高圧洗浄コラム
高圧洗浄したのにまた詰まる理由|再発までの期間で原因を切り分ける

排水管の高圧洗浄を頼み、その日は水がよく流れるようになった。ところが数日後、数週間後、あるいは数か月後に、また同じ排水口の流れが悪くなった。
このとき「前の業者の施工が悪かった」「もう一度、高圧洗浄をすれば直る」と先に決めないことが大切です。 高圧洗浄で除去できる付着物が再びたまったのか、前回の作業範囲外に原因があるのか、配管の勾配・変形・破損・異物など洗浄では直らない条件があるのかで、次にすることは変わります。
この記事では、「再発までにどれくらいかかったか」を入口に、前回の作業範囲、再発する場所、建物条件を整理し、再洗浄・カメラ確認・修繕検討のどこへ進むかを分けます。再発までの期間だけで原因を診断するものではありません。
- ・高圧洗浄後にまた詰まったら、再洗浄を頼む前に4点を確認します
- ・再発まで「3日・3か月・3年」では、最初に確認する範囲が違います
- ・高圧洗浄は付着物を除去する作業です。配管そのものの不具合までは直せません
- ・前回の高圧洗浄について、作業報告書や写真で6項目を確認します
- ・同じ排水口だけ再発するのか、複数箇所に広がるのかで確認範囲を変えます
- ・カメラ調査は「高圧洗浄後に再発したら必ず」ではありません
- ・「一度水が流れた」と「原因までなくなった」は同じではありません
- ・戸建てとマンションでは、高圧洗浄後の再発で確認する「下流側」が違います
- ・「もう一度高圧洗浄してください」ではなく、前回と再発の情報を伝えます
- ・対応地域|東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城を中心に再発する排水詰まりを確認します
- ・高圧洗浄後にまた詰まるときのよくある質問
高圧洗浄後にまた詰まったら、再洗浄を頼む前に4点を確認します
高圧洗浄後の再発で最初に必要なのは、機械をもう一度入れることではありません。前回と今回の情報をそろえます。
作業当日から数日なのか、数週間・数か月なのか、1年以上たってからなのかを確認します。
前回と同じキッチンだけか、浴室・洗面・トイレなど複数箇所にも変化があるかを確認します。
どの排水口・排水桝から、どの系統をどこまで洗ったのか。作業報告書や写真があれば確認します。
配管の勾配、変形・破損、継手のずれ、異物、共用管側など、付着物除去だけでは直らない候補を残します。
「また詰まった」という結果だけでは、前回施工の良し悪しも、次の作業方法も決められません。 再発までの時間と作業範囲を先にそろえると、無駄な再施工を減らしやすくなります。
再発まで「3日・3か月・3年」では、最初に確認する範囲が違います
再発までの期間は原因そのものではありません。ただし、何を先に確認するかを決める材料にはなります。
| 再発までの目安 | 最初に確認すること | 決めつけないこと |
|---|---|---|
| 当日~数日 | 前回の洗浄範囲、別系統・共用側、異物、作業後の通水確認、構造上の問題がないか | 「洗浄不足」と即断しない |
| 数週間~数か月 | 付着物の残り方、油脂などが再びたまりやすい条件、勾配・変形、洗浄した系統と再発場所の一致 | 「また汚れがたまった」だけに限定しない |
| 1年以上 | 新たな蓄積、使用条件の変化、定期メンテナンス時期、過去と同じ系統か | 前回作業との因果関係を自動的に結びつけない |
期間は「診断結果」ではなく、確認順を変えるための情報です。 3日で再発しても構造要因の場合がありますし、数か月後でも前回の範囲外に原因があることがあります。
高圧洗浄は付着物を除去する作業です。配管そのものの不具合までは直せません
高圧洗浄は、排水管内に付着した油脂・汚泥・石けんカス等を水圧で剥がし、流路を確保するために使う方法です。一方、配管そのものの形状や設置状態を修理する作業ではありません。
・管壁に付着した油脂や汚泥
・石けんカス等の蓄積
・排水桝や横引管にたまった堆積物
・洗浄で崩して搬出できる付着物
・勾配不良や逆勾配
・配管の変形・破損・ずれ
・木の根や異物など位置確認が必要なもの
・専有部ではなく共用配管側の問題
排水管は自然流下させるため、適切な管径と勾配が必要です。横浜市の排水設備要覧でも、下水を支障なく流すために適切な管径・勾配が必要とされています。高圧洗浄で管内をきれいにしても、構造条件そのものは変わりません。
排水設備の技術資料横浜市|排水設備の技術上の基準排水管を自然流下させるための管径・勾配など、排水設備の技術基準を確認できます。前回の高圧洗浄について、作業報告書や写真で6項目を確認します
他社施工後の再発相談でも、前回の業者を評価するためではなく、同じ作業を重ねないために施工情報を確認します。
1. どの排水口・排水桝から作業したか
2. キッチン系統だけか、浴室・洗面・トイレ等も含めたか
3. ホースをどこまで入れたか、作業範囲の記載があるか
4. 何が排出されたか、写真や説明があるか
5. 作業後にどの場所で通水確認をしたか
6. 構造上の問題や「今後確認した方がよい箇所」の指摘があったか
報告書がなくても相談はできます。 「いつ」「どこが」「どれくらいで再発したか」だけでも、前回と同じ場所をもう一度洗うべきか、確認範囲を広げるべきかを整理する材料になります。
