ゴミ屋敷片付けコラム

ゴミ屋敷とは
2025.05.27

【簡単開業で超儲かる】ゴミ屋敷のお片付けで起業したい人必見!

ゴミ屋敷のお片付けで起業
今回はゴミ屋敷のお片付けで開業したいと考えてる人に向けた記事と同時に、今まさにゴミ屋敷を片付ける業者を探してるお客様に対しても業者選びの観点から役立つ記事構成となっていますので是非最後までお読みください。

日本中がコロナ渦であった2020年以降から現在までゴミ屋敷のお片付けや遺品整理などで起業したいという方からの相談が増えていますし、このサイトの検索ワードも「ゴミ屋敷片付け 起業」や「ゴミ屋敷片付け 儲かる」などでそこそこ流入があります。

いわゆる起業したい向け情報などを見てもこれから日本は高齢化社会を迎え需要はうなぎ登り!など簡単に参入できすごく儲かるようなイメージを植え付ける記事が多く出回っています。このゴミ屋敷片付けや清掃、遺品整理や特殊清掃業界への参入や本当に利益を生むものなのかをお伝えしたいと思います。

業者数が増えればライバルが増えて自社の収益が減るとかそんな小さな考えはなく、まごのての域まではそう誰もが辿り着けませんので一切心配していません。それよりも悪徳業者が90%の時代にあってまともな考えを持つ業者が増えるほうが意義があることと思いますので忌憚なく公開します。
 
ゴミ屋敷片付け事業で一攫千金

小資本での開業は難しく最低でも300万円必要

エックスなどを見てますと一般のお掃除(ハウスクリーニング)でもいわゆる脱サラで開業する人が多く見受けられます。同様に不用品回収やゴミ屋敷片付けや遺品整理系でも小資本開業が可能と考えて参入してくる人が多いようです。

では本当に小資本で開業が可能なのかを見てみますが、例えば飲食だと小さい店舗だとしても数百万~1千万程度は必要なのに対し、出張系ビジネスであるお掃除関連はかなり小さな資本で開業ができると言えます。

ただし極めて小資本なのはハウスクリーニングの場合だけであってゴミ屋敷のお片付けや遺品整理関係だと最低でも300万円は必要です。300万円の根拠については後述しますが、小資本と言えどもそれなりの初期投資は必要であることは覚えておいてください。

【大前提】ゴミ屋敷のお片付けや汚部屋清掃の経験

先に開業のための資金についてお伝えしましたが、そもそもゴミ屋敷のお片付け経験があるのでしょうか?昨今の新規開業組の動向を見てますと、ほぼ未経験の人の参入が相次いでます。

未経験ということはわかりやすく言えば素人です。ほとんどが遺品整理士認定協会などの役に立たないDVD講義を受けてレポートを出して、プロ気取りでいる素人ばかりです。

ゴミ屋敷のお片付けや汚部屋の清掃業は『ゴミ捨て』ではありません。ゴミが溜まり汚れた部屋を綺麗にする仕事であって、ただのゴミ回収ではないことを理解してない人が多すぎます。

未経験の素人が大きなお金が動く商売に手を出すから、依頼したものの思うように部屋が綺麗にならなかったという被害が増えてるのです。この業界に興味を持ち参入してくることが悪いとは言いませんが、未経験の素人が集客し、適当な仕事をしてお金をもらうのは結果的にお客様を騙すことになるので未経験での参入は考えないほうが良いと思います。

ゴミ屋敷片付け業者に依頼したのに部屋が綺麗にならない!

未経験でのゴミ屋敷片付け業に参入は難しい

ゴミ屋敷片付け業者の前職とは?

