実はよく知らないゴミ屋敷の定義や意味

ゴミ屋敷には法的な基準や何らかの基準はないのですが、Wikipedia先生によれば『ごみ屋敷（ごみやしき）とは、ごみが野積みの状態で放置された、ごみ集積所ではない建物（主として居住用）もしくは土地のこと』と書いてありますのでゴミ捨て場ではない土地にゴミが堆積してる状態とありますので、室内ではなく外というのが私たちが普段使ってるゴミ屋敷の認識と少し違うようですが、マンションやアパートと言うより屋敷とついてますので庭などがある一軒家でゴミを溜め庭や公道にはみ出てるのがゴミ屋敷と考えて間違いなさそうです。

別記事でいわゆるゴミ屋敷条例について書いた記事があり、行政側でもゴミ屋敷と言う言葉は使いますが、少しニュアンスが違いどちらかと言えば住環境の保全が目的となりゴミそのものも堆積物という表現となっています。関連記事：江戸川区のゴミ屋敷片付けでは補助金や行政支援があるか解説

元々は一軒家を基準としていて、やがて派生して今の主流であるアパートやマンション内でゴミを溜めてる部屋もゴミ屋敷と呼んでいると推測できます。ただ法的な根拠や基準がないので医療関係や行政機関では「いわゆるゴミ屋敷」と若干ボカした言い回しになってることもありますので、ゴミ屋敷と感じればゴミ屋敷であると考えて良さそうです。

ゴミ屋敷は屋敷とついてるのだからマンションやアパートではそう呼ばず、また昔は商標登録もされていたので安易に使えないからとテレビやマスコミが違う言葉で言い表していたことがありました。例えばテレビ朝日のスーパーJチャンネルではゴミマンションや隠れゴミ屋敷と言ったり屋敷ではなく室内だけだからゴミ部屋と言ってる時期もありました。

さらにゴミ屋敷の種類として明らかなゴミが多く食品系ゴミやコンビニ系のゴミを溜めた部屋を有機系ゴミ屋敷、明らかなゴミはないけど物が多い部屋を倉庫系ゴミ屋敷という言葉は当時の2ちゃんねるから生まれました。またゴミ屋敷と同義語である汚部屋はまごのてのブログから生まれて定着していった経緯があり、ひとくちにゴミ屋敷と言っても様々な形があることが窺えます。

どんな言葉を使おうがゴミ屋敷はゴミ屋敷なのですが、それも人の感覚によるところが大きく不用品やガラクタを溜め込んだ家や部屋をゴミ屋敷と言っていたり、ゴミは無いのにトイレやお風呂が汚いだけの部屋をゴミ屋敷と呼んでた方もいることから人の感覚で変わっていくものとも考えられます。

ゴミ屋敷に関しては確固たる定義がなく、感覚的なものだけでゴミ屋敷と言ってる節があるとお伝えしましたが、私たち業者の場合は部屋のレベルによって呼び方を変えることがあります。それとて基準がある中で変えてるわけではないのでひじょうに曖昧で一応まごのてでは部屋の状態やレベルによって使い分けていますがそれとて何らの基準を持ってるわけではありませんが、大まかには室内にゴミがあれば大小や量に関わらずゴミ屋敷と呼び、廃棄物がなくハウスクリーニングだけの場合は汚部屋系クリーニングと呼んだりしています。

不用品回収業者もゴミ屋敷という言葉を多用していますが、我々ゴミ屋敷片付け業者が思い描くゴミ屋敷とは少し違うのではないかと思います。先ほど人の感覚によってゴミ屋敷として浮かぶ絵が違うのは当たり前なのですが、不用品回収業者が思い浮かべるのは文字通り大型家具や家電がたくさんある状態を考えると思いますが、私たちの場合は巨大ゴミ箱のようなイメージが浮かびます。

実はこの感覚的にどう思い浮かべるかは重要で巨大ゴミ箱の如く明らかなゴミが積みあがってる部屋を片付けたいと思ってるのに相談した業者はガラクタや家具家電が多くある部屋を想像してしまうと話が食い違ってしまい最悪の場合違う認識のまま進んでしまうということも考えられますので注意が必要です。

ゴミ屋敷のお片付け依頼をされるお客様ほぼすべてに当てはまるのですが、お客様のほうからは絶対にゴミ屋敷とは言いません。大半のお客様はお問合せの段階で「お部屋の片付け」と言うことが多く、時には「不用品回収をお願いします」と言う方もおられます。