同じ排水口だけ再発するのか、複数箇所に広がるのかで確認範囲を変えます
再発した場所は、原因位置を絞る大切な情報です。
キッチンの横引き配管、排水トラップより先、油脂がたまりやすい区間など、その系統を中心に確認します。
一つの器具だけではなく、合流後の配管や建物全体の排水系統も確認候補になります。
住戸内だけで原因を決めず、管理会社へ同じ系統の他住戸・共用管側の状況を確認する場合があります。
屋外排水桝、横引管、公共ますへ向かう区間など、室内より下流側の状態まで確認します。
カメラ調査は「高圧洗浄後に再発したら必ず」ではありません
管内カメラやスコープは、目で見えない範囲を確認する方法の一つです。ただし、すべての再発現場で最初から必要とは限りません。
・高圧洗浄後も短い周期で同じ症状を繰り返す
・前回の洗浄範囲は分かっているが、原因位置を絞れない
・勾配、配管の変形・破損、継手、異物などを疑う材料がある
・洗浄を繰り返すか、修繕へ切り替えるか判断材料が必要
・作業前後の状態を映像・写真として残したい
一方、配管が完全に閉塞している場合や、口径・曲がりが厳しい場合などは、カメラを十分に進められないこともあります。カメラは万能な診断ではなく、現場条件に合わせて使います。
スコープで配管奥を確認した既存実例 孤独死後、リフォームしたのににおいが残る|排水トラップ・配管を確認する理由 詰まり再発の実例ではありませんが、目視できないトラップ奥をスコープで確認し、処理範囲を決めた施工記録です。「一度水が流れた」と「原因までなくなった」は同じではありません
まごのての既存施工記録にも、一度症状が収まった後に確認を続けたことで、さらに下流側の原因を見つけた現場があります。
トイレを流すと浴室・洗濯パン側へ逆流する現場で、最初の応急処置後はいったん逆流が収まりました。しかし、その後の確認で「水は通るのに紙が下流へ来ない」ことが分かりました。
さらに下流側から高圧洗浄を行い、配管形状に沿った半円状の固形物を排出しています。現場では尿石と判断しました。
この実例は「高圧洗浄後に再発した施工例」ではありません。 ただし、排水トラブルで「水が一度流れた」だけを完了条件にせず、紙や排水が下流まで通るか、別の排水口へ影響が出ないかを確認する重要性を示しています。
戸建てとマンションでは、高圧洗浄後の再発で確認する「下流側」が違います
室内排水口→横引き配管→屋外排水桝→公共ます側へ、どの区間を前回洗ったかを確認します。地中配管や桝の状態も判断材料です。
住戸内の横引き配管だけでなく、共用の立て管・横主管へつながる位置、同じ系統の他住戸、管理会社の点検履歴を確認する場合があります。
「もう一度高圧洗浄してください」ではなく、前回と再発の情報を伝えます
再発相談では、希望する作業名を先に決めるより、前回との違いを伝えた方が確認範囲を組み立てやすくなります。
1. 前回の高圧洗浄をした日・おおよその時期
2. 再発まで何日・何週間・何か月だったか
3. 再発した排水口と、他の水回りの症状
4. 前回どこから洗浄したか分かる範囲
5. 作業報告書・写真・動画の有無
6. 異物を落とした可能性や、過去の修理・リフォーム歴
7. 戸建てかマンションか、マンションなら管理会社へ連絡済みか
他社施工後の相談でも、前回業者を否定することから始める必要はありません。前回と今回の情報をつないで、再洗浄で足りるのか、カメラ等の確認が先か、修繕検討が必要かを分けます。
対応地域|東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城を中心に再発する排水詰まりを確認します
まごのてでは、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・茨城県を中心に、高圧洗浄後に再発する排水詰まり、流れの遅さ、ゴボゴボ音、逆流等についてご相談を受けています。
江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・足立区・大田区・北区など23区、多摩地域を含め、戸建て・マンションの排水管高圧洗浄や再発相談に対応します。
千葉市・市川市・浦安市・船橋市・松戸市・柏市などを含め、屋外排水桝、戸建て横引管、集合住宅の排水不良を確認します。
横浜市・川崎市・相模原市などで、建物条件、配管へのアクセス、駐車位置等を確認して作業範囲をご案内します。
さいたま市・川口市・戸田市・草加市・越谷市・八潮市などを含め、戸建て・集合住宅の排水詰まり再発をご相談いただけます。
茨城県を含む関東エリアは、所在地、症状、必要な機材、作業日程を確認して対応可否をご案内します。栃木県・群馬県・山梨県の一部地域もご相談ください。
高圧洗浄後にまた詰まるときのよくある質問
前回の作業時期・再発までの期間・症状が出る場所・作業報告書や写真があれば、分かる範囲でお知らせください。再洗浄ありきではなく、まず確認範囲を整理します。
受付時間 6:30~21:00|休業日あり|LINEは内容を確認後、順次ご案内します
前回の作業時期・再発までの期間・症状が出る場所・作業報告書や写真があれば、分かる範囲でお知らせください。再洗浄ありきではなく、まず確認範囲を整理します。
受付時間 6:30~21:00|休業日あり|LINEは内容を確認後、順次ご案内します