ではゴミ屋敷のお片付け業をするにあたって必要な経験はどんなものがあるかを紐解いてみます。

まずまごのての場合ですが、代表者である佐々木久史は運送会社経営者で、佐々木薫はハウスクリーニングの経験者でした。そのことからお掃除を中心とした便利屋から始め、その中でゴミ屋敷のお片付けノウハウを蓄積し、便利屋開業4年ほどで専門会社にしました。

関西クリーンサービスの亀沢社長も前身は便利屋で、後に専門店化しました。比較的業歴の長いゴミ屋敷片付け業者で多い経歴は便利屋時代にノウハウを得て専門店化したというのが多く、今から15~20年前はゴミ屋敷片付けの専門業者がなかったことから幅広くなんでも請け負う便利屋からの転身が主流のように感じます。

今もしゴミ屋敷片付け業をしようと考えるなら、ゴミ屋敷の片付け業者で働いて経験を積むのが一番の近道で、もし他業種からの転身だとしてもハウスクリーニングなどの清掃系から入るのが正解です。

よく介護の経験があるから出来るとか、葬儀社の勤務経験があるからやれると考える人もいますがまったく接点がなくかけ離れたものですので注意しましょう。とにかく絶対に抑えておいてほしいポイントはお客様は部屋が綺麗になることを望んでるのであって、素人にお金を払いたくないということは覚えておいてください。

もしまごのてで開業のためのスキルを身に付けるために働きたいという場合も喜んでお引受けしますのでお気軽にご相談ください。ただし最低1年できれば2年は修行が必要であると思ってください。

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ゴミ屋敷片付け業を起業するための初期費用

冒頭でゴミ屋敷のお片付け業を始めるなら最低300万円は必要とお伝えしましたので、その内訳を見てみたいと思います。

・ 事務所と作業所
・ 電話等オフィス用品一式
・ 車両(トラック)
・ ホームページ


おそらく一番お金がかかるのが事務所や作業所など会社としての構えで、次がトラックです。場合によってはこの二点で300万円で足りないかもしれません。

昨今の新規開業組の事業所住所を見るとどうみても居住用アパートやバーチャルオフィスが多く、使用してるトラックもレンタカーやボロボロの軽が多い理由がおわかりいただけると思います。

未経験で、会社としての構えもなく、ホームページだけが立派な業者に誰が何十万円ものお金を払うのでしょうか?やはりお客様からお金を貰うということを認識していれば適当な構えは絶対にできないはずなのです。

まごのての場合でも当初の開業時には300万円近くかかってますし、現社屋への移転時には1200万円のお金がかかっています。

ゴミ屋敷片付け業は小資本開業では無理

ゴミ屋敷片付け業者その他開業時に必要な物や手続き

開業にあたっての設備以外にやるべきことをお伝えします。ゴミ屋敷のお片付け業は何の許認可も必要なく、何らかの有資格者もいりませんので設備さえ整えれば開業できますが、最低二点のことは必要です。

・ 税務署への開業届に提出
・ ゴミ処分場との受け入れ契約

税務署への開業届は事業をする場合法人個人問わず必須で、簡単なことを記入して近くの管轄税務署に提出するだけで完了します。▶事業の開業と廃業の届け出

ゴミ処分場との契約は必須で、お客様宅で片付けたゴミを廃棄するための処分場は絶対に必要です。もちろん公共のゴミ処分場は使えませんので民間の処理場との契約になるのですが、ここが意外とハードルが高く、なかなか受け入れ枠を貰えないのが現状です。

地道に受け入れ先を探すしかなく、まごのての場合も当時一番苦労した部分で最初は知り合いの産廃収集業者を間に噛ませてしか取引ができませんでした。

ここでよく一般廃棄物収集運搬業の許可がどうのという話になりますが、ゴミ屋敷のお片付けに一般廃棄物収集運搬許可は不要で、その理由を示した記事もありますので是非お読みください。▶ゴミ屋敷の片付け清掃に一般廃棄物収集運搬業は必須?

その他家財の買取転売をするなら古物商は必要ですし、付帯業務の中に許認可が必要な事業をやるなら必要かもしれませんが、すぐ目の前のことではないので開業当初は考えなくて良いと思います。

実際にゴミ屋敷片付けは儲かるの?

