特殊清掃コラム

地域別情報
2026.01.18

江戸川区の孤独死|夏と冬で違う「腐敗進行」の恐怖と緊急対応

季節で違う特殊清掃の特性

「小岩の実家で母が亡くなっていた。夏場なので臭いが酷い」
「葛西のマンションで入居者が浴槽内で死亡した。お湯に浸かったままだという…」

江戸川区は、都心へのアクセスが良いベッドタウンでありながら、高齢単身世帯も多く、孤独死の発生件数が後を絶ちません。

特殊清掃において最も重要なのは「スピード」ですが、その緊急度は「季節」と「発見状況」によって劇的に変わります。

本記事では、季節ごとの腐敗進行メカニズムと、江戸川区での実例を交えた「経済的損失を最小限に抑えるための初動」について解説します。
 

1. 【夏場】死後2日で「腐敗」はピークへ:生物学的リスクの増大

日本の高温多湿な夏(特に江戸川区のような都市部)において、ご遺体の変化は想像を絶するスピードで進行します。
「死後数日だからまだ大丈夫」という認識は、取り返しのつかない事態を招きます。

 気温30度超えが招く「腐敗の連鎖」

室温が30度を超える環境下では、死後24~48時間以内に体内細菌が爆発的に増殖し、腐敗ガスによる遺体の膨満が始まります。
その後、皮膚が剥離し、体内の血液や脂肪分が液状化して体外へ流出します(体液流出)。

⚠️ 害虫(ハエ・ウジ)による二次被害

腐敗臭を嗅ぎつけたハエは、わずかな隙間から侵入し、ご遺体に卵を産み付けます。
この卵は数日で孵化し、大量のウジが発生します。これらが通気口やドアの隙間から室外(共用廊下や隣家)へ這い出すことで、「異変」が近隣に発覚するケースが非常に多いのです。
この段階に至ると、ご近所への精神的苦痛に対する慰謝料請求リスクも発生します。

2. 【冬場】ヒートショックと「追い焚き」が生む悲劇

「冬なら寒くて腐敗しないだろう」と思われがちですが、死因と状況によっては夏場以上の凄惨な現場となります。
その最大の要因が、冬場に多発する「ヒートショック(入浴中の急死)」です。

 浴槽内死と自動追い焚きの恐怖

近代的なマンションや戸建てに多い「自動追い焚き機能」付きの風呂釜。
もし浴槽内で亡くなり、この機能が作動し続けた場合、ご遺体は高温のお湯の中で煮込まれ続ける状態となります。

結果として、皮膚や筋肉などの軟部組織がドロドロに溶解(スープ状化)し、浴槽のお湯全体が「高濃度の汚染水」と化します。
この場合、以下の実務的な問題が発生します。

  • 浴槽の排水口が人体組織で詰まり、そのままでは排水できない
  • 追い焚き配管の内部にまで汚染物が循環・固着してしまう
  • 給湯器ごと交換、配管全交換、浴室解体が必要となり、リフォーム費用が数百万円規模に跳ね上がる

【実録】江戸川区西葛西・マンションでの夏場の孤独死対応

実際にまごのてが江戸川区で対応した、夏場の過酷な現場事例をご紹介します。
「発見まで死後1週間」という比較的短い期間でも、夏場ではここまでの被害が出るという現実です。

📝 現場状況データ

場所 江戸川区西葛西(マンション)
季節 8月(猛暑日続き)
状況 60代男性 / 死後1週間
被害 ウジ・ハエの大量発生

▼ 実際の施工前後の様子(イメージ)

特殊清掃前の現場 【Before】腐敗体液にまみれた浴室
特殊清掃後の現場 【After】特殊清掃一次処理で入室環境を整える

 まごのての介入と解決策

玄関を開けた瞬間、熱気とともに強烈な腐敗臭と無数のハエが飛び出してくる状態でした。
近隣住民からの通報もあり、一刻の猶予も許されない状況でした。

  • ✔ 即効性の殺虫・汚染除去
    まずは室内に充満するハエを業務用の殺虫剤で駆除。その後、体液で汚染された布団と畳を密閉梱包し、迅速に搬出しました。これにより、臭いの発生源を物理的に断ちました。
  • ✔ オゾンショックトリートメント(OST法)
    汚染物撤去後、高濃度オゾン脱臭機を最大出力で稼働。壁紙や天井のボードに染み付いた臭気分子を化学分解し、翌日には入室可能なレベルまで脱臭しました。
  • ✔ 近隣へのフォロー
    共用廊下の徹底的な洗浄と消臭を行い、臭いが漏れていたことに対する不安を解消。管理組合様にも作業完了報告を丁寧に行いました。

