ゴミ屋敷片付けコラム

作業の進め方
2024.04.02

ゴミ屋敷のお片付け依頼は恥ずかしい?でも少しの勇気をください

ゴミ屋敷片付け清掃|業者依頼に恥じらい・躊躇い・嘘はNG
ゴミ屋敷(ゴミ部屋)を誰かに見せる、知られてしまうというのはひじょうに恥ずかしいことと考えています。住んでる本人でさえ直視したくないのですから他人に見せるのは裸を見せることすら恥ずかしいと言ったお客様がいました。

相手が慣れている片付け業者だとしてもその感情は同じで、いくら私たちは慣れてるといってもお客様は初めてのことですから問合せや相談段階ではかなりの勇気を振り絞っての行動であると考えます。

そんな恥ずかしさから片付け業者に依頼する時に、自分以外の誰かの部屋ということにする。という方がたまにいますが、これこそがゴミ屋敷の住む人の心理を如実に表してる行動だと思いますが絶対にやめたほうが良い行動のひとつです。今回はこのゴミ屋敷状態に対する恥ずかしさが部屋の様子を悪化させるというテーマで書いてみたいと思います。

部屋を業者とは言え他人に見せるということはひじょうに勇気が必要であることは私たちは充分心得ていますので、初期の段階では相談しやすいように匿名でも利用可能なお問合せフォームや公式LINEをご用意していますのでどうか安心してご相談ください。

この記事では自分の部屋ではないと嘘を言って業者依頼して失敗した人の体験談も載せています、嘘を言って依頼することのリスクもお知らせしておりますので是非ご一読ください。
 
ゴミ屋敷を片付けてスッキリ
お片付け完了後にお客様から出る言葉
悩み抜き躊躇いながらも勇気を出してゴミ屋敷片付けを依頼し、お片付けが終わった後に発せられる言葉で一番多いものは何だかお分かりでしょうか?

「もっと早く相談して片付ければ良かった」

皆さん最初は恥ずかしさが先立ちなかなか思い切って相談ができません。それでも勇気を振り絞って片付けたときの気持ちがこの言葉に凝縮されていると思いませんか?

このページを読んでるということは問題意識があってのことでしょうし、部屋を何とかしなければと考えてると思います。ほんの少しだけ勇気を出して次にこの言葉を発するのは是非あなたであってほしいと切に願います。
 

このゴミ屋敷は自分の部屋ではない!

部屋を片付け業者に見せるのは恥ずかしい。特に女性はそう思う方が多いです、恥ずかしさが先だって片付け業者に相談することを躊躇しお片付けそのものを諦めてしまうことも少なくありません。

だから、女性のお客様のゴミ部屋は極限まで進行してることが多いのです。少しでも羞恥心を和らげるためにゴミ屋敷片付けを業者に依頼するときに誰かの部屋ということにしよう!という記事がある片付け業者のブログに以前ありましたがこのやり方は正しいのかを実体験を元にお伝えしていきます。

まごのては汚部屋住人の心情を日本一理解しているゴミ屋敷業者です
 

嘘を言っての片付け依頼
『誰かの部屋』という言葉を信用しない理由
ある程度経験を積んでるゴミ屋敷の片付け業者は「本人以外に部屋の主がいる」という言葉を鵜呑みにしません。よくある例は「妹(弟)の部屋」「友達の部屋」「自分の部屋だけど海外出張の2年間友達に貸してた」です、特に友達に貸してたというのは、どこかにテンプレがあるんじゃないかと言うぐらいよく使われます。分譲の自己所有ならまだしも、賃貸の部屋を又貸ししてる人なんて身の回りにいますか?少なくとも私は見たことも聞いたこともありません。

しかも、部屋の主が戻ってくるタイミングで失踪して連絡が付かないなんてこと絶対にないですし!1000%ないですつまり、経験値の高い片付け業者に他の誰かの部屋だと言ったところで信用しないということです、だからと言って正面切ってウソでしょ?も言いません。

片付け作業を進める上で2年間他人に貸していたんだから床に散らばってるモノはあなたのモノであってはおかしいです、服も小物もあなたのモノがあったとしても最低2年前のモノですね?矛盾点がいっぱい出てきます。他人や身内の部屋ということにして片付け業者に依頼するメリットは何ひとつなくデメリットしかありませんので正直に話したほうが精神的にも楽だと思います。
 