では皆さんが一番知りたい利益についてお伝えします。どんな事業でも同じですが利益とは、売上から経費を引いた残りを営業利益、営業利益から税金を払って残るのが税引き後利益(経常利益)です。

経費とひとくちに言っても二種類あり、固定費と流動費に分かれます。固定費とは売上がゼロでも必要な経費で流動費はゴミ処分費など仕事の分量に応じて変わる経費です。したがって事務所や作業所、トラックやスタッフを正社員雇用していれば当然固定費は大きくなりますので1件あたりの単価に反映させないといけないということになります。

超ぼったくり営業ではなく普通に事業をやって営業利益ベースで20%確保しようと思えば、ひとつの作業で40~45%程度の粗利を確保すればまず大丈夫ではないでしょうか?

いかがでしょうか?大儲けできる事業に見えますか?ただし上記数字はまともに事業をした場合であって、自宅を事務所にし、トラックもレンタカー、作業者も適当なアルバイトでゴミ処分も不正な手段でやれば大儲けできますが、それは事業ではなく詐欺であることは忘れないでください。

ゴミ屋敷片付け業者の稼ぎ

昨今のゴミ屋敷片付け新規開業業者の動向

遺品整理士やゴミ屋敷清掃士などの認定資格が流行った時期が今から6~7年前にあり、その頃に爆発的にゴミ屋敷片付けや遺品整理の新規開業が増えました。2025年の今も変わらず半年から一年で増えては消えを繰り返しています。

ゴミ屋敷の片付け業に参入する人を見てますと皆さん最初はまともな事業をやろうとしているのですが、日々の集客に苦慮し、やがて自力集客をあきらめ集客用ポータルサイトに加盟して依存しわずかの利益を吸い取られて疲弊しています。

一方では業界最安値と掲げホームページに美辞麗句を並べて超高額請求をする業者もかなり多く、半年サイクルで屋号を変えてやってる業者も多く見受けられます。

今のゴミ屋敷片付け業界を見てますと大きくは三つのグループに分かれていて、集客ポータルサイトの犬に成り下がった業者、不誠実な仕事を仕事をし超ぼったくりを仕掛け屋号をコロコロ変えて生きながらえてる業者、そして一般の業者ですが感覚的に80%以上はヤバイ業者です。

やはり会社としての構えがない、設備投資をしていない業者は覚悟がないのでいつでも逃げれる体制を作ってるんだと感じますので、今もし開業を考えてる方はしっかり先を見据えたビジョンを描きしっかり真摯に取り組みましょう。

独立開業の心構え

ゴミ屋敷片付け業者で数少ない信頼できる業者まごのて

今回の記事はゴミ屋敷のお片付けや清掃で開業したい人向けの記事でしたが、一般のお客様にも役立つ情報を散りばめました。この記事を読めばどんなゴミ屋敷片付け業者を選べば良いかおのずとわかるような構成になっています。

まごのてはゴミ屋敷片付けと特殊清掃で15年の実績がありますが、専門業者になろうと決めたときから小さいながらも事務所と作業所は持っていましたし、現社屋への移転の際は1000万円以上のお金を投入したものです。孤独死の特殊清掃は現社屋に移転してから始めたもので前の作業場では到底対応できる設備ではなかったため社屋移転を待ってリリースしたのです。

現在のゴミ屋敷片付けや遺品整理業界を取り巻く環境はお客様にとっては不安要素しかないと感じます。10年前と比べると多くの業者が参入してきてるように見えますが、実際は社屋もない経験もないといった有様で、ゴミ屋敷の片付け業者というより得体の知れない不用品回収業者や集客系マッチングサイトばかりが増えているという状況です。

もし今はゴミ屋敷状態になってるけど本当に綺麗にしたい、汚部屋から一刻も早く脱出したいと願ってるのであれば是非まごのてにご相談ください。

お部屋のお片付け相談はLINEが便利
記事執筆:

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史

ゴミ屋敷のことはなんでも私に聞いてください、各自治体のゴミ屋敷条例制定の際の意見交換参加実績、在宅医学会や高齢者虐待防止学会での登壇実績もあり真の専門家として高い評価を得ています。


セルフネグレクトとゴミ屋敷の関係を研究している東邦大学保健衛生学教授である岸恵美子先生とは情報交換を盛んに行いゴミ屋敷の現実的な問題を私から提供し岸教授が学術的に分析し世に提供しその論文等には佐々木久史の名前が付されるものも多い。

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