部屋のお片付けをお願いします、なら話を進めていっていわゆるゴミ屋敷だなとわかるのですが、不用品回収をお願いしますかた始まるとちょっと厄介です。どちらとも恥ずかしさを紛らわすために敢えてゴミ屋敷と言わないのですからこちらが気を回していかなければいけないのですが「不用品回収をお願いします」と言われるとゴミ屋敷片付け専門の私たちとしては少し戸惑います。

本来の不用品回収であればお客様の頭の中のイメージ合致するのでスムーズに話も進みますし、何も問題はありませんが実はゴミ屋敷なのに不用品回収と言われるとなかなか対応が難しく正面切ってゴミ屋敷のお片付けですね、とは言いにくくなってしまうのです。つい最近も人の紹介で引越前で不用品が多いらしいからなんとかしてあげてと言われ、本人も少し不用品が多いですと言うので行ってみたら完全なゴミ部屋でビックリしたことがありました。

このあたりの対応をどうするかは以前から課題になっていて、お客様はゴミ屋敷という言葉は使いたくない、だけど察してよということが多くあることを鑑みてまごのてのホームページ内では出来るだけゴミ屋敷と言う言葉を多用しているのです。つまりゴミ屋敷のお片付けをしてほしい方だけがコンタクトしてくると思っておけば良く、私のとこに相談するのだからゴミ屋敷であると思って進める方がお互い気を使わなくて済むのでそのようになっています。下記画像リンクにはゴミ屋敷のお片付け依頼をするには断然専門業者が良いですという記事を載せていますので業者探しをしているお客様は参考にしてください。
 

ゴミ屋敷、汚部屋、ゴミ部屋や隠れゴミ屋敷と様々な言葉がありお客様自身は極力使いたくないけどゴミ屋敷化した部屋を片付けたいとお考えの方は東京近辺であればまごのてへご相談ください。最初は恥ずかしいしハードルが高いかもしれませんが、相談すれば必ず解決いたします。

まごのてはゴミ屋敷片付けの専門業者ですから細かなことは何も言わずただひとこと「部屋のお片付けを検討しています」とだけお伝えください。後は私たちからする質問にお答えいただくだけで大丈夫です。まごのてはゴミ屋敷のお片付けで15年の実績がある専門業者ですからあらゆる事例を経験していますし、どんな状況であっても今まで一度たりとも片付かなかった部屋はありませんしお断りしたこともありませんので安心してご依頼ください。

また女性のお客様や初めて業者依頼するお客様が80％ですので、料金の決まり方や作業の進め方についてもわかりやすくお伝えするようにしていますのでどうぞご安心ください。

ゴミ屋敷を片付けたいと考えて業者依頼しようとネットで探せばいくつもの業者が出てきます。安い安いと連呼し安いことが売りの業者(実は安くない)不用品回収業者や遺品整理業者、その他便利屋など様々な業者があり、どこが良いのか迷ってしまうのではないでしょうか？あなたが迷う理由はなんですか？お片付け費用ですか？それとも別のことでしょうか？

ゴミ屋敷の片付けを業者依頼しようとするお客様はひじょうに迷いますが、みなさんどうでも良いことで迷いすぎです。ゴミ屋敷のお片付け業者を選ぶ基準は多くあるようで実はたった一点しかなく、しかもそのたった一点をみなさん認識していないことが多いのです。

ゴミ屋敷のお片付け業者を選ぶ基準は「ゴミが溜まり荒れた部屋が綺麗になるかどうか」だけであって、その部分しか判断材料にしかならないのです。大半のお客様がまずは料金のみで比べておりA社は○万円B社は△万円と表面上のことしか見ていません。だから業者依頼したにもかかわらず部屋が綺麗にならない事案が異常なほど多発しているのです。確かに大切なお金が掛かってますから料金比較は悪いとは言いませんが、比較するのであれば作業内容や仕上がりまでセットで考えて技量面等を横一線の業者間でしか比べることはできないということは覚えておいて損はないでしょう。

その観点で業者を見渡せば本当にゴミ屋敷が綺麗になる業者は限りなく少数であることがわかると思います。そんな面倒な手間をかけて業者探しをするぐらいであればまごのてで良いのではないでしょうか？下記にゴミ屋敷のお片付けを不用品回収業者に依頼して失敗したという記事がありますので是非参考にしてください。