特殊清掃コラム
遺品整理
2024.02.27
仏壇･神棚･お札の処分方法｜役目を終えた後は空き家
遺品整理でよくされる質問で仏壇や神棚はどうすればいいのかというものがあります。まず仏壇や神棚は外側が重要なのではなく中に入ってる物が大事で、仏壇であればお位牌とご本尊です、神棚であればお札ということになります。
処分の方法や手順に特に決まった作法はありません、神棚や仏壇に関しては形式的なことより考え方に重きを置く方が良いと思います。難しく言えば唯物論的に考えるか唯心論的に考えるかということです。あまりこだわりすぎて罰が当たるとか霊障があるなど必要以上に恐れることもありません。
処分の方法や手順に特に決まった作法はありません、神棚や仏壇に関しては形式的なことより考え方に重きを置く方が良いと思います。難しく言えば唯物論的に考えるか唯心論的に考えるかということです。あまりこだわりすぎて罰が当たるとか霊障があるなど必要以上に恐れることもありません。
仏様も神様も居るのは心の中
大昔に流行った歌の歌詞に「私のお墓の前で泣かないでください、ここに私はいません」というものがあります。お墓や仏壇の中にいないとなるとどこに居るのでしょうか？これはかつて浄土真宗の和尚の講和で聞いたのですが「ご先祖様は皆さんの心の中」にいると仰ってましたし、聖書の一節にも「自己に内在する神」という言い回しが使われています。
仏壇でも神棚でもお花や榊をお供えしますが、どちらを向いていますか？こちら側を向いているではないですか。つまり仏壇や神棚は祈りを向ける形としてあると考えられますので冒頭で申し上げたお位牌やお札が重要なのであって外側の仏壇や神棚を何らかの事情で処分するとしてもそう大きな問題ではないと思っていいです。
仏壇でも神棚でもお花や榊をお供えしますが、どちらを向いていますか？こちら側を向いているではないですか。つまり仏壇や神棚は祈りを向ける形としてあると考えられますので冒頭で申し上げたお位牌やお札が重要なのであって外側の仏壇や神棚を何らかの事情で処分するとしてもそう大きな問題ではないと思っていいです。
仏壇や神棚の処分前にやるべきこと
仏壇や神棚を処分する前の準備についてお伝えします。冒頭で仏壇や神棚本体はそう重く考える必要はないとお伝えしたのですが、中のお位牌とお札はぞんざいに扱ってはいけません、最低限ここだけはしっかり作法に則って行いましょう。
お位牌は残さないなら御魂抜き供養
お位牌の扱い方ですが、仏壇を買い替える、仏壇は持たないけどお位牌は持っておくという場合は特に何かをする必要はありません。仏壇はないけどタンスの上などにお祀りスペースを作ってる方はたくさんいます。
もし今後お世話をする人がいないという場合は御魂抜き(みたまぬき)(閉眼供養や性魂供養と言う場合もあり)をしてから処分しましょう、御魂抜き後のお位牌はただの名前が書かれた木の板にすぎませんから燃えるゴミに出しても問題ないですが、それも忍びないということであれば菩提寺に持ち込んでお焚き上げをしてもらうのがベストですが菩提寺ではなくてもお焚き上げをしてくれるお寺はありますので近くのお寺を調べて問合わせてみましょう。
もし今後お世話をする人がいないという場合は御魂抜き(みたまぬき)(閉眼供養や性魂供養と言う場合もあり)をしてから処分しましょう、御魂抜き後のお位牌はただの名前が書かれた木の板にすぎませんから燃えるゴミに出しても問題ないですが、それも忍びないということであれば菩提寺に持ち込んでお焚き上げをしてもらうのがベストですが菩提寺ではなくてもお焚き上げをしてくれるお寺はありますので近くのお寺を調べて問合わせてみましょう。
お札は神社のお札納め処に返す
神棚の場合も買い替えたり社は持たないけどお札は祀ると言う場合は特に何もする必要はありません。お位牌と同じ考え方でいいのですが神様のお札は御魂抜きという手法がありませんので神社の古札納め処にお賽銭を入れて納めれば良いでしょう。
