ゴミ屋敷片付けコラム

ゴミ屋敷とは
2025.03.22

【女性の汚部屋】部屋の片付け業者選びのポイントと費用について

【女性の汚部屋】部屋の片付け業者選びのポイントと費用について

まごのてに部屋のお片付けをご依頼されるお客様は断然女性の方が多く、創業当時から今もその傾向は変わりません。女性のお客さまが多いが故に清掃スタッフも女性スタッフを入れたほうが安心感があると考え他社に先駆けてゴミ屋敷や汚部屋の片付け清掃業務に女性作業者を積極的に起用し育成してきたのです。

女性のお客様と多くかかわってきた私たちだからわかることが多くあります。この記事では女性と男性のゴミ屋敷の違いや、女性のお客様が片付け業者に依頼する際に注意すべきことや業者の選び方をお伝えしたいと思います。
 

ゴミ屋敷に住む女性
 

ゴミ屋敷片付け依頼の男女比率に変化の兆し

全国のゴミ屋敷業者の認識では完全に定着している男女比7:3ですが、本当にこの比率は正しいのか?2023年後半ではすでにこのデータは古いのではないかと感じることが起きています。今や男女比7:3ではなく6:4もしくは男女差はないと言う状況ではないかと思っています。まずその理由をお伝えします。

体感的に男性のお客様からゴミ屋敷片付け依頼が増えてるなと感じだしたのはコロナ渦真っ只中の2021年頃からでした、そして2022年4月5月の2か月間のデータを見てみると、営業日数56日のうち特殊清掃と遺品整理そして単純な不用品やゴミ回収を除いた依頼件数は69件でした。

そして男女比ですが男性のお客様29件に対し女性のお客様40件と以前言っていた7:3ではなく6:4となりました、さらによく見ると2021年6月はゴミ屋敷関係の依頼件数54件に対し23件が男性客とわずかの差となっていたのです。

もしかしたらコロナ渦の在宅時間との関係があったのかどうかは今後の動向を見ていく必要があるのですが、巷でよく言われるコロナで在宅が増えたからゴミ屋敷が増えたというものではありません、もちろん程度の差こそありますが、お片付けをしたのがコロナ期間だっただけでゴミ屋敷化が始まったのはそれ以前だからです。

女性のお客様が部屋の片付け業者を選ぶ際の注意点

ゴミ屋敷や汚部屋のお片付けを業者依頼するとなると男女ともにどうしても恥ずかしさや躊躇いが出てしまい相談するという一番最初のハードルすら超えられないことがあります。ゴミ屋敷や汚部屋から脱出しよう!と決意してもこの最初のハードルが跳べないばかりに汚部屋がどんどん悪化したという例もあるぐらいです。

まごのてにご依頼の女性のお客様30名程度にヒアリングをしたことがあり、最初の相談で何が一番気になったかを聞いてみたところ概ね以下のような回答を得ることができました。
 
  • 怖い人(業者が)だったらどうしよう
  • 叱られたりしないだろうか
  • 高額請求に遭わないだろうか
  • 変な人だと思われないか心配
  • 業者と言えども部屋を見せたくない
  • 近所にゴミ屋敷がバレるのは嫌だ
     
他にも少数の回答はありますが概ね、近所バレやそもそも部屋を見せるのが恥ずかしい、変人だと思われないか、など自分自身の恥ずかしさや人目を気にするものが多く、次いで業者に対する不安が多く見えました。つまり部屋の片付け業者を選ぶ際はこのようにデリケートな心情を理解し最大限の配慮ができる業者を選ばないといけないのです。
 
あなたのゴミ屋敷はワタシが助ける

 

最初のハードルを低くするよう相談ルートを配慮

まごのてでは多くのお客様が上記のような不安を抱えた上でファーストコンタクトを行ってきてることを知り、いかに最初のハードルを低くするかに注力しました。具体的な対策としてはお問合せメールフォームも以前は電話番号や名前などを入力しないと発信できなかったものを最低限の情報と匿名でも発信可能にしたり、電話対応も女性スタッフで行うなどとにかく安心して相談できる体制を整たのです。

そして極めつけは極力現地見積もりを行わないことです。奇異に思えるかもしれませんがゴミ屋敷や汚部屋だけでなく自身の部屋を他人に見せることは思いのほかハードルが高いことがわかったからです、極度の恥ずかしさの中何社も業者を呼べる勇気などありませんしやっと勇気を出して現地見積もりをしてもらったけど悪意ある業者に押し切られるということも多くありますのでその心情に配慮しリモート見積もりを主としました。

匿名で最低限の情報と部屋の写真や動画でお片付けの概算金額が出るならわざわざ出向かなくて良いのです。今でこそリモート見積もりが主流となりましたがまごのてではかなり早い段階からリモート見積もりのみで現地には行かないで契約を成立させるのが主流となりました。