恥ずかしくても自分の部屋と言ったほうが良い理由

私たちまごのてが経験したゴミ屋敷片付けで誰かの部屋にし片付け依頼をしたけど、途中で罪悪感から心が折れてしまった人や嘘を言い続けたために清掃後の完成形が変わってしまった人のお話など、自分の部屋ではないと言ってしまったばっかりにお片付けが失敗した例をお伝えします。

ゴミ屋敷のお片付けは基本的にはその部屋に住む人と私たち業者とのやり取りが基本です、もし本人ではないとなるとお片付けの方法から変わってくるのです。単純な不用品回収ならわからなくもないのですが、部屋を整えたり必要な物を探し出すという要素がある場合はやはり本人でないとわからない部分もありますので、何も判断せず一切合切捨てるという場合以外は事実を伝えてもらったほうが何もかもがスムーズに進みます。
ゴミ屋敷のお片付け依頼は恥ずかしい?でも少しの勇気をください

片付け作業途中でウソがバレてしまって心が折れた

東京都内のアパートのゴミ屋敷片付けを依頼したお客様の話です。実は会社の同僚の部屋がゴミ部屋になっており近所から苦情が来ていて早く片付けなければいけない。でも、本人はこのゴミ屋敷のことで責め立てられ重圧で精神的におかしくなり、とても自分で片付けたり片付け業者を手配するのが困難だから自分が本人に代わって行うというものでした。

何度かLINEでのやり取りの後に片付け作業当日を迎えました、作業前にお片付け打合せをしたところなぜか同僚の部屋のはずなのに、かなり細かい部分まで知ってました。普通、同僚の部屋レベルでクローゼットの中や、キッチンの下の扉に入ってるものまでわかりません。

当然このお客様は同僚の代理ですから片付け作業中もずっとご一緒していただきました、ゴミの中からこれはと思う物があれば聞いてもらう必要があるからです、何度目かの「コレもちょっと聞いてもらえます?」とあるモノを渡したときこの方の心が折れました。

突然、「ウソ言ってすみませんでした!」と泣きながら土下座するのです。

私たちは知っていたとも何も言わず「よくあることですから」と言い、作業を続行しました。部屋の片付けが終わった頃に出た言葉は、こんなゴミ部屋にしてしまったことが情けなかったのと恥ずかしかったので同僚の部屋ということにしたものの、どんどんキレイになっていく部屋を見てこの人たちにウソのまま終わったら自分そのものが腐ると思い打ち明けてくれたのだそうです。

このような例はかなりあり、誰かの部屋ということにした70%ぐらいの方が、実は・・・と本当のことを言ってくれます。やはり何かを隠して依頼するのは気分がいいものではありません、ゴミ部屋の片付けは今後が大事なのですから恥ずかしがらず相談してください。

強硬にウソを通しため完成形が違ってしまった

あるマンションのゴミ部屋片付け依頼はなんと管理会社を装い部屋の住人が逃げたという設定でした。

確かに賃借人が失踪して管理会社経由で相談というシーンは比較的多く違和感はありません、ですがこの担当者だという女性は管理会社の者だと言うけど会社名はいわない、電話番号もなぜか携帯でどこかおかしいと感じつつも本人の依頼だとはなかなか気づきませんでした(管理会社を装ったパターンは後にも先にもこれ1回です)

そして迎えた作業当日、その管理会社の人に開錠してもらい室内に入りました。失踪したということはそれなりの日数が経っているはずなのになんとなく生活感がある、ライフラインも全部生きているし台所には飲んだばかりではと思われるコップがあったりする。

そこでなんとなく理解できたけどあなたの部屋でしょというわけにもいかない。ゴミ屋敷片付けの場合作業前打合せで探し物や残す物を聞くのですが失踪した住人のゴミ部屋を管理会社が片付けるのですから目指す完成形は「部屋を空にする」これしかありません。

一応、聞いたほうが良さそうな物が出たら聞きますねと言い作業を開始したのです、本来であれば依頼者もご一緒いただくのがまごのてのスタンスですが赤の他人の部屋ということになってるのですから在室してもらう必要はなく終わる頃呼ぶということにしました。