本来はお札をいただいた神社にお返しするほうが良いのですが、遠方であるとか行くことが出来ない時は必ずしも同じ神社である必要はなく近くの神社でも問題ありません。最近は郵送でお札をお焚き上げするサービスもありますので活用すると良いでしょう。お札と同じく気にされる方が多いお守りですが、お守りもお札と同じく神社の納め処にお返しして大丈夫です、お守りの中身はお札と同じです。
本来はお札をいただいた神社にお返しするほうが良いのですが、遠方であるとか行くことが出来ない時は必ずしも同じ神社である必要はなく近くの神社でも問題ありません。最近は郵送でお札をお焚き上げするサービスもありますので活用すると良いでしょう。お札と同じく気にされる方が多いお守りですが、お守りもお札と同じく神社の納め処にお返しして大丈夫です、お守りの中身はお札と同じです。
仏壇や神棚本体の処分方法
では本体の仏壇や神棚の処分方法についてお伝えします。上記の御魂抜きやお札の返納を終えた後はいわば引越した後の空き家のようなものですからどのような処分をしてもかまいません。
仏壇も神棚もそれなりの大きさがありますので、もし自力で処分するなら粗大ゴミに出すということになります、ただやはり気持ちの上でぞんざいに扱いたくないということであれば別の方法を選ばなければいけません。
もし仏壇の買替であれば古い仏壇と入れ替えてもらうのが一番良い方法です。買替でなければやはり捨てるということになってしまいます。
仏壇も神棚もそれなりの大きさがありますので、もし自力で処分するなら粗大ゴミに出すということになります、ただやはり気持ちの上でぞんざいに扱いたくないということであれば別の方法を選ばなければいけません。
もし仏壇の買替であれば古い仏壇と入れ替えてもらうのが一番良い方法です。買替でなければやはり捨てるということになってしまいます。
まごのてなら合同供養後に処分します
まごのての遺品整理で仏壇や神棚、お札やお位牌を処分する際は月1回の合同供養後に処分をいたします。合同供養では写真や人形などを一定期間お祀りし合同供養後に処理場に持ち込みます。
合同供養という形をとってる遺品整理会社は多く、特殊清掃や遺品整理をしている専門業者であればほぼ対応しているはずですのでお問合せしてみましょう。
まごのての場合はお焚き上げが品があれば1物件あたり1万円です、品数は関係ありませんが大きすぎる物はお請けできません。なお上記のお札納めの代行等はしておりませんのでご注意ください。
合同供養という形をとってる遺品整理会社は多く、特殊清掃や遺品整理をしている専門業者であればほぼ対応しているはずですのでお問合せしてみましょう。
まごのての場合はお焚き上げが品があれば1物件あたり1万円です、品数は関係ありませんが大きすぎる物はお請けできません。なお上記のお札納めの代行等はしておりませんのでご注意ください。
【必見】仏壇処分時に注意！仏壇は貴重品の隠し場所
仏壇や神棚を処分する際に絶対に確認していただきたいのは貴重品が隠れていないかです。特に仏壇は貴重品の隠し場所となることが多く、まごのての遺品整理作業時にも現金や権利書、宝石や期限が過ぎた当たりの宝くじなどを発見したこともありました。
大型の仏壇は隠し扉や隠し引き出しがある造りの物もありますので慎重にチェックすることをオススメします。私たちが遺品整理をする場合は必ず念入りにチェックしますのでご安心ください。
仏壇ではありませんが、着物を仕舞う桐たんすでも隠し引き出しがあることがありますので注意が必要です。
このような知識はすべて経験から蓄積されたもので、ご遺品整理を不用品回収程度にしか考えていない業者には到底真似ができませんので、遺品整理業者を選ぶ際にはしっかり吟味し後悔のないように対策しましょう。
大型の仏壇は隠し扉や隠し引き出しがある造りの物もありますので慎重にチェックすることをオススメします。私たちが遺品整理をする場合は必ず念入りにチェックしますのでご安心ください。
仏壇ではありませんが、着物を仕舞う桐たんすでも隠し引き出しがあることがありますので注意が必要です。
