高圧洗浄コラム
排水管カメラ調査はいつ必要?高圧洗浄で原因が分からないとき

排水管カメラ調査はいつ必要?高圧洗浄で原因が分からないとき
高圧洗浄をしたのに、数日や数週間でまた流れが悪くなる。どこかに異物が残っているのか、配管そのものに問題があるのか分からない。こうしたときに候補になるのが、排水管の中へカメラを入れて確認する「管内カメラ調査」「内視鏡調査」です。
先に結論:カメラ調査は、高圧洗浄より上位の“強い作業”ではありません。原因を推測から映像確認へ切り替えるための調査です。完全に詰まってカメラが進まない場合は、先に流路を確保した方がよいこともあります。
この記事では、カメラ調査を考えやすい症状、カメラで分かること・分からないこと、高圧洗浄の前後でどう使い分けるか、調査結果を見積もりへつなげる際の確認点まで整理します。
- ・カメラ調査は「高圧洗浄の上位作業」ではありません
- ・排水管カメラ調査を考えやすいのは、5つの場面です
- ・カメラで「分かること」と「映像だけでは決められないこと」を分けます
- ・完全に詰まっていると、カメラを先に入れられないことがあります
- ・高圧洗浄の「前に見る」と「後に見る」では、目的が違います
- ・実例|浴室の排水トラップ奥をスコープで確認し、処理範囲を決めました
- ・カメラ映像を見せられても、その場で工事を決める必要はありません
- ・マンションでは、個人でカメラ調査を手配する前に管理会社へ確認します
- ・相談するときは、カメラ調査を指定するより6つの情報を伝えます
- ・対応地域|東京・千葉・神奈川・埼玉を中心に排水管の原因確認を行います
- ・排水管カメラ・内視鏡調査についてよくある質問
カメラ調査は「高圧洗浄の上位作業」ではありません
排水管カメラ調査は、細いケーブルの先に付いたカメラを排水管へ入れ、直接見えない管内を映像で確認する方法です。高圧洗浄やトーラーのように詰まりを除去すること自体が主目的ではなく、どこに何があり、次にどの作業が必要かを判断する材料を増やすために使います。
アサダの管内検査カメラには、詰まり箇所を特定しやすくする距離カウンターや、管内を広角で確認する機能を持つ機種があります。つまり「見えないから推測する」状態から、「見える範囲を確認して説明する」状態へ変えるための道具です。
「高圧洗浄で直らない=必ずカメラ」でもありません。 症状、詰まり位置、異物の可能性、作業履歴を見て、カメラを入れる意味があるかを先に整理します。
排水管カメラ調査を考えやすいのは、5つの場面です
すべての詰まりでカメラを入れる必要はありません。次のような場面では、目視できない管内を確認する意味が大きくなります。
付着物が残っているのか、別の位置に原因があるのか、構造条件が絡んでいないかを確認します。
位置を絞らず高圧洗浄するより、回収方法を決めるために確認が先になる場合があります。
継ぎ目・曲がり・変形・水の滞留など、同じ位置で止まりやすい理由がないかを見ます。
洗浄では直らない状態が見えていないか、補修や交換を検討する前の判断材料にします。
交換・掘削などへ進む前に、どの位置で何を確認したのかを映像や写真で整理できる場合があります。
カメラで「分かること」と「映像だけでは決められないこと」を分けます
管内カメラは有効ですが、映像を見ればすべての原因が確定するわけではありません。カメラの役割を広げすぎないことが大切です。
| カメラで確認しやすいこと | 映像だけで断定しないこと |
|---|---|
| 管壁へ残った付着物、固形物、目視できる閉塞 | 付着物の成分・発生時期・誰が原因を作ったか |
| 継ぎ目のずれ、目視できる亀裂・変形など | 管外側の地盤状態や漏水範囲のすべて |
| 水が滞留している箇所、カメラが止まる位置 | 勾配不良の程度を映像だけで確定すること |
| 機種によっては挿入距離やトラブル位置の目安 | 最適な補修工法・工事金額を映像一枚だけで決めること |