当然部屋は空になりひと通りのクリーニングを済ませて完了としたのですが、戻ってきた管理会社の人はなんだか浮かない顔でしたので思い切って聞くとやっと自分の部屋であることを白状してくれたのでした。

片付け直前に一応衣類などはピックアップしたそうですが、慌ててやったので探し漏れがあるかもしれない、本当は家電の一部は残したかったと言うことだったのでゴミを積んだトラックを処分場に直行させずに会社に持ち帰り作業所で再展開し後日部屋に戻したということがありました。

何度も言うなら今のうちだよと水を向けたつもりでしたがもう一歩の勇気が出なかったようで。そして驚くことに彼女は本当に某中堅の不動産管理会社勤めでした、だからもしものためにと連帯保証人の残置物所有権放棄書などの書類が整っていたのです(もちろん自作)

再仕分けと再度設置の作業が増えたため料金は当初より大きくなってしまいましたが、最終的にはゴミ屋敷状態が解消され必要な物も戻ったので良かったですがずっとこのまま嘘を押し通せばすべて買換えることになるためもっと大きな支出になった可能性もあります。相談の段階ではどんな設定でも構いませんが、ギリギリの段階では正直に話してくれたほうがお互いのためです、それを聞いたからと言って怒ったりしません、そんなことより思い通りの完成形にならないことのほうが大きなリスクです。

ゴミ屋敷片付けの業者依頼
私たちは慣れてますから勇気を出して!
 
業者依頼は恥ずかしいが
ゴミ屋敷を一掃して身も心もスッキリ!
 

妹の部屋ということにして支払までバックレた

メールでのお問合せで「亡くなった妹の部屋を片付けてほしい」というものがありました、最初は遺品整理の相談かと思ったのですが、先月亡くなった妹の部屋を引払うために片付けたいが、私自身(姉)現在妊娠中でつわりがひどいので当日に立ち会うことすら難しい、鍵は開けておくのですべて捨ててくださいというものでした。

一応写真が添付されていたので概算をお知らせし、概算金額の半分を先に振込んでもらって清掃作業完了後に全額振込としたのです。当日の朝に部屋から「姉」に電話をし、最終的な確定料金と再度すべて捨てていい旨の確約を取り作業を開始したのです。

すべての作業を終えて部屋の写真をショートメッセージで送るとなんとエラー、電話をかけても出ないどころか「現在使われておりません」たった数時間でなんらかのトラブルがあったとも考えれず、確実に悪意ある所業と判断し追跡を開始しました。

賃貸ですからすぐに判明し結論から言えば妹の部屋でもなく(しかも妹は生きている)しっかり本人の部屋で、最初は恥ずかしかったから妹の部屋ということにしたけど、もしかしたら支払いも逃げれるかもと思ってしまったらしいのです。この事件以降後払いや分割払いの時の本人確認や作業時の在室などが厳格化されるきっかけにもなりましたし、誰かの部屋と言う設定が懸念される場合は費用の先払いをしてもらうなどの対策をするようになったのです。

小さな嘘をつくことによって時として人は大胆な行動に出てしまうことがある例だと感じました、この人も実際に会いましたが見た目も話し方も誰かを騙すような感じの人でもなく、ほんの些細なことから嘘を重ねたことで妙な悪意が芽生えてしまったのではと思います。

躊躇いが強すぎて業者依頼できずゴミ屋敷が悪化

ゴミ屋敷や汚部屋の清掃を業者に依頼するということはお客様にとってはひじょうにハードルが高いことがおわかりいただけたと思います。

まごのてでもご依頼までに数年かかり、意を決して依頼したものの当日になっても不安が消えずなかなか鍵を開けてくれなかった人もおり、一般の人が思う以上にゴミ屋敷に住む人はデリケートです。

恥ずかしいし躊躇う気持ちはよくわかるのですが、一番マズイのはゴミ屋敷や汚部屋であることに問題意識を感じていて自力片付けなり業者依頼なり動き始めたにも関わらず躊躇いや不安が強すぎて先に進まなくなってしまうことがあります。

