ゴミ屋敷片付けコラム
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倉庫系ゴミ屋敷や趣味部屋モノ屋敷のお片付け

私たちが日々お片付けをするゴミ屋敷にはいくつかの形があり、今回はその形式のひとつである倉庫系ゴミ屋敷のお片付けについてお伝えいたします。倉庫系ゴミ屋敷とは文字通り明らかなゴミはなく、部屋が物で溢れ倉庫状態になっているから倉庫系ゴミ屋敷と呼び、そこから派生して趣味部屋、オタク部屋、モノ屋敷と呼ばれることもありますが倉庫系ゴミ屋敷で統一します。
倉庫系ゴミ屋敷の片付けは、家族からの依頼が多く、本人の意識が低いため、進行が難しいことが多いです。しかし、物を捨てることは必ずしも正解ではなく、物に囲まれて生活することが幸せであると感じる人もいます。そのため、片付けの際は、本人の気持ちや状況を尊重し対応しております。
手が付けられなくなってしまったゴミ屋敷でも安心してご依頼いただけますので、是非片付けに悩んでいる方は、この記事を読んで片付けの参考にしてください。
私たちが日々部屋のお片付けをする中で難易度が高いと感じる作業に倉庫系のゴミ屋敷というものがあります、読んで字のごとくで倉庫のように物が積みあがってる家です、ぱっと見た目に明らかなゴミではないという形態から倉庫系(モノ置部屋)と呼んでいます。今回はこの倉庫系ゴミ屋敷というものについて書いていきたいと思います。
片付け業者が敬遠する倉庫系ゴミ屋敷片付け
1.要不要選別の判断がお客様次第である。
2.しばしば作業が中断し進まない。
大きくはこの2点です。明らかなゴミではないから要不要の判断が作業者にはできませんのでひとつずつ聞かねばならず、お客様によっては1つの物の判断に長考されることがあります。
2点目は倉庫系物屋敷のお片付けは本人ではなく家族依頼が多いため、作業中にしばしば喧嘩になり作業が中断してしまうことがあるのです。事前に綿密な打合せをしていても想定以上に時間が掛かったり、想定以上に片付かないということが起こる倉庫系物屋敷の特徴です。
やはり個人宅のお片付けはその部屋の住む人とのコミュニケーションがとりにくかったり目指す部屋の完成形の認識が違うとなかななか進みませんし、そもそも業者依頼すべきかどうかという根本的な課題があるのも事実です。
本当は片付けたくない倉庫系ゴミ屋敷に住む人
本人から依頼の引越前物屋敷のお片付け
本人の意向は今回の引越にあたり思い切って量を減らしたいと思ってる、新居は間取りこそ同じですが若干平米数が小さくなり収納(押入れやクローゼット)部も少ないということです。ヒアリングを進めると思い切って量を減らしたいけど何を減らすべきかわからない、そして実際どの程度減らしていいかもわからないという、お片付け苦手女子の典型のような方でした。
倉庫系モノ屋敷を片付ける場合はとにかく事前のヒアリングと意志確認がひじょうに大事です、特に意思確認をしっかり行っておかないと必ず問題が発生します、この方ともしっかり事前の打合せをしっかりやった上で決めた内容は次のようなものでした。
1.前回引越時のダンボールは基本的にノー選別で捨てる。
2.本は雑誌以外は無選別で取り置きダンボールに梱包、ただしカテゴリ分けをしない。
3.下から出る衣類や小物系は無条件で捨てる。
4.普段使いや絶対捨てたくない物は残すけど判断は3秒以内。
概ねこのような意思決定をしていただき目標は50%減としました、これは私たちが主導権を取りながら進めるためのひとつの手法でもあるのですが、とにかく本人に要不要選別を極力させないというところにポイントがあります、これだけ聞けば一見乱暴なやり方に見えますが、倉庫系汚部屋の人に判断をさせるとそれこそ進みません、いくら事前に納得してたとしても見せたとたんに止まります。
ただ実際は進める中でダンボールの中もサッとこちらで大事そうな物はないかのチェックをしながら運び出しています。そして「要不要の判断を3秒で」ですがこれも意地悪いルールに見えなくもないですが、3秒で要不要や使える使えないの判断をしてもらうのではなく無いと困るか困らないかの物差しで判断してもらいます、その時間が3秒という意味です。
ここまでルール決めをしても搬出するそばから「ちょっと見せて」となる場合も多く、その頻度が多くなると本当にまったく進まなくなり結果とりあえずダンボールに詰めただけ、ということにもなりかねません。倉庫系モノ屋敷片付けの難しさはすべての判断がお客様側次第となるところで、判断がすべてお客様になるのですからお片付け日数がかかったり費用がかかったりすることが往々にしてあります。
娘と取っ組みあいの喧嘩を始めたお婆さん
お片付けの当日も予定通りサクサク進んで行ったのですが、タンスの中を娘さんと選別してる時にお婆さんの態度が豹変しました。後ろから娘さんの髪の毛を掴み大きな怒鳴り声を上げながら喧嘩を始めたのです。こんなシーンは今までに何回もありこのお婆さんも表面は取り繕っていたものの、だんだんと物が無くなり部屋がガランとしてきたことに対してやり場のない怒りがこみあげてきたのだと思います。
特に物を溜め込む高齢者は「もったいない」という物に対する執着もあるのですが、それより何より頑張ってきた証でもあるのです。今のように何でも簡単に安く手に入る時代ではなく服1枚、タンス1竿でも相当の苦労をして手に入れたのですから思いもひとしおです。
このお婆さんも頭では理解していても目の前からどんどん物が無くなっていくことは自分自身が消えていくようで我慢ができなかったのでしょう。倉庫系ゴミ屋敷の人はこのようにデリケートな面もあるということは覚えておくと良いと思います。下記の画像リンクには高齢社宅のお片付けについて書いた記事を載せていますので是非参考にしてください。
倉庫系ゴミ屋敷片付けを片付ける費用
例えば1Kの部屋のゴミ屋敷でで有機系ゴミ屋敷、倉庫系ゴミ屋敷どちらも同じぐらいの量があったとします。作業内容は基本的にどちらもかわりませんが倉庫系ゴミ屋敷の場合は明らかなゴミと捨てるとあらかじめ決まってるもの以外は選別したいとなった場合どうでしょうか?
