ゴミ屋敷片付けコラム

作業の進め方
2024.03.10

ゴミ屋敷や不用品回収費用が半額になるハーフパックプラン再開!

3万円から始めるゴミ屋敷のお片付け
資材の入荷遅れから2023年12月よりサービス提供を見合わせていたハーフパックプランの提供を再開いたします。お片付けハーフパックプランとはまごのてから提供するゴミや不用品を入れる専用容器にご自分で入れてもらって私たちはその出来上がった容器を回収するだけというプランです。

これによりお片付けにかかる作業費部分がほぼ無くなります、しかも回収費用は1容器当たり6,000円とひじょうにリーズナブルな料金設定です。格安プランのため地域や回収可能ゴミに制限はありますが、お片付けすべてを業者依頼するよりは半額近い料金で済むのは大きなメリットと言えるでしょう。
 
6000円からのお片付け
ハーフパックの提供地域と費用について
対象エリアは東京23区内と浦安市、市川市、船橋市、習志野市までの地域です。専用容器の大きさは55×55×60センチのキューブ状の容器です。1本あたり概ね部屋の60㎝角で膝上あたりまでの高さに対応するとお考え下さい。

料金設定は下記の通りです。

・専用容器保証金(1枚当たり1100円)
・専用容器送料(2千円~5千円)

上記はお申込みいただいた時に前納していただく費用です。

・回収料金は6,000円/本(最低単位5本3万円)
・基本料金25,000円/専用容器20本まで(建物状況により若干の変動有)

最低単位は専用容器5本ですので5.5万円からお片付けが可能なプランです。
 

ゴミ屋敷のお片付け半額プラン利用の決まり事

ひじょうにリーズナブルなお片付けが実現できる可能性のあるハーフパックプランですがお安く提供できる分だけ若干の決まり事がございます。特に廃棄物の分別に関するものです、とは言っても自治体ルールよりは厳しくありませんのでご安心ください。

混入させてはいけない物

・食品系廃棄物(生もの、缶詰、瓶詰、中身入りペットボトル)
・ライターやスプレー、電池などの危険品
・植木や土、濡れたゴミ
・糞尿や猫砂、使用済みおむつ
・リサイクル家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)そもそも入らないです。


上記は絶対に混入禁止です、もし混入が認められた場合は通常の費用となりますのでご注意ください。また上記の物は回収不可ではなく混入をさせないでくださいという物ですから別途袋などに入れて厳密にわけていただければ回収は可能です。

なお容器へ入れる際は必要以上に押しつぶしたり、容器からのはみだしは極力ないようにしてください。ジャガイモの詰め放題のような概念ではありませんので常識的な梱包をお願いします。
ゴミ屋敷のお片付け半額プラン

有機系ゴミ屋敷でのハーフパック利用の場合

写真のようなゴミ部屋の場合でこのハーフパックプランを利用したいという方もいますが、おそらく混入不可廃棄物の分別や仕分けが難しいと思いますので、そんな方のために費用は本来のプランより高額になりますが、とにかくゴミをどんどん投げ入れるだけのプランをご用意いたしました。

ただし料金は基本料4万円、容器1本あたり1万円となります。それでも通常のゴミ屋敷片付けよりは安くなるのですが問題は自力で容器に入れるということが継続的にできるかと言う課題は残ります。また大急ぎで片付けなければいけない方にも不向きです、時間がなくお片付け期限が迫ってる方は普通にゴミ屋敷のお片付けをご依頼ください。

この専用容器を置いておく場所があるかどうかもよくお考えください。例えば1Kやワンルームの写真のようなゴミ部屋だと専用容器で20本以上必要となる可能性もあります、もし順調にゴミを作っていったとして置いておくスペースが確保できるかどうかです。

そのあたりも充分にお考えの上普通にお片付けをご依頼いただくのが良いのか、それともハーフパック利用が良いのかをご判断ください。
 

ハーフパックプランをご利用いただけない建物

ハーフパックプランで不用品回収はひじょうにお安い設定ですので、建物構造によってはお請けできない場合があります。対象地域は上記の通りは東京23区内と浦安市、市川市、船橋市、習志野市ですが、地域内であっても下記の条件の場合は対応不可もしくは割増料金となります。