こうなってしまってはせっかくお片付けに前向きな小さな灯がついたのにいつの間にかゴミ屋敷を片付ける、部屋をキレイにするという気力も消えてしまい、さらにゴミ屋敷が悪化するという負のスパイラルに陥ってしまうのが一番悪いパターンだと思います。

せっかく前向きに片付けようと思った小さな灯を消さないためにも信用できるゴミ屋敷片付け業者に相談しましょう。
 
片付けを躊躇うとゴミ屋敷が悪化
ゴミ屋敷片付け実施までに4年かかったお客様
私たちでお片付けをした東京都練馬区のアパートに住む女性でした。彼女はメールでゴミ屋敷の片付け相談をしてきたのですが何度かやり取りをするうちに返信が途切れてしまいました。

途中で相談のメールが途切れることは珍しいことではありませんので、すっかり忘れてしまった1年が経過した頃にまた彼女からメールの相談が来たのです、しかも初めてのような感じのメールだったので1年前にやり取りしていたことを伝えるとまた連絡が途絶えました。

結果的に彼女の部屋を片付けるまでに4年を費やしたのですが、当然最初のお問合せ時より悪化しており費用も高額になってしまいました。

お片付けが終わった時彼女はひとこと言いました。

『もっと早くにお願いすればよかった』

彼女は近所の目も気になっていたのですが、私たち業者側にも変な目で見られないかと気になったということでした。あまり躊躇いが強いと解決どころかゴミ屋敷が悪化する原因にもなりかねませんのでほんの少しだけ勇気を出してご相談ください。
 

近隣対策も完璧なゴミ屋敷片付け業者まごのて

このようにまごのてでは恥ずかしさを抑えて相談してくれた人にとことん寄り添った体制づくりを行い片付け作業提案をしています。下の写真をご覧ください、これはTwitterより転載したあるゴミ屋敷業者の見積書ですがよくご覧ください。『トラックまでの運び出しはサービスですので搬出時の傷や破損は責任を取らない』私たちの仕事は室内のゴミや不用品を梱包しトラックに積載するのも業務内でひとつの技術です。技術と誠意の無さを棚に上げ最初から逃げ口上を打つような片付け業者にまともな近隣対策などできるはずがありません。

せっかく恥ずかしい気持ちを押して勇気を出してご相談いただいたのですから最後の最後に近隣にバレて大きな問題になっては勇気を出した意味すらなくなってしまいます。まごのてはそのあたりの繊細な気持ちにも充分配慮した片付け業者ですから安心してご相談ください。
ゴミ屋敷のお片付け依頼は恥ずかしい?でも少しの勇気をください

東京近辺のゴミ屋敷片付けは安心してお任せください

東京、神奈川、千葉、茨城、埼玉でのゴミ屋敷片付けは実績豊富なまごのてへお任せください。私たちはゴミ屋敷のことやそこに住む人たちのことを日本一理解している業者ですので安心です、コンプライアンス遵守、スタッフも得体の知れない者は1人もおらずすべて正規雇用者で運営しています。

運営体制も安心安全なまごのてですが、何よりもゴミ屋敷に住む人たちの心情を理解しています。日本で一番ゴミ屋敷住人の気持ちがわかってるゴミ屋敷片付け業者と言っても過言ではありませんので安心してご相談ください。

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記事執筆:

株式会社まごのて 取締役会長
佐々木薫

自らゴミ屋敷の片付けは天職と宣言し物理的な部屋の片付けというより依頼者の心の動きを読み取り根本から解決する能力に長けています、また持ち前の明るさとおせっかい精神からマスコミ取材実績も多く過去放送されたテレビ東京系「クロスロード」では歴代2位の視聴率をたたき出しました(1位はテニスの錦織圭)テレビ出演多数、テレビ東京クロスロードでは単独で特集され歴代2位の視聴率を獲得、おせっかいは世界を救うを地で行く自他ともに認めるおせっかい焼きでそのおかげで人生が変わったゴミ屋敷元住人多数、元客の結婚式に出席するほど信頼は厚い。

どの番組かは忘れたがロケ中に「おせっかいは世界を救う、世の中を変える」と放った言葉は後に小池百合子に真似されるほどの名言となった、事実名言ナビというサイトにも出典佐々木薫とあるほどです。

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