江戸川区で「臭い」にお困りの方へ
最短即日で対応します

📞江戸川区特殊清掃のご相談はまごのて

電話受付:6:30~21:00(不定休)

【失敗談】「冬だから大丈夫」という油断が招いた高額請求

「冬は腐らない」というのは大きな間違いです。
江戸川区小岩の木造アパートで、遺族が対応を先延ばしにした結果、被害が拡大してしまった事例です。

ケース:江戸川区小岩・こたつの上での孤独死

<ご遺族の判断>

発見時は12月。「寒い時期だし、葬儀が終わってからゆっくり片付けよう」と判断し、警察による検死後、遺体搬送だけして部屋を1週間放置した。

<その後の結末>

  • 故人は「こたつ」に入った状態で亡くなっていたため、熱源に近い部分が激しく腐敗・溶解していた。
  • 放置した1週間の間に、溶け出した体液が畳を貫通し、床下の荒床(木材)にまで深く浸透。
  • 当初は畳の交換だけで済むはずが、「床下解体工事」が必要となり、費用が30万円以上アップしてしまった。

3. 特殊清掃業者の「即日対応」が経済的損失を食い止める

孤独死現場において、時間はすなわち「コスト」です。
1日放置するごとに、体液は床材の目地を伝って下層へ浸透し、リフォーム範囲(解体範囲)が広がっていきます。

 「特殊清掃一次処理」だけでも先に依頼するメリット

「遺品整理や原状回復の予算が決まらない」という場合でも、まずは汚染物の除去と一次消毒(初期対応)だけを依頼することを強くお勧めします。
これにより、以下の効果が得られます。

  • 被害の進行停止: 体液の浸透を物理的に止め、解体範囲を最小限に抑える。
  • 入室可能になる: 臭いや感染症リスクが低減され、遺族が部屋に入って大切な遺品を探せるようになる。
  • 近隣トラブルの防止: 異臭騒ぎを鎮静化し、損害賠償リスクを回避する。

失敗したくない現場ほど、プロにご相談ください

江戸川区特殊清掃のご相談はまごのて

電話受付:6:30~21:00(不定休)

江戸川区での孤独死対応、まずは「被害拡大」を止めることから

夏場は「スピード」、冬場は「油断大敵」。
季節によってリスクの形は変わりますが、共通して言えるのは「発見後、いかに早くプロを入れるか」が、最終的な費用と精神的負担を左右するということです。

江戸川区の地域事情を知り尽くした株式会社まごのては緊急対応が可能です。

悲しみの中にあるご遺族様に代わり、私たちが最も確実で、最も負担の少ない解決策を提案・実行いたします。

重要

孤独死発覚後、まずは「特殊清掃一次処理」を

「費用が高額になるか不安」「まだ心の整理がつかない」という場合でも、まずは被害の拡大を止める『一次処理』だけでもご依頼ください。
遺体痕(汚染物)を放置すると、臭いは建物躯体へ浸透し続け、原状回復費用は1日ごとに高額になっていきます。

 

江戸川区で「安易な業者選び」は命取りです

表面的な安さではなく、「確実に臭いを消し、不動産の価値を守る」技術を選んでください。
「一度で完全に解決し、後腐れなく終わらせる」ことこそが、結果として最も安上がりな解決策です。

江戸川区特殊清掃のご相談はまごのて

電話受付:6:30~21:00(不定休)

記事執筆:

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史

主に特殊清掃技術の開発や指導に注力しています。まごのては宅地建物取引業の免許を受けており私は専任の宅建士です、また賃管士資格を保有しており不動産取引関係には精通しています。 

東洋経済:ゴミ屋敷に商機を見出した男の波乱万丈人生
理念と経営:逆境の時ほど爪を研げ

株式会社まごのて
東京都江戸川区北葛西3-5-6
1011701018023  インボイス適格事業者登録番号: T1011701018023

宅地建物取引業:東京都知事(1)109168
産業廃棄物収集運搬業:01300191644(株式会社MG)

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