特殊清掃コラム
横浜の特殊清掃|坂道・階段が阻む「搬出」と追加料金の正体

「実家は横須賀の山の上。階段が100段以上あり、車が入れない」
「横浜の傾斜地に建つマンションで孤独死が起きた」
横浜市や横須賀市など、神奈川県特有の「坂道・階段」が多い地形は、特殊清掃や遺品整理において最大のハードルとなります。
平地での作業とは異なり、汚染物や家財の搬出に膨大な労力と時間がかかるため、多くの業者が敬遠するか、あるいは高額な追加料金を請求する原因となります。
本記事では、神奈川県の難所現場を数多く解決してきたまごのてが、地形によるコスト増の仕組みと、トラブルを避けるための業者選びについて解説します。
1. 横浜・港北エリア・横須賀の「階段」「傾斜地」問題
横浜市の港北エリアや保土ヶ谷区、南区、そして横須賀市全域に見られる「谷戸(やと)」と呼ばれる地形。
これらの地域では、道路から玄関までに長い階段があったり、トラックがすれ違えないほど狭い急勾配の坂道に面していたりと、物流面での制約が非常に厳しいのが特徴です。
作業難易度を劇的に高める「物理的制約」
⚠️ よくある難所パターン
- 長い階段: 玄関まで100段以上の階段があり、エレベーターも使えない。
- 車両通行不可: 家の前まで軽トラすら入れず、100m以上手前に駐車しなければならない。
- 急勾配: 坂がきつく、台車での運搬が危険で、すべて手運びが必要。
このような環境下での孤独死対応は、単なる清掃技術だけでなく、過酷な搬出作業に耐えうる「体力」と「人員数」が必須となります。