このように最初の相談のハードルを下げる施策ができるのは豊かな経験値とゴミ屋敷住人の心情を熟知しているから出来ることと自負しています。

ゴミ屋敷は男女どっちの部屋の片付け料金が高いか

昔の言葉で「男やもめにウジが沸く」「女やもめに花が咲く」という言葉がありますが、ことゴミ屋敷に関してはどちらの内容が濃いかということもよく話題になるのですが、これに関しては圧倒的に女性のゴミ屋敷系のほうが内容が悪いと言えます。

同じコンビニ系ゴミ部屋だとしても女性の場合は少し食べ残しがあったり、ペットボトルや紙パック飲料も少し残っていたりと生ごみ化しやすい傾向にあります、そこへ衣類や小物の保有率も男性とは比べ物にならないくらい多いのでどうしても全体量が増える傾向にあります。

これはお片付けにかかった料金からも明らかな差があるのですが例えば2年溜めたコンビニ系ゴミ屋敷でも男性が15万円~20万円あたりが多いのに対し女性は若干上の25万前後~30万円近くまで跳ね上がることが多く、作業時間を見ても女性の部屋のほうが平均値で2時間近く長くなることが多いです。
 
女性のゴミ屋敷の特徴
 

女性のゴミ屋敷で多い倉庫系汚部屋は高額になりがち

ゴミ屋敷のレベルや状態はその人の生活スタイルで変わります。家でほとんど食事を取らない人はいくらゴミを捨てなかった年数が長かったとしてもそんなに明らかなゴミの量にはならず、当然食品系ゴミはありませんので臭いやゴキブリの発生もありません。

一方部屋でコンビニ食やデリバリーで食品を調達する人は当然ゴミの量も増えますし内容も悪くなってることは多いですし、そこにもし倉庫系ゴミ屋敷の要素が加わればさらにゴミ屋敷のレベルはおのずと上がっていきます。

女性の部屋のほうがゴミ屋敷レベルは上がるというのはこの倉庫系ゴミ屋敷の要素が絡んでくるからで、衣類や小物が多くなりがちですから全体量も増えるしお片付けの難易度も上がるということです。ただしお片付け料金は男女で変わることはなく女性の汚部屋だから割増料金ということはありません。

ゴミ屋敷片付けの料金案内

勇気を出して汚部屋を片付けた女性たち

ゴミ屋敷や汚部屋に住む方にとっては最初の相談するというハードルが高いということは冒頭にお知らせしました。やはり部屋を人に見せるというのは恥ずかしいことですし、ましてやゴミ屋敷や汚部屋となると尚更です。

この章では一念発起し恥ずかしさを堪えて私たちに相談しゴミ屋敷を解決した女性のお客様を回顧してみたいと思います。
 

女子のゴミ屋敷は私たちが助ける
 

恥ずかしさが先立ち片付けご依頼まで半年

東京都大田区の1Kマンションに住むお客様はまごのてのお問合せLINEに写真を添付して相談してきました。ゴミ屋敷のレベルとしては4~5年溜めていたというだけあって全体量も多く、内容としてはあまり良い状況ではありませんでした。

作業提案をし概算を提示し質問も受けやり取りはスムーズだったのですが突然やり取りが途絶えてしまいました。私たちからすれば良くあることですので気にも留めていなかったのですがまた1ヵ月ほどした頃に作業に関する質問が数点ありまたやり取りが途切れてしまいました。

その後は何のアクションもなく半年が過ぎようとした頃に消防点検があるから大急ぎで片付けてほしいとLINEが飛んできて間を置かず片付け作業となりました。どうして半年もかかったのかと尋ねるとどうしても業者を入れることに抵抗があり別段差し迫った片付け理由もなかったことからズルズルと延ばしてしまい、いよいよ急いで片付けなければいけない事情が出来て急遽依頼したということでした。

床面が露出しゴミがなくなり水回りもピカピカになった部屋を眺めてひとこと「もっと早くに依頼すれば良かった」実はこの言葉はまごのてに部屋の片付け依頼をしたお客様の90%が発するものです。次にこの言葉を口にするのはあなたであってほしいと願っています。
トイレを詰まらせ汚部屋清掃依頼
 

トイレが詰まり溢れさせたためにお片付け依頼

千葉市のアパートに住む汚部屋女性のご依頼のきっかけはトイレの詰まりからでした。ゴミ屋敷のレベルとしてはそんなに大量という部類でもなく薄っすら床一面を覆ってるという状態でした。

ある時トイレの水の流れが悪いなということがあり、修理を呼ばなきゃと思っていたけどこの部屋じゃ業者を呼べないとなり、トイレは少しずつでも流れてるからと騙し騙し使ってるうちに完全に詰まって溢れたので慌ててまごのてにSOSを出したということでした。

このお客様も最初はトイレの詰まり解消とトイレクリーニングだけの相談だったのですがお話を進める中でゴミ部屋であることを打ち明けていただいたので部屋も一気に片付けましょうとなったのです。まごのてのサイトは汚部屋ハウスクリーニングトイレの詰まり解消が別ページに配置されていますのでお片付けご依頼の入口が詰まり解消ということも多くあります。

