ゴミ屋敷片付けコラム

不用品回収
2024.05.12

ゴミ屋敷片付けで生ゴミや中身入りペットボトルはどうする?

ゴミ屋敷片付けの生ゴミ
この記事はライターやスプレー缶混入!ゴミ屋敷にあるゴミ袋の回収は怖いという記事のリレー版です。ゴミ屋敷を自力で片付け出来たゴミ袋の回収依頼もそこそこ多いことからこれらの記事を出しています。

リンク先記事でも書いていますが、お客様が作ったゴミ袋はほぼ100%と言って良いレベルでそのまま処分場に入れることができません。混ぜてはいけない物が混じってるからです、上記記事は主に危険品について書きましたが、危険品と同じぐらい厄介な食品系ごみについても書いてみたいと思います。

食品系ゴミについては地域ルールとまったく違う運用ですので混乱するかもしれませんが、もし自力でゴミ屋敷のゴミを詰めその袋の回収だけをご依頼検討している方は必見の内容となっていますので是非最後までお読みください。
 
ゴミ屋敷内の生ゴミはどうする?
食品系ごみは民間処分場では扱えないことが多い
前記事で私たちのようなゴミ屋敷片付け業者が持ち込むゴミ処分場は民間の産業廃棄物処理工場で主に廃プラスチックや陶器、ガラス、金属を処理し再生する工場であることをお伝えしました。

したがって食品系ごみは扱えない工場がほとんどなので私たちも持ち込めないのです。まごのてではいわゆる産廃のリサイクル工場三社、紙処分場2社、金属系1社そして食品などの焼却工場(一般廃棄物収集運搬委託)となっており、お片付け現場でも持ち込み処分場にしたがって分別しながら作業が進んでいきます。

危険品の記事でもお知らせしましたが、かなり厳しくルール化されており異種混入を再三やっていると持ち込み禁止や取引停止処分などかなり厳しいペナルティが与えられてしまうのです。ですからゴミ袋の回収依頼の場合は自社作業所での再展開が必要となりあまり安くなりませんというのはそのためとご理解いただけると助かります。

また危険品の記事でも書きましたがお客様側で作ったゴミ袋の回収やゴミ屋敷内の出来たゴミは混ぜてはいけないゴミが混入してる可能性がかなり高いのでゴミ袋に詰めてあるからといって安くなるということはありませんのでご注意ください。
 

食品系廃棄物は回収できないゴミ屋敷片付け業者も多い

食品系廃棄物とは文字通り食品と調味料や缶詰、瓶詰や中身入りペットボトルも含まれます。ゴミ屋敷の現場では当然出てくるもので飲み残しのペットボトルは女性のゴミ屋敷では当たり前にしかも大量に出てきます。

危険物の記事でも書きましたが、これら食品系ゴミや中身入りペットボトルを引取らない業者はかなりあり、お問合せのお客様でも他社では引取り不可と言われていますがまごのてはどうですか?と聞かれることは多いです。

食品系ごみは処理費が高いですし、中身入りペットボトルは中を抜く作業でひと手間かかりますので敬遠したい気持ちもわかりますがひとつのゴミから再度ゴミ屋敷化することを知ってる私たちはすべて引取り処分をいたします。
 
生ゴミ引取り不可の理由
他業者が残したゴミ回収とクリーニング依頼は多い
まごのてへのご依頼では他のゴミ屋敷片付け業者が残したゴミの回収や水回りや床のハウスクリーニングを相談される方がひじょうに多いです。正直お片付けが苦手な人が心機一転業者に依頼したのにゴミを残されるとか、床が汚いままなんて本来はあり得ません。

それだけ自称ゴミ屋敷の片付け屋が多い証でもあるのですが別の記事(東京近辺のゴミ屋敷片付け業者の検索上位を評価!優良かな?)でも考察している通り現在のゴミ屋敷片付け業者界隈は不用品回収業者がかなり入り込んでいます、不用品回収業者でもきちんと部屋を綺麗にすることができれば問題ないのですが出来ないのに集客をするからゴミを残されたり部屋が綺麗にならないという憂き目に遭ってしまうのです。

ゴミ屋敷の片付け業者はたくさんあるように見えますが実はわずかと訴えるのはこのような事実があるからに他なりません。つい最近も東京都板橋区の建替え前の一軒家の全撤去お片付けをしましたが、実は他社に一度発注されていましたがその業者は食品関係はもちろん調味料なども回収できないということだったので、まごのてには食品系ごみの回収の相談だったのですが二度手間になるので一括して私のところでやりましょうとキャンセルしてもらったのです。