【実録】横須賀市・階段120段上の戸建てでの孤独死対応
実際にまごのてが神奈川県横須賀市で対応した、作業難易度「Sクラス」の事例をご紹介します。
他社に断られ続け、最後にまごのてにご相談いただいた案件です。
📝 現場状況データ
▼ 実際の施工前後の様子(イメージ)
【Before】高台に建つマンションや一軒家が多い
【After】立地によっては作業は難航まごのての介入と解決策
車が入れないため、ゴミ収集車も近くまで来られず、家財の搬出が最大のネックでした。
まごのては「人海戦術」によるリレー搬出を決断しました。
- ✔ スタッフ6名によるリレー搬出
階段にスタッフを一列に配置し、バケツリレー方式で荷物を下ろす作戦を展開。往復の負担を分散させ、スピーディーかつ安全に搬出しました。 - ✔ 汚染物の完全密封
階段を通る際、近隣の家の前を通るため、臭いが漏れないよう汚染物は二重・三重に梱包。中身が見えないよう配慮しました。 - ✔ 近隣への事前挨拶と調整
階段を占有する時間帯が発生するため、事前に近隣住民へ挨拶回りを行い、作業への理解を得た上で実施しました。
【失敗談】「追加料金なし」を信じたら作業中止に…
坂道や階段が多いエリアでは、見積もりの甘さが致命的なトラブルを招きます。
横浜市保土ヶ谷区で実際に起きた、格安業者のトラブル事例です。
ケース:横浜市保土ヶ谷区・崖上のアパート
<ご遺族の行動>
「パック料金で追加請求なし」と謳う格安業者に依頼。
電話で「少し階段がある」とは伝えていた。
<当日のトラブル>
- ✖ 作業拒否:
当日来たスタッフが、長い階段を見て「これでは搬出できない」「車両が停められない」と作業を拒否。 - ✖ 高額な追加請求:
「やるなら人員を増やさないといけない」と言われ、当初の見積もりの3倍の金額を提示された。 - ✖ 結局、その日はキャンセル扱いとなり、キャンセル料だけ取られて何も片付かなかった。
特殊清掃は「ただ捨てるだけ」ではありません。
地形や立地条件を正確に把握し、適切な人員と装備を配置できる「段取り力」が、プロと素人の決定的な差です。
2. 「横持ち」作業による追加人件費のメカニズム
見積もり金額を大きく左右する要因の一つが、業界用語で「横持ち(よこもち)」と呼ばれる作業です。
これは、トラックを停車できる場所から現場(玄関)までの距離が長く、手運びや台車での移動が必要な作業を指します。
なぜ「横持ち」はお金がかかるのか?
【通常の現場(横持ちなし)】
玄関のすぐ前にトラックを駐車可能。
→ スタッフ3名で1日作業で完了。
【難所の現場(横持ちあり)】
トラックまで50mの坂道や階段がある。
→ 往復の移動時間が膨大になり、同じ3名では終わらない。
→ 「運搬専属スタッフ」を2~3名増員する必要がある。
→ 人件費が倍増する。
正直にお伝えしますが、地形条件が悪い場合、平地の現場よりも費用は高くなります。
しかし、これを隠して安く見せかけ、後から追加請求するのではなく、最初の見積もりで「なぜこの金額になるのか」を論理的に説明し、確定金額を提示するのが、誠実な業者の対応です。
3. 神奈川県特有の廃棄物処理ルールと業者選定
横浜市や川崎市は、全国的に見ても一般廃棄物の分別ルールが非常に厳格で、資源化(リサイクル)への取り組みが進んでいる地域です。
そのため、遺品整理で出たゴミを適当に捨てることは許されません。
「許可がないと違法」は誤り。正しい法令理解を
ネット上では「一般廃棄物収集運搬業許可がない業者は違法」という情報が散見されますが、これはゴミ屋敷片付けや遺品整理においては必ずしも正しくありません。
まごのては単なる「ゴミ回収屋」ではなく、お部屋の原状回復を目的とした「清掃・片付けの専門業者(役務提供)」です。
作業に伴って排出された廃棄物は、廃棄物処理法の「排出者責任」の原則に基づき、法令を遵守して適正な処理ルート(環境センターへの持ち込みや許可業者との連携など)で処分を行っています。
行政(区役所等)からの依頼も多数受けている事実が、その適法性の証明です。
⚠️ 本当に怖いのは「不法投棄」
許可の有無以前に、回収したゴミを山中に捨てたり、適当な場所に放置する悪徳業者は論外です。
もし不法投棄された場合、依頼主であるご遺族様(排出者)が法的責任を問われるリスクがあります。
だからこそ、神奈川県のルールを熟知し、適正処理を徹底している「信頼できる業者」を選ぶことが重要なのです。

神奈川県の難所現場は、技術と体力のまごのてへ
坂道や階段、狭い路地など、物理的な制約が多い現場こそ、経験豊富なプロの腕の見せ所です。
他社に断られたり、高額な見積もりに驚かれたりした場合は、一度まごのてにご相談ください。
私たちは、どんなに困難な現場でも「逃げない」「諦めない」をモットーに、ご遺族様の負担を最小限にする解決策をご提案いたします。
孤独死発覚後、まずは「特殊清掃一次処理」を
「費用が高額になるか不安」「まだ心の整理がつかない」という場合でも、まずは被害の拡大を止める『一次処理』だけでもご依頼ください。
遺体痕(汚染物)を放置すると、臭いは建物躯体へ浸透し続け、原状回復費用は1日ごとに高額になっていきます。
株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史
ゴミ屋敷のことはなんでも私に聞いてください、各自治体のゴミ屋敷条例制定の際の意見交換参加実績、在宅医学会や高齢者虐待防止学会での登壇実績もあり真の専門家として高い評価を得ています。
セルフネグレクトとゴミ屋敷の関係を研究している東邦大学保健衛生学教授である岸恵美子先生とは情報交換を盛んに行いゴミ屋敷の現実的な問題を私から提供し岸教授が学術的に分析し世に提供しその論文等には佐々木久史の名前が付されるものも多い。
株式会社まごのて
東京都江戸川区北葛西3-5-6
1011701018023 インボイス適格事業者登録番号: T1011701018023
宅地建物取引業:東京都知事(1)109168
産業廃棄物収集運搬業:01300191644(株式会社MG)
ゴミ屋敷の真の専門家にお気軽にご相談ください。










