ゴミ屋敷片付けコラム

業者の選び方
2025.04.08

ゴミ屋敷片付け業者選びでランキングや優良業者8選は信用する?

ゴミ屋敷片付け業者選びでランキングや優良業者8選は信用する?
この記事はゴミ屋敷片付け業者を選ぶ際にランキングやよく見かける優良業者〇〇選というものを参考にしますか?という内容です。同じような意味でゴミ屋敷片付けや不用品回収業者を選ぶ際にGoogleクチコミを参考にしますか?という記事のリレー記事です。

あなたはクチコミをアテにする派?ゴミ屋敷業者のクチコミ

 
いつの頃からかわかりませんが「ゴミ屋敷片付け業者」などと検索すると江戸川区の優良な片付け業者7選や東京のゴミ屋敷片付け業者10選といったタイトルばかりが並ぶようになりました。そして1位~10位ぐらいまでのランキング形式で各業者を表している記事が目立つようになり2025年4月時点でもその傾向は変わりません。

果たしてゴミ屋敷や汚部屋を業者依頼して片付けたいと考える方が、このような記事を読んで役に立つのかを検証するとともに、どうしてランキング形式の記事が上位表示されてるのかも併せてお伝えしようと思います。併せてゴミ屋敷片付け業者が発信しているお片付けの実践方法などにもおかしな部分はないかを検証してみます。

ゴミ屋敷業者が出すランキング記事

ゴミ屋敷片付け業者まごのての信頼度が高い理由

今回はゴミ屋敷片付け業者がよく出してる『江戸川区のゴミ屋敷業者7選』のようないわゆるランキング形式の記事についてお伝えするものですが、正しいのかどうか、信頼に足りるかどうか、を検証するものです。ゴミ屋敷や汚部屋を綺麗にしたいと考え業者を探してる人がもし嘘や誇張された情報を鵜呑みにして信じてしまったらどうでしょうか?部屋はキレイにならない、お金も失い経済的にも精神的にも大きな傷を負ってしまうので、事業者は必ず正しい情報を出す義務があると思っています。

まごのてがホームページやSNSで出す情報は信頼度が高いと各方面で定評があるのは、実体験に基づいたものが基礎にあり、そこから派生して考察を加えたり他業者との比較を客観視した内容を公開しているからです。今でもまごのての各記事はAIや外注ライターを使わずすべてオリジナルですから実態とかけ離れたものがなく、料金やお片付け方法に至るまですべて本物であるから多くの人に支持されてるのだと思います。

今のゴミ屋敷や不用品回収業界は嘘や誇張で塗り固められた情報を出し、初めて業者依頼するためあまり良く知らない人を騙すようなやり方は看過できないところまできており、ひとつ駆逐したら次の瞬間5つ立ち上がる、というイタチごっこを繰り返しています。初めて部屋のお片付けを業者依頼しようと考えてるお客様はどうか慎重に嘘や誇張がないかを見極め確かな腕のある業者を選ぶようにしてください。もしお客様が東京近辺の方であればあれこれ悩み業者サイトを逡巡するぐらいなら迷わずまごのてにご依頼いただくのが一番確かな方法ですのでお気軽にご依頼ください。

お片付け業者や清掃の情報は参考にしていいの?

部屋のお片付け業者を探す時にはみなさんどんな情報を集めているか、そして書かれてる情報は正しくて参考にして良いかをお伝えしようと思います。内容は3点に絞って下記のようなものを検証していきます。

1.おすすめ業者やランキング
2.料金やお片付け費用
3.お片付け方法や掃除方法


部屋のお片付け業者選びについては必ず気を付けたいポイントとお片付け業者サイトから見抜く方法をまとめた記事もありますので参考にしてください。

片付け業者記事には嘘や誇張が多い
 

正確に正しい情報発信が業者の使命

今の時代は何かを調べる、業者を探すといったあらゆるシーンでネットを使わない方はおらず昨年あたりからはAIに回答を求めるということも活性化しています。特にAIの回答はネット上に落ちてるものをベースにして回答するため、元の情報に間違いがあるとそのまま吐き出すということもあるようです。

ネット上には正しい情報ばかりではなく、歪曲や脚色、誇張などされてることが多々あり、特にゴミ屋敷片付け業者を探すための情報は目に余るぐらい誇張や嘘にまみれています。代表的なのはお片付け料金に関するものでワンルームのお片付け相場は3万円~5万円というものが最もわかりやすい嘘、誇張です。

