ゴミ屋敷片付けコラム

業者の選び方
2025.02.07

2025年も悪徳ボッタクリ不用品回収屋が頑張ってます

部屋を綺麗にしたいなら不用品回収業者ではない
新しい年が明けて1ヵ月が経過しますが悪徳業者の勢いが止まりません!何度も書いてますが本当は他社批判のようなことを書くのはあまり気が進みませんし、読む側もまごのては他を貶めることで自らが浮かび上がろうとしていると考える人もおり気分が良くないとも聞きます。

とはいうものの自然と悪徳被害が耳に入り、相談も一定数ある中で目をつむることはできませんし何より業界の先駆者としてのプライドが許さないのでことあるごとに情報発信をするようにしています。

1月は営業日数が少ないにも関わらず遺品整理と特殊清掃関連での被害が2件、有利誤認表記による被害未遂2件と2025年冒頭から悪徳業者が飛ばしていますのでどんな内容だったか公開しようと思います。
 
悪徳不用品回収の実態
有利誤認表記は一番やってはいけない行為
数日前に突撃系ユーチューバーのDAY1さんが【ぼったくり廃品回収業者】に突撃したら違法行為をしていたので暴きます。というタイトルで動画を出しました、去年は詐欺撲滅系のKenzoさんが悪徳不用品回収業者を暴いた動画を出しており詐欺撲滅系や暴露系ユーチューバーも題材として扱いだしたことから関心の高さが窺えます。

上記動画でもホームページでは数千円やトラック1台1万円台で集客してることが変だと切り込んでおり、有利誤認であると断罪しています。不用品回収業者の有利誤認表記についてはまごのてでも記事が出ていますので参考にしていただきたいのですが、有利誤認(簡単に言えばウソ)は商売人として絶対にやってはいけない恥ずべき行為だと私は思っています。また業者選びをするお客様も今の時代に激安でまともなものはないということをもっと認識しなければいけないと思います。
 

部屋を綺麗にしたいなら不用品回収業者を選んではイケナイ

新たな年の営業スタートから間もない頃に一本の相談電話を受けました。遺品整理をある業者に頼んだものの不安になりいろいろ調べた結果まごのての記事を読み依頼してはイケナイ類の業者であることがわかりとても不安というものでした。

事情がありとても急いでる中ネットで目についた業者に依頼したそうですが、すでに鍵も預け総額80万円中20万円を支払ってるというものでした?このお客様が不安に感じた点はいくつかありますが大きくは下記の3つでした?

・探し物や取り置く物を聞かれなかった。
・貴重品やお金が出た場合の取り回し方法。
・部屋を返せる状態にまでなるのか?

ご遺品整理ではよくあることですがとても急いでいて何を伝えるべきかを完全に失念してることが往々にしておりますので普通は業者側から探し物や貴重品類の扱いを提示するものです。しかも依頼した業者は社名そのものが不用品回収業者であることから更に不安になってしまったということでした。

お客様には「20万円捨てる気なら私たちが引き継ぎます、鍵も貰いに行きます」と伝え、これ以上の不安が払しょくできるならとご依頼をいただいたのです。
 
泥棒のような不用品回収業者
不用品回収業者の真の目的とは?
親類を装い業者から鍵を受け取り作業に取り掛かり中の部屋へ行くとそこには驚きの光景がありました。まずタンスや押し入れの引き出しがすべて開き何らかを物色した後があり、本や衣類は部屋の中央に投げ出されていて空き巣か警視庁の家宅捜索が入った直後のような状況でした。

元は何があったか知る由もありませんがその部屋の状況を見れば業者の目的は明白で、金目の物を漁りたいだけです。ご遺族に部屋の写真をLINEで送ったところあからさまに形が変わっていて大変驚かれました。

このお客様のご依頼目的は遺品を整理しながら家財を部屋から出し綺麗な状態で不動産会社に引渡したいというもので、途中の経過を見る限りその目的が達成できるのは程遠いと思わずにはいられません。お客様は大変自分自身を責めており「性善説」で業者を見たのは間違いだったと言ってたのが印象的でした。やはりこのようなお客様をひとりでも無くさないといけないと強く思ったものです。

このような悪徳業者はほんの一握りと考える方も多いと思いますが、今の現状はほんの一握りという甘いものではなくまともな業者がほんの一握りであると思って間違いありません。
 

100万円の見積もりを40万円に下げる不用品回収業者

東京都内のゴミ部屋をお片付けしてる最中にある不用品回収業者の見積書を発見しました。この業者はかなりの頻度で広告を回しており部屋のお片付けを業者依頼しようとした人は一度や二度は目にしたことがある業者だと思います。関連記事:業界最安値のオンパレード!ゴミ屋敷片付け業者の広告

集客ホームページではあたかも安い料金でお片付けができるようなことを書いてますが超ぼったくり業者でかなりの被害者を出している業者で、不用品回収とゴミ屋敷片付けで社名(サイト上の屋号)を使い分けてる業者です。屋号の使い分けはマーケティング上はある程度有効な手法らしいですが部屋のお片付けや清掃では不信感しか抱かせないやり方だと私は思っています。

このお客様も初めて業者を利用して部屋を片付けようと考えいくつかの業者に連絡を取り見積もりを取ったそうで、そんな中でこの業者は約100万円近い料金を提示したということです。それなりの金額は想定してたそうですが100万円は高いと感じ思案していたところ徐々に金額を下げてきて最終的には40万円になったということでした。