まごのてはゴミ片付けだけではなくトイレの詰まり解消やハウスクリーニングまで一貫して部屋を綺麗にする技術を持ってる会社ですので安心してご相談ください。

女性のお客様が片付け業者を選ぶ際の注意点

部屋の片付け業者を探してる皆様全員に当てはまることですが特に女性のお客様は注意すべきことがいくつかありますので以下にまとめておきます。
 
  • 実態があり得体がわかる業者かどうか
  • ホームページ内に嘘や誇張はないか
  • 実績や実際の作業が見えるホームページか
  • 料金は明朗で確実なものが提示されてるか
  • 作業にあたっては充分な配慮がされており、その方法が明示されるか
     
数え上げるとキリがありませんが最低限上記は抑えておきたいところです。絶対に頭に入れておいてほしいのは極めてプライベートな空間に入れても大丈夫なのかを最重要と考えましょう。特にホームページ内に嘘や誇張があるような業者は信用に足りませんし間違いなく作業も適当ですのでしっかり見極めましょう。

女性のための片付け業者の選び方

ホームページ内の嘘の有無は最重要チェックポイント

業界最安値やその他安い安いと連呼してる片付け業者ならまだかわいいほうで、誰の目から見ても嘘や誇張と断定できるような文言を散りばめてる業者は選定から外すのが無難です。いくら集客のためといえどもあり得ない数字を書いてるような業者は嘘つきですから近づいてはいけません。

他人の家に堂々と上がることができる業者に嘘があるのは致命的で悪意ありと言わざるを得ません。嘘や誇張の代表的なものは以下の文言です。

・年間実績〇千件!
・大手との取引があるように見せかける
・無料や値引き、キャンペーンを多用する
・テレビや雑誌に出たと書いてるけどエビデンスがない


年間のお片付け数がもし3000件あれば30名程度のスタッフが必要です、もし1万件なら100枚以上のスタッフが必要なのに住所を見ればただのアパートという大矛盾があったり、テレビで紹介されましたと書いてるけど具体的な表記がなかったり画面を偽装したりしてる業者も多いので注意しましょう。

集客用ホームページに嘘があるのはビジネスの根幹を揺るがす愚行で、信頼関係で成り立ってるお客様との関係を破壊するあるまじき行為です。そんな業者を安心して自身のプライベートスペースに入れるのは道ですれ違った見知らぬおっさんを家に連れて帰るのと同等レベルで危険です。嘘や誇張は犯罪行為でもあるということをまとめた記事がありますので興味のある方はご一読ください。
 
嘘つきばかりの部屋の片付け業者
 

部屋が片付けられない汚部屋女子の味方!

まごのては単に部屋を片付けたりゴミを回収するだけではなく、このように一歩も二歩も踏み込んだ研究を行いお客様を理解しようとしている部屋の片付け業者です。ゴミ屋敷やセルフネグレクト研究の第一人者である東邦大学の岸恵美子教授と共同研究やご指導の下、日本で一番ゴミ屋敷に情熱を注ぎかつ理解している数少ないゴミ屋敷や部屋の片付け業者です。

また2012年からリリースした女性のお客様のために作ったなでしこお掃除隊は、当時ゴミ屋敷の片付け現場に女性作業者を投入してる会社は珍しいということでたびたびテレビやマスコミに取り上げられました。

まごのては部屋がどんなに汚れていても散らかっていても途中で作業放棄などは絶対にいたしませんし、そもそもお断りすることも絶対にありません。ゴミ屋敷や汚部屋を片付け続け技術を上げてきたプライドと誇りにかけても必ずキレイに仕上げることを至上使命としていますので安心してご相談ください。

どんな状況でも大急ぎのお片付けたまわります

株式会社まごのては東京近辺であれば最短当日の作業も可能です、ただしシーズンや閑散期でも曜日や時間帯によっては対応できない場合もありますので余裕を持ってご相談ください。

特にゴミ屋敷状態の場合は粗大ごみの不用品回収のように部屋から出すだけで済まず要不要選別や梱包、水回りなどのハウスクリーニングも必要になりますので引越が決まったらできるだけ早くご依頼ください。
 

お部屋のお片付け相談はLINEが便利
記事執筆:

株式会社まごのて 取締役会長
佐々木薫

自らゴミ屋敷の片付けは天職と宣言し物理的な部屋の片付けというより依頼者の心の動きを読み取り根本から解決する能力に長けています、また持ち前の明るさとおせっかい精神からマスコミ取材実績も多く過去放送されたテレビ東京系「クロスロード」では歴代2位の視聴率をたたき出しました(1位はテニスの錦織圭)テレビ出演多数、テレビ東京クロスロードでは単独で特集され歴代2位の視聴率を獲得、おせっかいは世界を救うを地で行く自他ともに認めるおせっかい焼きでそのおかげで人生が変わったゴミ屋敷元住人多数、元客の結婚式に出席するほど信頼は厚い。

どの番組かは忘れたがロケ中に「おせっかいは世界を救う、世の中を変える」と放った言葉は後に小池百合子に真似されるほどの名言となった、事実名言ナビというサイトにも出典佐々木薫とあるほどです。

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