料金関係で嘘を流布し信用する人が一定数いると、その方のお金や財産を棄損する事態になってしまうので正しい情報を発信しなければいけないと常々思っています。医療やお金、健康に関することはYMYL領域と言って信頼性が担保されてる個人や会社の発信するものしか信じてはいけないと言われていますが、残念ながらお片付け業者選びの記事内容についてはそこまで求められていません。

だからと言って現実からかけ離れたような内容を発信していいのかと言えばそうではなく、やはり我々業者に求められるのは正しい情報発信を心がけるべきだと考えます。特に料金に関することや自社のことをアピールするに際して嘘や誇張があればお客様は間違った判断をしてしまうことになりますので事業者は自ら本当のことだけを発信することを心がけなければいけません。

よく見る「東京のお片付け業者11選」の記事はあてになる?

あなたが部屋のお片付け業者を探そうとした時には部屋の片付け業者』『部屋の片付け業者 千葉』などお片付け業者+地域や、もしある程度目的がはっきりしてるなら『ゴミ屋敷片付け業者 埼玉』『遺品整理業者 横浜』などのキーワードを使うのではないでしょうか、その結果お片付け業者がズラーっと表示されます。

そこで目立つのが『東京の片付け業者オススメ8選』や『オススメの遺品整理業者『BEST5』などの「オススメ系」の記事です。この業者オススメ系記事はあなたの役に立つ情報かどうかの答えを先に示しておきます。

オススメ系の業者関連の記事は役に立ちません

なぜ部屋の片付け業者探しの場面で役に立たないかと言いますと、これらのオススメ系記事は『宣伝』であり『送客』を目的としたものだからです。宣伝や送客が悪いわけではありませんが業態によってはあまり良いとは言えないと思うのです。

特に部屋のお片付け業者はあなたの家に自由に出入りできる立場ですから、もう少し突っ込んでその業者のことを知る必要があり、送客目的のランキングサイトではそのお片付け業者のことを深く知ることは難しいからです。

そもそも送客を目的とした集客のための業者の記事は、誰のために記事が書かれているかと言えば、あまりユーザーの利益を優先してるとは言えず送客先の片付け業者が受注に至り、料金を得た片付け業者からの手数料が目的となるため事実から大きく外れた情報になりがちなのです、したがって「オススメ紹介系」のメディアはアテにならないという結論です。
ゴミ屋敷片付け業者の出すゴミ情報

オススメの片付け業者記事もヤバい

 

自作自演のランキングサイトも多い

送客目的以外のランキングサイトも片付け業者筋では多く、Googleクチコミのやらせと同じぐらい悪質な手法だと思っています。上記のランキングサイトは一応自分のところで抱える加盟店に送客する目的のランキングサイトなのですが、別の方法もありいわゆる自作自演のランキングです。

これは私たちでもできるもので例えば「東京都江東区のゴミ屋敷片付け業者6選」のような記事を作り1位にまごのて、と入れ2位以下は適当に業者をピックアップして書いておくというもので一見そんなことで自社PRになるのかと言う気はしますが、実はこのランキング系記事はGoogleがとても好み、何故かランキング形式記事は上位表示しやすい傾向にあるのです(今のところ)

商魂たくましい業者になると2位~4位あたりまで屋号を変えただけの自社に誘導したり、2位から5位あたりまでの位置を売ったりしています。以前ランキングサイト1~3位の業者を相見積に呼んだらすべて同じ業者だったという笑い話もあるのでご注意ください。

自力でゴミ屋敷を片付けるとかお金のない人向け情報

お片付け料金に絡んでよくある記事は、業者に依頼してゴミ屋敷を片付ける際に少しでも安くする方法として自力で片付ける方法というのもよく見かけます。この手の内容も金太郎飴のごとく見事に同じ内容がバラまかれており、自力で片付けるには2LDKまででなおかつゴミの高さが膝より下、そしてゴミ袋とゴム手袋を用意して・・・と続いています。どこかにテンプレートがあるのかというぐらい同じ内容で、見るほうは飽きてると思います。

