ゴミ屋敷片付けコラム
- TOP
- ゴミ屋敷片付け
- ゴミ屋敷片付けコラム
- ゴミ屋敷化するのは女性が多いは本当?女性のゴミ屋敷の特徴
ゴミ屋敷化するのは女性が多いは本当?女性のゴミ屋敷の特徴
この記事ではゴミ屋敷状態の部屋に住む人の男女比についてお伝えしようと思いますが、ゴミ屋敷関係の他社記事を見ても圧倒的にゴミ屋敷業者に依頼するのは女性のお客様が多く、その割合は70%に迫るとされてます。この数字には私たちも異論がなく以前は部屋がゴミ屋敷化するのは女性特有の現象であると思った時期もあったぐらいです。
今回の記事は本当にゴミ屋敷化するのは女性が多いのか?男性のゴミ屋敷と何が違うのかを考察していきたいと思います。
体感的に男性のお客様からゴミ屋敷片付け依頼が増えてるなと感じだしたのはコロナ渦真っ只中の2021年頃からでした、そして2022年4月5月の2か月間のデータを見てみると、営業日数56日のうち特殊清掃と遺品整理そして単純な不用品やゴミ回収を除いた依頼件数は69件でした。
そして男女比ですが男性のお客様29件に対し女性のお客様40件と以前言っていた7:3ではなく6:4となりました、さらによく見ると2021年6月はゴミ屋敷関係の依頼件数54件に対し23件が男性客とわずかの差となっていたのです。
もしかしたらコロナ渦の在宅時間との関係があったのかどうかは今後の動向を見ていく必要があるのですが、巷でよく言われるコロナで在宅が増えたからゴミ屋敷が増えたというものではありません、もちろん程度の差こそありますが、お片付けをしたのがコロナ期間だっただけでゴミ屋敷化が始まったのはそれ以前だからです。
ゴミ屋敷は男女どっちの部屋の状況が悪いか?
同じコンビニ系ゴミ部屋だとしても女性の場合は少し食べ残しがあったり、ペットボトルや紙パック飲料も少し残っていたりと生ごみ化しやすい傾向にあります、そこへ衣類や小物の保有率も男性とは比べ物にならないくらい多いのでどうしても全体量が増える傾向にあります。
これはお片付けにかかった料金からも明らかな差があるのですが例えば2年溜めたコンビニ系ゴミ屋敷でも男性が15万円~20万円あたりが多いのに対し女性は若干上の25万前後~30万円近くまで跳ね上がることが多く、作業時間を見ても女性の部屋のほうが平均値で2時間近く長くなることが多いです。
一方部屋でコンビニ食やデリバリーで食品を調達する人は当然ゴミの量も増えますし内容も悪くなってることは多いですし、そこにもし倉庫系ゴミ屋敷の要素が加わればさらにゴミ屋敷のレベルはおのずと上がっていきます。
女性の部屋のほうがゴミ屋敷レベルは上がるというのはこの倉庫系ゴミ屋敷の要素が絡んでくるからで、衣類や小物が多くなりがちですから全体量も増えるしお片付けの難易度も上がるということです。ただしお片付け料金は男女で変わることはなく女性の汚部屋だから割増料金ということはありません。
ゴミ屋敷女性の年齢と職業はどんな人が多い?
部屋がゴミ屋敷化する理由は人それぞれですから職業的なものや年齢はあまり関係ないように思いますが、私たちへ依頼する女子のお客様は断然多いのが看護師さんなどの医療関係者で他には学校の先生やCAさんなど花形職業の方が多い印象で比較的収入も高く稼いでる女性が多い印象です。
ゴミ屋敷と収入の関係はよく他社記事でも見かけますが、これは我々片付け業者側から見るから収入が高いとなるのは当然のことで、収入がそこそこあるから清掃業者依頼して部屋を片付けることができるのです。したがってゴミ屋敷化と収入との因果関係は基本的にないという見解が正しいと考えます。
ゴミ屋敷の問題を語る際に、よく不規則な勤務でゴミが捨てられなくなるとか、忙しい人は散らかったりゴミを溜めたりしやすいなどと言った論調で書いてる記事や話してる人を見かけますが、不規則や忙しいというのは実はゴミ屋敷化とはあまり関係ないと思ってます。
経験上忙しいからという理由からゴミ屋敷化した人はほとんんどいません、忙しい人は片付ける時間がないということもなくそんな人ほど短時間で効率よく掃除や片付ける術を持っています、また根本的に散らかりませんし汚れません。
女性は心の動きが様々な現象として現れ、部屋に現れる人もいれば暴飲暴食に走る人もいれば、ギャンブルやホストに嵌る人もいるように部屋に現れること自体はなんらおかしなことではありません。
つまりゴミ屋敷となってしまうのは一種の現象にすぎず、その人の場合はたまたま部屋が荒れただけで実はホストにハマる、ギャンブル依存やSEX依存も含め根底は同じと考えることが出来ます。
したがってゴミ屋敷化した部屋を片付けるというのは単に目の前にある現象を取り除いただけで、根っこの部分が根治していないとも取れるのでゴミ屋敷の再発の可能性は否定しきれません。
