのような不透明な項目を計上するようなことはありません。だいたいこの手の業者サイトには作業費やゴミを運ぶトラック経費はもちろん繁忙期割増のことやその他のかかる可能性のある費用関係は一切書いていません、パッと見ただけならあたかも表記した料金で終わると誤認させていますので悪質なのです。一般個人のお客様に対して嘘や隠蔽工作や誇張は絶対にあってはいけないというのが私の考え方です。
 
ゴミ部屋片付け本当の費用相場
2年溜めたゴミ屋敷のお片付け費用まごのての場合
同じ部屋ではありませんが写真は2年程度ゴミを溜めた部屋です。作業内容は明らかなゴミを部屋から出し、明らかなゴミではない衣類などは要不要選別をして部屋から搬出するというものです。実際は水回りや床をクリーニングするのですがゴミの撤去と廃棄のまごのて料金を以下に示します。
 
ゴミ処分費 9万円
作業費 5.5万円
車両経費 2.5万円

まごのてのゴミ屋敷片付けは安いですよ、良心的ですよと言ってるのではありません。そもそもどうして軽トラック1台あたりを基準として料金設定をするのかが理解に苦しみます。2年程度のコンビニ系ゴミ部屋であれば2トントラック1台で事足りますし、作業者も2~3名いれば充分でまごのての比較的高いとされる作業費ですら2名だと6万円程度です。

高額請求をした業者の明細を見ると作業費部分は1.2万円ですが仕分け分別費項目で5万円ですから作業費と足せば1名あたり2.8万円ですからそう問題ではありませんがなぜ×8台となるのだと思うのです。しかも歌舞伎町のボッタクリバーのように繁忙期割り増しなどという訳のわからない項目を平気で付加するのはありえません。

定額制やパック料金を大々的に掲げてるゴミ屋敷片付け業者や不用品回収業者には充分気を付けなければいけないという典型例だったと思います。

まごのてのゴミ屋敷片付け料金案内

正直な料金表示のゴミ屋敷片付けのまごのて

ゴミ屋敷片付けでも不用品回収でも今の主流は定額パック料金です。ですが本当にホームページに書いてる料金でやる業者は皆無で、あの手この手で逃げ道を作り結果的に高額な請求になるのが今の現状です。

小さな文字で1平米あたりの料金と書いてあったり、小さな文字で他の費用が加算されることが書いてある。トラブルになればホームページに書いてあると逃げたり開き直るのが常套手段であることは容易に想像がつきます。

まごのてにも日々広告代理店やホームページ作成会社がもっと問合せ数を増やし成約に繋がるホームページにしましょうと営業に来ますが決まってこのやり方です。いかにも安く見え甘言を散りばめ、安心感を持たせるために大手企業と取引があるように見せかけるロゴを貼る。今はとにかくインパクトのある料金をどーんと書けばお客様は興味を持つからということです。

みなさん完全に舐められてます!マーケティング会社やその口車に乗ってる不用品回収やゴミ屋敷片付け業者はお客様を完全に舐めて馬鹿にしています、そんな業者に問合せするのですか?

まごのてはお片付け料金関係はフルオープンですし、なぜその料金設定なのかの根拠まで示しています。そこまでオープンにしているゴミ屋敷片付け業者はありますか?東京近辺だと真っ向から他社の料金に苦言を呈し正しく伝えてるのは私たちまごのてとオークラ清掃社とお部屋片付け日本一ぐらいではないでしょうか?
 
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東京近辺のゴミ屋敷片付けならまごのてでいいのでは?

ゴミ屋敷を片付けたい!荒れた部屋を綺麗にしたい!汚部屋をハウスクリーニングしたいとお考えなら実績豊富なまごのてでいいのではないでしょうか。まごのては清掃技術が高いのは当たり前ですがお片付け費用も安心です。

安い安いとは決して言いませんが安心な料金設定であることは間違いありませんし、不明瞭な訳のわからない費用が発生することもありませんのでご安心ください。

東京、神奈川、千葉、埼玉や茨城でゴミ屋敷を綺麗にしたいならまごのてにご相談ください。他のゴミ屋敷片付け業者や不用品回収業者と比較したいというお客様は下記リンクより参考記事を参照してください。下記に3つリンクを貼っておきます、ゴミ屋敷片付けで検索で出る上位業者、広告を出してる業者、そして東京で不用品回収の広告を出してる業者をそれぞれ評価したものとなっています。

必ず役立つゴミ屋敷片付け業者で検索上位業者を評価します!

東京付近の『ゴミ屋敷片付け業者』広告エリアの業者を評価します

東京の不用品回収業者で広告を出してる業者15社徹底評価

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記事執筆:

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史

ゴミ屋敷のことはなんでも私に聞いてください、各自治体のゴミ屋敷条例制定の際の意見交換参加実績、在宅医学会や高齢者虐待防止学会での登壇実績もあり真の専門家として高い評価を得ています。


セルフネグレクトとゴミ屋敷の関係を研究している東邦大学保健衛生学教授である岸恵美子先生とは情報交換を盛んに行いゴミ屋敷の現実的な問題を私から提供し岸教授が学術的に分析し世に提供しその論文等には佐々木久史の名前が付されるものも多い。

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