このあたりのお片付けや掃除方法情報のhow-to系はそう罪のある内容ではありませんし、毒にも薬にもならない情報ですのでどっちでも良いのですが、結局お金(料金)に絡めてきて業者誘導という流れを作ってるのも一般的なマーケティング手法ですからそこも問題ではなく、問題なのは誘導した先、つまり片付け料金にウソがあるからやり方がセコイと言わざるを得ないのです。

また、お金がない人は業者依頼する際は相見積をたくさん取れだとか、行政や役所に相談し補助金がないか探れというものまで出る始末です。よく考えてほしいのですが自身が暮らし自身が散らかして汚した部屋を役所に相談してなんとかなると思いますか?もしそれで公費支給があるなら埼玉県の吉田議員は吠えまくるはずで、まったく信憑性もありません。一番ひどいのは役所に相談しゴミ屋敷条例を適用してもらいましょうというバカ丸出しの記事もありました。

私は先ほどゴミ屋敷片付け業者が出す情報は正しくなければならず、嘘や曖昧な情報は絶対発信してはイケナイと書きましたが、このゴミ屋敷条例や補助金については少し勉強をすればわかることですので知識がないのであればきちんと調べた上で所見を付けて出さないといけないもので、そうしないと真に受けて行動した人がバカを見る結果となってしまいます。

適当な情報を垂れ流す業者はおそらく外注ライターや今だとAIが作成したものが多いと思いますが、きちんと推敲せずに出してることの証ですのであまりにも無責任と言わざるをえません。
 
お金がないとゴミ屋敷片付け依頼はできない
 

ネットリテラシーを高め嘘を見抜く力を付けよう

ネット情報やSNSなど情報が溢れてる時代だからこそ真贋を見抜く力が必要になってくるのは当然で、つい最近も大学受験の会場や時間をネット検索で調べたものの公式サイトではなかったためにまったく違う情報を信じた受験生が時間に遅れたり、無関係の場所にいったということがあったり、ZeppTokyoで開催されるコンサートに行くため電車のルートを調べたら東京の西の外れにある青梅駅に着いてしまったり(青海と青梅)と普通わかるだろ!ということが平気で起きてしまってます。

正直言ってネット頼りの人を騙すのは簡単で、片付け業者選びで失敗し騙される人が一向に減らないどころか逆に増加してるのはネットリテラシーが低い層が増えてきたためとも考えられます。

青海と青梅を間違う程度なら笑い話で済みますが、嘘の情報を信じて業者選びをしてしまい高額請求にあったり部屋が綺麗にならなければ実害が発生しますし、それこそ財産を侵害される恐れすらあるのです。たかが片付け業者選び、不用品回収業者選びと思う方もいると思いますが、皆さんが考えるほどこの世界はクリーンではないことは充分ご承知おきください。

ネット情報は分析力が大事

まごのては正確に嘘なく実体験に基づいた情報発信をしています

まごのてでも集客のためのメイン媒体はネットやSNSです。ネットは良いところ悪いところ両面がありますが、悪意ある業者もそうでない業者も目的に沿って情報発信できるのです。悪意ある業者はあることないことなんでも適当に書き興味関心をいかに惹きつけるかだけが目的ですし、そうでない業者は正しく正確さを心がけ実体験に基づいた情報しか出しません。

ネットの世界はこのように玉石混合なのですが、往々にして悪意ある情報のほうが耳障りが良く視覚的にも綺麗で見やすかったりすることは否めません。ゴミ屋敷のお片付け料金でも「単身用ワンルームゴミ屋敷のお片付け費用は30万円」と書いてる記事と「ワンルームなら3万円~5万円」と書いてるほうが興味関心はそそります。このように言い方は悪いですが情報弱者を騙す仕掛けを随所に施していると言っても過言ではありません。

今回取り上げた片付け業者のランキングサイトは一見他社との比較を分かりやすく見せてますが裏には様々な目論見があることはお判りいただけたと思います。この辺りをどう判断していくかは実際に業者選びをするお客様次第というところだと思いますので、たかが
お片付け業者選びと軽く考えずに挑んだほうが良い結果を生むと思います。

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記事執筆:

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史

主に特殊清掃技術の開発や指導に注力しています。まごのては宅地建物取引業の免許を受けており私は専任の宅建士です、また賃管士資格を保有しており不動産取引関係には精通しています。 

東洋経済:ゴミ屋敷に商機を見出した男の波乱万丈人生
理念と経営:逆境の時ほど爪を研げ

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