ゴミ屋敷住人に看護師さんが多い理由
看護師さんが多いと言っても例えば街にあるクリニックや医院の看護師さんは少ないです、どちらかと言えば大病院でしかもICUやオペ室、ERなど命のやり取りがあるひじょうにタイトな現場勤めの看護師さんが多いのです、1秒たりとも気が抜けない、生と死の狭間で生きていくのは多大なストレスがかかることは容易に想像できます。
ここで短絡的にストレスからくるゴミ屋敷化とは言い切れなく、別にストレス負荷が多いのは看護師さんだけではありません、他の職業でもある得ることです。とは言えタイムリーに命に関わる職業はそう多いものではなく、やはりこのあたりがポイントとなるのは明白で、私も長らくこの部分の解明ができなかったのですが、ある方との話で一定の仮説を立てることができましたのでご紹介します。
山谷に行き公園や商店街で昼寝をし、よくわからない店でよくわからない物を食べたり飲んだりしホームレスたちと飲み交わしドヤ(簡易宿泊所)で数日泊りリフレッシュするのだということでした。
看護師さんをはじめ張り詰めた時間の中で生きてる女性たちのゴミ屋敷化はこれと同じではないかと思うのです、外ではバリバリで華麗な自分自身、だけど部屋に帰ればひたすら怠惰な自分で居ることでバランスを取り平穏を保ってるようにも取れるのです、いわば人間の持つS性とM性を生活シーンで使い分け心の平安を維持してると考えて間違いないとの結論に至っています。
ゴミ屋敷を片付けるきっかけとなる出来事
お片付けをする場合でもそのきっかけや理由によって成果が違ってきます。後に紹介する自ら進んでゴミ屋敷や汚部屋から脱出を決意した場合はキレイさっぱり一掃する傾向が強く、受動的に仕方なく片付けなければいけない場合はどうしても最低限のお片付けや掃除に留まることが多く綺麗な部屋には程遠い終わり方になることもあります。
これは片付け作業時にも表れていて、他からの要因で仕方なく片付けることになった方は物を取り置きたがる傾向にあります、たとえ汚れていても客観的に使用不可と思う物でも一応取っておくということになりがちです、片や自分から進んで片付けようと考えた方はキレイさっぱり一掃し次の瞬間すべて新調し揃えてるというパターンが多いように感じます。実は自ら進んで捨てまくるという思考になるのも女性が多いと感じています、ゴミ屋敷化することと捨てまくることは表裏一体で同じメカニズムなのかもしれません。
【番外編】孤独死関係の男女差
これは死亡リスクであって、もし体調の急変で部屋で亡くなったとしても発見されるまでの期間は男性は断トツに長いのに対し女性は早く発見されることが多いのです、特殊清掃の現場で女性が亡くなってた部屋の清掃は少なくそれこそ10件中1~2件です。
これは女性が作るネットワークによるところが大きいと考えます、道端や公園でのお喋り仲間から、趣味の仲間まであらゆる分野で人間関係を構築するのは女性が圧倒的でそれは齢を増すごと広がるのではと思います、ですから異変を察知してもらえる可能性が高くもし何かあっても発見が早いと結論付けることができます。
部屋が片付けられない女性の味方の片付け業者
また2012年からリリースした女性のお客様のために作ったなでしこお掃除隊は、当時ゴミ屋敷の片付け現場に女性作業者を投入してる会社は珍しいということでたびたびテレビやマスコミに取り上げられました。
まごのては部屋がどんなに汚れていても散らかっていても途中で作業放棄などは絶対にいたしませんし、そもそもお断りすることも絶対にありません。ゴミ屋敷や汚部屋を片付け続け技術を上げてきたプライドと誇りにかけても必ずキレイに仕上げることを至上使命としていますので安心してご相談ください。
どんな状況でも大急ぎのお片付けたまわります
株式会社まごのて 取締役会長
佐々木薫
自らゴミ屋敷の片付けは天職と宣言し物理的な部屋の片付けというより依頼者の心の動きを読み取り根本から解決する能力に長けています、また持ち前の明るさとおせっかい精神からマスコミ取材実績も多く過去放送されたテレビ東京系「クロスロード」では歴代2位の視聴率をたたき出しました(1位はテニスの錦織圭)テレビ出演多数、テレビ東京クロスロードでは単独で特集され歴代2位の視聴率を獲得、おせっかいは世界を救うを地で行く自他ともに認めるおせっかい焼きでそのおかげで人生が変わったゴミ屋敷元住人多数、元客の結婚式に出席するほど信頼は厚い。
どの番組かは忘れたがロケ中に「おせっかいは世界を救う、世の中を変える」と放った言葉は後に小池百合子に真似されるほどの名言となった、事実名言ナビというサイトにも出典佐々木薫とあるほどです。
ゴミ屋敷や遺品整理のことなら私にお任せください