国土交通省でも、下水道管路の状態確認にテレビカメラ等による目視調査が使われています。目で確認できない管内を可視化すること自体は、原因や劣化状態を把握する基本的な考え方の一つです。
完全に詰まっていると、カメラを先に入れられないことがあります
「原因が分からないなら、とりあえずカメラを入れればよい」とは限りません。完全閉塞でカメラヘッドが進めない、曲がりがきつい、管径やアクセス位置が機材に合わないといった場合があります。
たとえばアサダのクリアスコープ2810は適応管径φ40~100mm、最小曲げ半径90mmと仕様が定められています。機材ごとに入れられる管径・曲がり・距離があり、配管構造によっては別の確認方法や先行作業が必要です。
完全閉塞なら、先に水の通り道を作ってからカメラを入れることもあります。 逆に、異物を奥へ押し込みたくない場合は、除去方法を決めるために別の確認を先にすることがあります。
高圧洗浄の「前に見る」と「後に見る」では、目的が違います
| タイミング | 主な目的 | 判断につなげること |
|---|---|---|
| 洗浄前 | 異物、破損、変形、閉塞位置などを確認 | 高圧洗浄・トーラー・回収・補修のどれを先に考えるか |
| 洗浄後 | 付着物や閉塞がどこまで減ったかを確認 | 作業完了、追加処理、構造問題の再確認 |
つまりカメラ調査は「原因探し」だけでなく、作業前後の差を記録する道具としても使えます。特に短期間で再発した現場では、前回どこまで処理したのかを確認できると、同じ作業を繰り返すだけになるのを防ぎやすくなります。
「カメラ調査をした」だけでは完了条件になりません。 何を確認するために入れ、何が見え、その結果どの作業をする・しないと判断したかまで説明できることが重要です。
実例|浴室の排水トラップ奥をスコープで確認し、処理範囲を決めました
カメラで見えない範囲を確認した実例があります。千葉県内の築40年団地で、清掃・リフォーム後も浴室付近のにおいが残り、表面だけでは原因を切り分けられなかったため、排水トラップの奥へスコープを入れました。
この現場では、現場状況・においを感じる位置・管内の状態を合わせて、付着物を処理する対象と判断しました。薬剤で軟化させた後、高圧洗浄を行い、作業後にも管内を確認しています。
この実例は「高圧洗浄後に詰まりが再発したケース」ではありません。 表面確認だけでは原因候補を絞れないとき、スコープで管内を見て処理範囲を決め、作業後も確認した一例として掲載しています。
カメラ映像を見せられても、その場で工事を決める必要はありません
カメラ映像で亀裂や付着物のようなものが見えると、「すぐ交換しないと危ない」と感じやすくなります。ただ、映像で見えた事実と、必要な工事の範囲は分けて確認します。
1. どの位置で、何m付近の映像なのか
2. その映像が現在の症状とどう関係するのか
3. 洗浄で改善する範囲か、補修・交換が必要な範囲か
4. 追加調査が必要なら、その理由と金額
5. 写真・動画・報告書を残せるか
競合の料金表示を見ても、カメラ調査本体と報告書・録画データが別料金の業者もあれば、調査料金に画像データを含める業者もあります。金額だけでなく、何を記録として受け取れるかまで確認した方が比較しやすくなります。
マンションでは、個人でカメラ調査を手配する前に管理会社へ確認します
マンションやアパートでは、自室の排水管が共用系統へつながります。症状が専有部だけに見えても、同じ系統の他住戸、立管、管理組合の定期清掃との関係を確認した方がよい場合があります。
個人でカメラ業者を呼ぶ前に、管理会社・管理組合へ「今回どこまでが確認対象か」「同じ系統で他住戸に症状がないか」「最近の定期洗浄記録があるか」を聞いておくと、調査範囲を重複させにくくなります。
専有部・共用部の区分や費用負担は、管理規約・配管構造・原因位置で変わります。カメラ映像だけを見て「自分の責任」「管理組合の責任」と決めないようにします。