このお客様の聡明なところは100万円から60%も下げたということは本来40万円程度の料金が妥当であわよくば100万円近辺で成立させる狙いの詐欺的手法と考え断ったのです。実際私たちで作業をしたのですが事前に写真から出した金額は40万円前後で最終的な料金は約43万円(税別)でしたので100万円はあまりにもかけ離れすぎという内容でした。
 
根拠のない大幅値下げをする不用品回収業者
支払金額に見合う作業内容かがポイント
提示した金額や最終的に決定した金額だけで比べればまごのてもその不用品回収業者もあまり変わりませんので更に金額を下げたいと考えるお客様なら両社の見積書を他社に提示して下げさせるやり方も可能です。実際に他社見積もりをチラつかせて相見積もり合戦を仕掛ける質の悪いお客様もいますのでそれはそれでいいでしょう。

ただいつも言ってることですが大事なのは内容です。お片付けや清掃は形のあるものではない無形のサービスですので作業内容や質が重要になってくるのは明白です。このお客様の場合は100万円と言っておきながら40万円まで下がる無節操さはロクでもない業者と気づけましたがもしかしたらラッキーと考える人もいることは否めません。

部屋のお片付け、特にゴミ屋敷や汚部屋の場合は料金面も大事ですが内容や質が最も重要でたとえ100万円だとしても価値あるサービス提供がされれば高額という判断にはならないのです。まごのてにLINEやメールで見積もり提示した際にそのまま途切れるお客様も中にはおり、おそらくもっと安い業者はないかと探し回ってるのだと思いますが、納得いくサービス提供がされる業者を選ぶことができたかどうかは気になるところです。
 

闇バイトや詐欺に加担する不用品回収業者

昨年世間を騒がせた闇バイトによる押し込み強盗や高齢者を狙った詐欺でも不用品回収やリフォームを騙って下調べのようなことをしています。ニュースやネット上の情報では不用品回収ではなく不要な貴金属などを買い取る名目で各家を回っているという情報が出てますが私たちが得てる情報は少し違うもので、普通にネット上で不用品回収業者として集客しており、実際に不用品回収としての作業はするのですがその際に家の間取りや家族構成などの情報を得て、その情報を本物の強盗団や窃盗団に流したり、その不用品回収業者自体が別の顔があり後日泥棒に入ったりするというものです。

これらの情報は昨年ではなくかなり以前からあり私たちが得体の知れないような業者は家に入れるべきではないという根拠となっています。ネット上では誰でもどんな姿になることができ、一人親方の住まいであるアパートを拠点としてるような業者でも年間実績数千件や数万件の巨大企業になることができます。

今のネット界隈すべてに言えることですが、出てる情報は正しいか書いてる内容に嘘はないかの見極めが重要な時代です。特に自宅に来てもらうような訪問サービスは単純に物を買うのより数段上の警戒心をもって挑まないと本当に大変なことになってしまいます。

ゴミ屋敷の片付けや不用品回収の場合は単なるゴミを捨てる業者などと考えずに慎重に慎重を重ねてもいいと思いますし、そんなお客様ばかりになれば悪徳業者は自然と消えていくはずなので業者を選ぶ際には更にひと手間かけて行いましょう。
闇バイトに加担する不用品回収業者

東京近辺のゴミ屋敷や汚部屋片付けならまごのて

令和7年スタートからわずか1ヵ月程度で様々な悪徳被害情報が寄せられる中で感じるのは、仕掛ける側(悪徳業者)の手法はあまり以前と変わっていないにもかかわらず騙される人が増加していることです。

高額請求被害も泥棒の下見のような不用品回収業者も遺品の盗難も何年も前からありましたし、回収したゴミを不法投棄する業者も私たちが事業を始めた15年前にもあり、当時より情報量としては多いのにどうして被害が後を絶たないのか不思議に感じる方も多いでしょう。

単純に業者数が増えてしかも同じような内容のサイト構成だからという単純なものではなく、ユーザー側の危機管理意識や情報分析力が年々劣ってるのが原因ではないかと思うのです。事実まごのてのお客様の大半は私たちのサイトをしっかり読み込み絶対に大丈夫と核心を得てコンタクトしている一方何らかの被害にあったり未遂だけど危うく被害に遭う寸前だった人は検索で一番上にあったからとか安そうだったからという理由です。

ネット上には様々な情報が溢れてますし、清掃でもリフォームでもトイレ排水管詰まりでも見栄えがよくて耳障りのいい言葉を書いてる業者が目立ちますが今一度本来の目的を考えてほしいと思います。ゴミ屋敷で困っていて業者を探してる人は部屋が本当に綺麗に出来る業者なのかどうかを考えれば自ずと的確な業者を選べるはずだと感じます。

そこまで手間を掛けてる時間はない、悪徳被害にも遭いたくないし部屋も綺麗にしたいとお考えならまごのて一択ではないでしょうか?東京近辺のゴミ屋敷片付け業者で部屋が綺麗になり料金面でも安心な業者ならまごのて一択です。

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記事執筆:

株式会社まごのて 代表取締役
佐々木久史

主に特殊清掃技術の開発や指導に注力しています。まごのては宅地建物取引業の免許を受けており私は専任の宅建士です、また賃管士資格を保有しており不動産取引関係には精通しています。 

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