まごのては自社の作業場がありますし、食品系廃棄物も危険品も受け入れてもらえるゴミ処理場との契約がありますのでお客様宅から回収できない物はほぼありませんので安心してご相談ください。
 

ゴミ屋敷のお片付けで食品系ゴミの処分費は高額です

ゴミの種類や内容によって持ち込む処分場が違うことはお伝えしましたが、食品系ゴミはいわゆる焼却工場しか搬入ができません。焼却工場は民間も自治体運営も両方ありますが自治体運営の処理場は一般廃棄物収集業者しか搬入ができません(東京都の場合)まごのての場合は焼却処理の廃棄物は一般廃棄物収集運搬業者と提携しており日々回収に来てもらっています。

ワンクッション業者を挟んでる関係でひじょうに高額です。キロ換算でも優に原価で200円を超えますし1袋換算でも廃プラに比べると原価でも4倍以上になります。飲み残しのペットボトルは中身を抜けば普通の産廃工場に搬入できますが中身を抜く前処理が当然必要です。

まごのての場合も自社の作業場で毎日ペットボトルを抜いたり、缶詰や瓶詰を開けたりスプレー缶を抜いたりする作業者がいます。それらの経費を考えるとすべて売価(お片付けサービス提供料金)に反映されるのは道理と考えます。

ゴミ屋敷片付けの見積もりの際には食品系ゴミがどの程度あるか、危険品はどれぐらいあるか、糞尿やションペットはどうなのかを見極めながら料金を決定します。食品系ゴミやスプレー缶などは本来出た数(袋数)を最後に計算し清算するのが本来のやり方ですが大きく当初の見積もりより大きくなる可能性もあるため最初の段階である程度加味した料金提示をするようにしています。
 
女性のゴミ屋敷は生ごみが多い
男女のゴミ質の違いは食品系ゴミの有無
ゴミ屋敷片付けのご依頼は女性のほうが多く、お片付けにかかる費用も女性のお客様のほうが高めになる傾向にあると書いた記事がありますが、料金差はまさに食品系ゴミの有無なのです。もちろん男性のゴミ部屋でも食品系ごみはありますが量が違います。

女性のほうがコンビニ弁当ひとつとっても少し残ってたり、ペットボトルの飲み残しが多いのも断然女性です。生活スタイルの違いや体格差から生じることだと思いますが男性のゴミ屋敷より女性の部屋の状況のほうが悪いというのはこのような理由からです。同じコンビニ系ゴミ屋敷でも食品系ゴミが入り混じることでゴミ質が悪くなる、ゴミ質が悪いから作業スピードが落ちる、したがって片付け費用も高額になるということです。

女性のゴミ屋敷について考察した記事がありますので興味のある方は下記のリンクからお読みください。
 

どんなゴミ屋敷でもまごのてなら即解決です!

危険品と食品系ごみについて書きましたが、たかがゴミ屋敷のお片付けと思うかもしれませんが厳密なルールに基づいて行われています。ゴミ屋敷は人の生活から生まれるものですから当然いろんなゴミが混じります、食品ゴミも危険品も生活の場だからあって当たり前です。

危険品についての記事でも書きましたが、まごのても創業期の2年ぐらいは食品系ゴミはまとめるけど依頼者宅に置いてゴミの日に出してもらう、飲み残しペットボトルはお客様宅の作業中に処理するという状況でしたが、たとえゴミ袋ひとつでも残すということはゴミ屋敷を脱して綺麗にしたいというご要望に反することと考えどんなゴミでも処理できるような体制を作ったのです。

私たちにご依頼いただいた限りは完璧に綺麗にするという強い信念があるからこそできることと自負していますのでゴミ屋敷や汚部屋でお悩みのお客様は安心してご相談ください。

お部屋のお片付け相談はLINEが便利
記事執筆:

株式会社まごのて 取締役会長
佐々木薫

自らゴミ屋敷の片付けは天職と宣言し物理的な部屋の片付けというより依頼者の心の動きを読み取り根本から解決する能力に長けています、また持ち前の明るさとおせっかい精神からマスコミ取材実績も多く過去放送されたテレビ東京系「クロスロード」では歴代2位の視聴率をたたき出しました(1位はテニスの錦織圭)テレビ出演多数、テレビ東京クロスロードでは単独で特集され歴代2位の視聴率を獲得、おせっかいは世界を救うを地で行く自他ともに認めるおせっかい焼きでそのおかげで人生が変わったゴミ屋敷元住人多数、元客の結婚式に出席するほど信頼は厚い。

どの番組かは忘れたがロケ中に「おせっかいは世界を救う、世の中を変える」と放った言葉は後に小池百合子に真似されるほどの名言となった、事実名言ナビというサイトにも出典佐々木薫とあるほどです。

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