パワープレイでどんどん搬出できるゴミ屋敷ならば人数も見合った人数で時間もある程度読めますが、倉庫系ゴミ屋敷の場合はお客様と一緒に選別する要員が必要だったり、日数や時間が長くかかる場合がありますので普通のゴミ屋敷の片付け料金と比べると1.2倍~時には2倍以上高額になることはありますので、やはりしっかりどんな部屋にしたいかの着地点を明確にし作業中も信念がブレない構えをして挑まないといけないと思います。
倉庫系ゴミ屋敷片付けの業者選びの注意点
ここまでお読みいただいた方はなんとなくおわかりだと思いますが、倉庫系ゴミ屋敷のお片付けはその部屋に住む人、すなわち室内にある物の所有者が確固たる信念を持って挑まないと前に進まないということです。
そんな中でも引越しなどで部屋を業者依頼して片付けなければいけないというシーンは当然あると思いますので、そんな場合はどんな業者を選ぶべきかをお伝えします。倉庫系ゴミ屋敷は明らかなゴミではなく当人にとってはどれも価値があるものばかりのはずでいわば聖域です。その聖域に業者だからと言う理由で無防備に人を入れることができるでしょうか?
倉庫系ゴミ屋敷だから特別ということではありませんが、自身のプライベートスペースに得体の知れない者を業者というだけで入室させてはいけません。昨今はゴミ屋敷片付け、遺品整理業者あたりでも実態のはっきりしないような業者が蠢いています。簡単な見分け方としてはホームページに記載してある住所をGoogleストリートビューで見るだけで判明します。お片付けや清掃会社と思えないボロアパートや団地、空き地などが表示されたら無条件で選定から外す、もしかしたら別のどこかに社屋や作業場があるのかもしれないなど良い方に考える必要はありません。
年間何千件の実績があろうが業界最安値と書いてあろうが社屋や事務所のないような片付け業者は絶対にまともな仕事ができませんので選ばないようにしましょう。多少荒っぽいかもしれませんが会社としての構えがないような業者がまともな仕事は絶対に出来ないのです。安心安全と言う観点で考えればまごのては群を抜いてると思います、詳しく知りたい方は下記バナーから記事をお読みください。
どんな部屋でもキレイにする!という心意気を持った業者
ゴミ屋敷片付けに日本一精通してる専門会社ですので安心してお任せいただけます。
お片付けや掃除だけでなくどうすれば快適な住まいにできるのか?再びゴミ屋敷化しないためにはどんな生活習慣を身につければいいのかを的確にアドバイスいたします。今まさに倉庫系ゴミ屋敷を何とかしたいと考えてる方へ少しだけアドバイスいたします。根本的な物との向き合い方ですが、かつてかなり頑張って手に入れた思い入れがある物はやはり手放したくありません、たとえ今は使わない物でも持ってるだけで安心という物はあります。
ただあまり過去のものにとらわれ過ぎると前に進めなくなることもあります。これも以前引越絡みのお片付けで伺った女性のお客様ですが、どう見てもこれバブル期の服でしょ?という物がいくつも出てきました。彼女はどうしてもそれらの物を捨てたくないと言います、理由は当時の一番輝いていた頃の自分が身に付けていた物だからということでした。
人間は成長していきます、学生時代、社会人になった20代前半、30代、40代とそれぞれに見合った物を身に付けてきたと思うのです。若いときにはかなり勇気を出さないと買えなかった物もあったことでしょう。その時代では必要で自分自身が最も輝けるアイテムだったと思いますが、次のステージに立ったときには思い切って手放したほうが良いこともあると思います。
今のステージに見合った物を持ち、その時代に輝かせてくれた物は感謝して手放すという割り切りも時には必要ということも覚えておいて損はないと思います。新たなステージに立ちたい新たな何かを掴みたいと望むのであればどうぞ私たちにお気軽にご相談ください。

東京近辺のゴミ屋敷片付けは安心してお任せください
株式会社まごのて 取締役会長
佐々木薫
自らゴミ屋敷の片付けは天職と宣言し物理的な部屋の片付けというより依頼者の心の動きを読み取り根本から解決する能力に長けています、また持ち前の明るさとおせっかい精神からマスコミ取材実績も多く過去放送されたテレビ東京系「クロスロード」では歴代2位の視聴率をたたき出しました(1位はテニスの錦織圭)テレビ出演多数、テレビ東京クロスロードでは単独で特集され歴代2位の視聴率を獲得、おせっかいは世界を救うを地で行く自他ともに認めるおせっかい焼きでそのおかげで人生が変わったゴミ屋敷元住人多数、元客の結婚式に出席するほど信頼は厚い。
どの番組かは忘れたがロケ中に「おせっかいは世界を救う、世の中を変える」と放った言葉は後に小池百合子に真似されるほどの名言となった、事実名言ナビというサイトにも出典佐々木薫とあるほどです。
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