ゴミ屋敷や汚部屋|汚れたトイレやお風呂を徹底的にキレイにします
特殊清掃とハウスクリーニングは似て非なるもの
ハウスクリーニング業者から二次依頼急増
ハウスクリーニング=部屋の掃除をすること。
特殊清掃も『清掃』と名がついてますがまったく違う次元で行うもの、それが特殊清掃です。
特殊清掃という言葉自体は東京都江戸川区のヒューマンケアという会社が商標登録しているものです。
商標登録されてる名前ですから本来は簡単に使えないのですがすでに一般に出回ってますし言葉としても通用するので使用しています(実はゴミ屋敷も登録商標です)
まれに人が亡くなり相当程度経過した部屋を掃除したいと考えたお客様が「ハウスクリーニング」をお願いしたいと連絡してくる場合があります。
同じくゴミ屋敷片付けなのに「ハウスクリーニングをお願いします」と連絡がある場合もありますが広い意味でどちらも間違いではありません。
今回の記事はいわゆる一般のハウスクリーニングと特殊清掃の違いについて書いてみます。
☆☆本記事はまごのての代表取締役佐々木久史が実体験に基づき執筆しました
特殊清掃とは何かハウスクリーニングとの違い
人の死があった部屋の掃除
特殊清掃とは人が亡くなった部屋を清掃することを指します。
それも極めて初期段階の一番ひどい状態の部屋を着手する場合のことを言い主な作業は遺体痕周りの清掃と消臭です。
一般のハウスクリーニングと違う点はまず『汚れ』が人体から出たもので腐敗していること、においや虫(主にウジやハエ)がある中で作業を行わなければいけないことです。
もちろん夏場でもビニール製の防護服に身を包みゴーグルと防毒マスクを着用する必要があるとても過酷な環境下での作業です。
ただ汚れを取るという点に於いては一般のハウスクリーニングとの共通点はあり使用する道具に大きな違いはありませんが薬剤は特殊清掃の場合は消毒や除菌系の物も多用します。
昨今は様々な業種からこの特殊清掃業に参入する動きがあるようですがいわゆる清掃の概念を持ち合わせていない業者も数多くあります(不用品回収程度に考えてる業者)一般の清掃とは似て非なるものではありますがやはり清掃、つまり汚れた部分をキレイにするという考えは持ち合わせていないとできないです。
☆特殊清掃についてもっと詳しく知る
名前は認識されてるが軽く考えられてる特殊清掃
ハウスクリーニング業者から二次依頼急増のワケ
どのような状況でこの現象が起きているのか定かではありませんがひとつは特殊清掃の必要があるいわゆる孤独死の件数が増加してることがあると思います。
ですがそのような場合の対処法をほとんどの方が知らないからではないかと考えます。
このような事案に直面するのはご遺族はもちろん不動産関係者(大家や管理会社)です、昨今いくら特殊清掃業者が増えたと言っても馴染みも薄くすぐに特殊清掃業者に相談とはならないのが実情です。
そこで日々取引のあるハウスクリーニング業者やリフォーム会社に相談して我々のような特殊清掃業者に相談が入るという流れだと考えます。
このように管理会社や大家から相談を受け手に負えないから更に我々に相談ならいいのですが自分でも出来るのではないかと安請け合いして結局できずヘルプコールのような形で相談が入る場合がありますがこの場合単価の問題で成立しない場合がほとんどです。
今年あった事例ですとお風呂での孤独死の清掃を請け負ったハウスクリーニング業者がどうしていいかわからずヘルプコールをしてきましたがこちらが提示した金額はそのハウスクリーニング業者が請け負った金額の3倍以上でした。(それでもその業者は通常よりかなり高く請けたと言ってました)
稀に大家や不動産会社がその事実を知っていながら通常のように発注している場合もあります、こんな場合はにおいなどで異変に気付き着手前に相談が入り我々の側で請け負ったという例もあります。
発注側の悪意の有り無しも重要ですがこのような局面に出くわしたらまずは弊社までご相談ください。
当然施工方法はお教えできませんが二次請けとして対処いたします。
☆特殊清掃費用をケチり自分でやって失敗
孤独死部屋の正しい清掃手順はこれだけ
原状回復に失敗したくなければ絶対守ること
特に原状回復の端緒である特殊清掃に対する認識が低く必要ないと考えてる大家さんまでいる始末です。
大切な物件の価値を下げることなく正しい手順で特殊清掃から原状回復までを網羅した専用サイトがありますので是非一読ください。
☆孤独死発生から原状回復までの正しい流れ