このような知識はすべて経験から蓄積されたもので、ご遺品整理を不用品回収程度にしか考えていない業者には到底真似ができませんので、遺品整理業者を選ぶ際にはしっかり吟味し後悔のないように対策しましょう。
【遺品整理質問】仏壇や神棚は売却できますか？
遺品整理関係のご質問で仏壇は売却(買取)できますか？と聞かれたことがあります。私たちは買取については事業として行っていませんし専門分野ではありませんので明言はできませんが、中古品として流通しているのを見たことがありません。
中古品として流通していないということは需要がないということですので買取も売却も不可ではと考えます。ただし石川県や富山県でよく見かける金箔を多用した金ぴかの仏壇はそれなりの価値がある気がしますので仏壇仏具の専門店に問合わせてみましょう。間違っても街のリサイクルショップやハードオフに問合わせてはいけません。
また付属品の仏具は金製品も多いですので売却可能ですし、仏壇の中に安置している仏像も美術品として価値があることがありますので処分の際にはよく確認されることをオススメします。
中古品として流通していないということは需要がないということですので買取も売却も不可ではと考えます。ただし石川県や富山県でよく見かける金箔を多用した金ぴかの仏壇はそれなりの価値がある気がしますので仏壇仏具の専門店に問合わせてみましょう。間違っても街のリサイクルショップやハードオフに問合わせてはいけません。
また付属品の仏具は金製品も多いですので売却可能ですし、仏壇の中に安置している仏像も美術品として価値があることがありますので処分の際にはよく確認されることをオススメします。
遺品整理も実績豊富なまごのてにお任せください
今回は仏壇や神棚の処分方法と考え方についてお知らせしましたが、他社の情報記事を見ていますとリサイクルショップで売却するとかYahoo!オークションに出せばお金に変わるといったことが書いていますが、遺品整理のための情報がほしい人にとってはどうでもいい情報です。
まごのては経験に裏打ちされた情報だけを厳選してお伝えしています、仏壇や神棚の処分ひとつとっても、お片付け関係業者からはこの記事のような切り口でお伝えしたものは皆無です。
小さなことかもしれませんが、これこそが経験が蓄積されてる証ですし遺品整理周辺の知見をしっかり積み上げていますので、実際の作業に於いても真の遺品整理が出来るのです。
遺品整理業者は数あれどここまで真摯に遺品整理に向き合ってる会社は少ないと思いますので、遺品整理業者をお探しのお客様は安心してご相談ください。
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安さを売りにせず高品質を売りにするまごのて
まごのては特殊清掃でも遺品整理でも『安さ』を売りにしていません。でもがっかりしないでください！まごのての遺品整理や特殊清掃は実は安いのです。
特殊清掃であれば確実に汚れや臭いを取る技術が確立されていますし、遺品整理でも真の遺品整理はなんたるかを熟知している業者ですから、結果的に安いということになるのです。
特に遺品整理業界は業者が乱立しており、昨日できたばかりの不用品回収業者でも年間実績何千件や業界最安値を掲げて遺品整理のプロを謳っています。お客様を騙すことだけが目的としてる遺品整理業者がかなり蔓延ってますので、業者探しの際には充分お気をつけください。
遺品整理や特殊清掃のご相談は見積金額がすぐわかるLINEが便利です。
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記事執筆：
株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史
主に特殊清掃技術の開発や指導に注力しています。まごのては宅地建物取引業の免許を受けており私は専任の宅建士です、また賃管士資格を保有しており不動産取引関係には精通しています。
東洋経済：ゴミ屋敷に商機を見出した男の波乱万丈人生
理念と経営：逆境の時ほど爪を研げ
孤独死が起きてお困りの方は私にお気軽にご相談ください。