・タワーマンション
・大規模なマンションで搬出経路が長い
・養生などのルールが厳しいマンション


つまり搬出作業に時間がかかったり養生など特別な作業が必要な建物には不向きです。専用容器10本の回収に2時間以上かかったことも過去にはあり、建物構造上のことですから仕方ない部分ですが格安提供のため非効率な場合は対応不可としています。
 
タワマンのゴミ屋敷片付け

タワーマンションは通常作業でも割増対象

昨今は都心のタワーマンションでもゴミ屋敷状態となり私たちへお片付け依頼が増えています。また孤独死の特殊清掃でも2023年夏期間は2件タワマンで行いましたが、入館時はもちろんエレベーターの使用ルールや搬出時の養生ルールなどかなり細かな指示がされます。

したがって通常のゴミ屋敷のお片付けでも不用品回収でも室内の作業は同じなのにかなりの割増となる場合があります。都心のあるマンションでは養生材がすべてマンション指定の物で敷く順番も決まっており養生だけで2名3時間というところもありました。

タワマンに住むような人ですから多少のお金の変動は気にしないことが多いですが、通常のマンションやアパートでのお片付けと比べて10万円以上差が出ることもあります。余談になりましたが建物状況と搬出ルールで大きく費用が変わる典型例としてお伝えしました。

ハーフパックは通常片付けとどれぐらい安い?

ハーフパック利用のお片付けはどの程度安くなるのかをご説明いたします。ゴミを入れる専用容器1つの容積は約0.6立米です、細かい計算になるので0.5立米とし2本で1立米とお考え下さい。

10本で5立米となり2トントラック半分、20本で約2トントラック1台分となります。2トントラック1台分のゴミが出る部屋をお片付けした場合、処分費で15万円、作業費とトラック経費で10万円とすると25万円かかりますが、このハーフパックプランだと14万円と半額までにはなりませんが60%以上お安くなります。

お片付けのための時間があり、ある程度分別する能力があり、部屋に容器を保管できるスペースがあるならかなりお得ではないでしょうか。
 
家電や家具も同時回収

容器に入らない物の回収やオプション作業

専用容器に入らないような大型家具やリサイクル家電もハーフパック回収時に同時に回収が可能です。リサイクル家電は1品あたり7千円、その他タンスなどは大きさや重さで2千円~回収可能です。

また水回りのクリーニングも可能ですので、例えばゴミ屋敷を自分でハーフパック利用で片付けたけど仕上げのお掃除もというご依頼は可能です。費用は汚れ具合などで変わりますが相当汚いお風呂やトイレでも問題ありませんのでお気軽にお申し付けください。汚部屋ハウスクリーニングについては下記リンクからご案内ページに入れます。
 

ゴミ屋敷を綺麗に片付けたいならまごのて

何度も言いますがこのハーフパックプランはご自身である程度お片付けを進めることができる人向けのプランです。以前ある方がこのプランでゴミ屋敷を片付けるということで申し込みをしましたが半年経っても回収依頼がないので聞いてみるとまったく進んでないことがあり、結局は通常のお片付けであっという間に片付いたということがありました。

なんとか安く片付けたいと模索した結果だったと思うのですが、半年間も進まなければその間のストレスのほうが大きく逆にマイナスとなりかねません。お片付けを始めよう!という気持ちが冷めないうちに何らかの現実的なアクションを起こすのがゴミ屋敷からの脱出には不可欠です。

公式LINEのチャットで部屋の写真を貼っていただければどんなお片付けが良いのか、ハーフパックプランの利用が可能なのかを診断いたします。

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記事執筆:

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史

ゴミ屋敷のことはなんでも私に聞いてください、各自治体のゴミ屋敷条例制定の際の意見交換参加実績、在宅医学会や高齢者虐待防止学会での登壇実績もあり真の専門家として高い評価を得ています。


セルフネグレクトとゴミ屋敷の関係を研究している東邦大学保健衛生学教授である岸恵美子先生とは情報交換を盛んに行いゴミ屋敷の現実的な問題を私から提供し岸教授が学術的に分析し世に提供しその論文等には佐々木久史の名前が付されるものも多い。

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