相談するときは、カメラ調査を指定するより6つの情報を伝えます
「カメラ調査をしてください」と作業名を決めて相談するより、現在の症状と履歴を伝えた方が、カメラが先か、洗浄・異物回収・別調査が先かを判断しやすくなります。
1. 建物種別(戸建て・マンション・店舗等)
2. 症状が出る場所(キッチン・浴室・洗面・トイレ等)
3. いつから、どのくらいの頻度で起きているか
4. 高圧洗浄・ワイヤー・薬剤など、これまで行った作業
5. 異物を落とした可能性、工事・リフォーム履歴
6. 前回の作業報告書・写真・動画が残っているか
すでに「配管交換しかない」「掘るしかない」と言われている場合は、どの位置を、何を根拠に、どこまで交換する提案なのかが分かる見積書・映像・報告書があると整理しやすくなります。
対応地域|東京・千葉・神奈川・埼玉を中心に排水管の原因確認を行います
株式会社まごのてでは、排水管の詰まり・逆流・流れの遅さ・におい・高圧洗浄後の再発などについて、症状と配管条件を確認し、管内カメラ等の調査が必要かを含めて整理します。
江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・足立区・大田区・北区など23区全域、多摩地域で、戸建て・マンション・店舗の排水管詰まり、高圧洗浄後の再発、原因位置の確認をご相談いただけます。
千葉市・市川市・浦安市・船橋市・松戸市・柏市などで、キッチン・浴室・洗面・トイレの排水トラブル、屋外排水桝からの確認、管内の付着物や詰まり位置の確認に対応します。
横浜市・川崎市・相模原市などで、排水管の繰り返す詰まり、高圧洗浄後も残る症状、異物・配管変形等が疑われる場合の確認をご相談いただけます。
さいたま市・川口市・戸田市・草加市・越谷市・八潮市などで、戸建て・集合住宅の排水管詰まり、排水桝、高圧洗浄、原因確認のご相談に対応します。
茨城県を含む関東エリアは、所在地、建物種別、症状、必要機材、作業日程を確認して対応可否をご案内します。栃木県・群馬県・山梨県の一部地域もご相談ください。
排水管カメラ・内視鏡調査についてよくある質問
高圧洗浄が先か、カメラで原因位置を確認するか、異物回収や別の確認が先かを整理します。すでに作業報告書や管内写真がある場合は、LINEで共有いただけます。
受付時間 6:30~21:00|休業日あり|LINEは内容を確認後、順次ご案内します
株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史
孤独死・自殺・ゴミ屋敷・事故物件など、他社が断るような現場でも創業以来施工不能となった現場は一つもありません。
宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士の資格((東京)第277343号)を保有しており、清掃・消臭の技術判断と「どう再生すれば資産価値を回復できるか」の不動産判断を同時に行える点が他の特殊清掃業者との最大の違いです。
日本在宅医学会・高齢者虐待防止学会での登壇実績、各行政区のゴミ屋敷条例意見交換会への出席など学術・行政の両面から現場の専門家としての地位を確立しています。
東邦大学保健衛生学部・岸恵美子教授(セルフネグレクト・ ゴミ屋敷研究の第一人者)と、現場データの共同研究を継続。 複数の学術論文に共同執筆者として名前が掲載されており、 現場実務者として学術分野での評価も確立しています。
東洋経済:ゴミ屋敷に商機を見出した男の波乱万丈人生
理念と経営:逆境の時ほど爪を研げ
株式会社まごのて
東京都江戸川区北葛西3-5-6
インボイス適格事業者登録番号:T1011701018023
宅地建物取引業:東京都知事(1) 109168
産業廃棄物収集運搬業:01300191644(株式会社MG)
ゴミ屋敷の状態がどれだけひどくても、お断りした現場は15年間一度もありません。恥ずかしがらず、現状をそのままお話しください。










